AKB48が6月8日に横浜・日産スタジアムで「第5回選抜総選挙」を実施し、初の立候補制を導入することが26日、分かった。立候補できるのは、AKB48グループの現メンバーのほか、過去に4年以上グループに在籍していたメンバーの約300人弱。8月に発売される32枚目シングルを歌う選抜メンバー16人及び、カップリングメンバーなど1~64位を投票によって決定する。AKB48史上最大規模となる野外イベントは雨天決行。7万人が新センター誕生の目撃者となる。
今年のAKB48の選抜総選挙の全貌が明らかになった。全メンバーが参加した過去4回の総選挙と最も異なるところは、「立候補制」の導入だ。より本物の総選挙に近い形になったといえる。
立候補の権利があるのは、AKB48の82人(兼任含む)、SKE48の82人(兼任2人含む)、NMB48の69人(兼任2人含む)、HKT48の39人(移籍1人含む)のメンバー計268人と、JKT48の高城亜樹(21)ら海外移籍組の4人。
さらには、AKB48グループに4年以上在籍していたメンバーも対象となる。この条件なら、昨年8月に卒業した前田敦子(21)ら“卒業メンバー”や、元SDN48メンバーの大堀恵(29)らも参加可能だ。
「立候補制」導入に関して、AKB48を運営するAKSでは「昨年までは自動的に全員参加となっていましたが、今回は各メンバーの思いを尊重し、『選抜・カップリングメンバーに入りたい』『選抜総選挙に出たい』という意思表明をしたメンバーが参加する」選挙となると説明した。
場所は過去最大規模の7万人を収容する日産スタジアム。女性アーティストによる初の単独ライブで、タイトルは「AKB48スーパーフェスティバル~日産スタジアム、小(ち)っちぇっ! 小(ち)っちゃくないし!!~」。第1部ではAKB48グループ総出演ライブ、第2部で総選挙の開票イベントを実施する。
過去に様々なドラマが生まれた選抜総選挙。大島優子(24)が連覇するのか、渡辺麻友(19)が新センターに立つのか。憶測が飛び交う中、まずはどのメンバーが立候補するのかに注目が集まりそうだ。
◆第5回選抜総選挙の概要
▼立候補受付期間 31日~4月7日。
▼立候補届け出 AKB48劇場など各劇場にある選挙実行委員会に提出。
▼当選メンバー 選抜メンバー16人(1~16位)、アンダーガールズ16人(17~32位)、ネクストガールズ16人(33~48位)、フューチャーガールズ16人(49~64位)。
▼投票権 5月22日発売の31枚目シングル(タイトル未定)の購入者やモバイル会員など。
▼投票期間 5月21日~6月7日。
▼データ集計・開票方法 第三者機関に集計を依頼し、弁護士の監視下で厳正に開票。
[2013/3/27-06:04 スポーツ報知]