作家が語る「小説家に向いてる人」の特徴
小説家に向いている人ってどんな人なんでしょう?作家の方のインタビューなどから抜き出してみました。
更新日: 2013年03月18日RSS
小説家に向いている人ってどんな人なんでしょう?作家の方のインタビューなどから抜き出してみました。
更新日: 2013年03月18日RSS
こんな人は小説家に向いている
【保坂和志】
「上下関係を苦痛に感じてしまう人」
どこかで精神的なタメ口をきけるような人じゃないと、小説に対しても「こんにちは」といった感じの勢いのない作品が増えてしまうそうです。
【丸山健二】
「自分ならもっと凄い小説を書いてみせるとはりきって筆を取るような、そんなタイプ」
【丸山健二】
「形にこだわるのが嫌いで、決められたレールの上を行くことに嫌悪感を抱き、力の強いものに従うことを嫌う人」
【森村誠一】
「会社で成功しない人が小説家として成功する」
社会的に不適合な人間に向けての小説も書けるという理由もあるそうです。
[作品]60歳で小説家になる
推理小説、時代小説、ノンフィクションなどを手がける作家。『高層の死角』により第15回江戸川乱歩賞を受賞している。
[作品]まだ見ぬ書き手へ
小説「夏の流れ」で、1967年に第56回芥川龍之介賞を受賞。追い詰められた人間や、苦難の只中に置かれた人間をめぐる物語が特徴。
[作品]書きあぐねている人のための小説入門
1995年「この人の閾」で芥川賞受賞。ほとんどの作品に猫が出てくることでも有名。
逆に、こんな人は向いてない
【村上龍】
「つらいとか、苦しいとか、これがすごいとかでやっているうちは、まだ僕はアマチュアじゃないかと思うんです。淡々とやるんですよ」
【丸山健二】
「酒にすがってしか生きてゆけないほど繊細な神経の持ち主はそれなりの作品は書けるが、それを超える作品は絶対に無理」
薬物やアルコールは確実に脳細胞を死滅させるので、酒飲みは小説家にむいてないとのこと。
【石田衣良】
「同業者の作家を崇拝するような人はプロには向いていない」
【石田衣良】
「ファンライターみたいな感じで誰かの真似で書いちゃう人はいるけど、そういう人はうまくないし消えちゃう」
[作品]限りなく透明に近いブルー
『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、及び芥川龍之介賞を受賞。テレビの露出も多いので、見たことがある人は多いはず。
[作品]池袋ウエストゲートパーク
デビュー作「池袋ウエストゲートパーク」で、第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。ドラマも爆発的にヒットしました。
小説家からの手厳しいアドバイス
【石田衣良】
「若くして作家デビューする人は、サラリーマンの話とかを書けないんです。村上春樹さんとか村上龍さんを読んでも、そのへんは甘いなあ」
【村上龍】
「作家って、こういうときにすごく楽しくて、充実感があるんですよ…そんなことを真に受けて作家になっても駄目」
【村上龍】
「小説家は日本に100万人いなきゃいけない職業じゃないから、"書けばいい"という答えでいいわけですよ」
【保坂和志】
「小説を書く前の、何もやっていない自分を信じてはいけない」
【保坂和志】
「よく、作家になるためには、読んでくれる友だちが最低三人必要というが、その友だちは書いたことがない人だから、書いてる自分しか信用できないと思う」
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