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高濃度の放射線量結果が出た「葛飾青空の会」のデータ・団体の概要

葛飾区の市民団体「葛飾青空の会」が独自に放射線量を調査した結果、56地点で高濃度の放射線が検出されたことが分かりました。このうち8ヵ所では3マイクロシーベルト以上の数値が検出されています。放射能汚染マップや調査データ・団体の概要など分かっている事をまとめます。

更新日: 2011年10月14日RSS

ゴゴハチさん

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●葛飾区・放射線量のデータ

調査区間/東京都葛飾区の231ヵ所

葛飾区東部を中心に検査を行なっている。

内容/工場・アパートなど規模の大きい建物の排水口付近

特に規模の大きい建物の排水口付近で高い傾向が出ている。

最大濃度/5.47マイクロシーベルト

葛飾区東部の農業施設で測定。

高濃度エリア
【8地点】3マイクロシーベルト
【56地点】1マイクロシーベルト

●1マイクロシーベルトの数値が確認されている場所

・柴又3丁目(団地内公園)
・柴又6丁目(公園出入口)
・金町4丁目(駐車場)
・西亀有2丁目(団地周辺)
・東金町8丁目(ポンプ場出入)
・水元公園3(建物軒下)

※詳しくはPDFファイルにて
http://www.cpi-media.co.jp/jcp-katusika/giin/nakamura/144_2.pdf

●葛飾青空の会とは

放射線量測定を行なっている「葛飾青空の会」の様子。

※写真右・代表中村しんご氏

目的/環境問題へのとりくみ・東京の公害裁判支援

裁判支援中心の団体連絡会、裁判支援と街づくり、地域の環境問題へのとりくみを視野に入れた団体。

●葛飾区の住民やネット上の声

江東区、葛飾で子供達を放射能から守るために活動していた3組の知り合いがリアルに西に引越したんですよ。実際に放射線量も高い地域なので、行政にも訴えていたわけですが、自分が動いたほうが早いという決断の末。仕事も変えて。

葛飾区青砥なう。環七寄りの住宅街。今日は風が吹くと、歩きながらでも、TERRAの警報アラームが鳴りっぱなし。(0.32、0.38、0.43、0.51μSv/h)など。先週よりも高い。放射性物質が舞い上がってるようなので、子供や若い人はマスクをした方が良い。

@fumiaki_14 葛飾の56地点で最大5.47μSv/h。これを次は何で片付けるんでしょうかね。

葛飾区で最大5.47マイクロシーベルト。子供が浴びても大丈夫とされる数値の約10倍。大人が浴びても大丈夫とされる数値の約2.5倍。WHOの世界基準の50倍の数値。 tokyo-np.co.jp/article/tokyo/…

●東京都内の放射能データ

10月6日
文部科学省が発表した放射線量等分布マップ。
東京都と神奈川県内の地表面から高さ1mの空間線量率の分布状況を示している。

地表面へのセシウム134、137の沈着量。

あきる野市・奥多摩町・葛飾区など/0.1~0.2マイクロシーベルト

奥多摩の山間部/0.2~0.5マイクロシーベルト

奥多摩町の北西部。

●放射能のレベルを再確認しよう!

●一般住民の年間被ばく線量の限度:1ミリシーベルト

※1マイクロシーベルトは1ミリシーベルトの1000分の1です。

100ミリシーベルト以上/健康に明らかな影響が出る恐れが出る

●関連リンク

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ゴゴハチさん

得意分野は政治とIT関係。大好物はコーラです!

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