» 2011 » 2月のブログ記事
6418の特性曲線からアンプのLoad Lineを決定します
電源電圧15Vの点から直線性の良さそうな負荷ラインを引いていきます。
この負荷ラインから動作ポイントを決定していきます。
電源電圧15V
グリッドバイアスー0.7V
のロードラインを引きその動作点のプレート電流が決まります。
60μA
次にプレート抵抗を決定します。
15/60μA=247KΩ
以上から固定バイアスの回路図を起こします.
音質の良い3極管接続を使いますので第二グリッドは抵抗を通してプレートと接続します。
どこでも使いたいので入手が容易な5Vの電源入力で動作させるべくその電源回路の設計をします。
出力インピーダンスが高いのでこのままではヘッドフォンを鳴らせないのでYAHAアンプと同様にボルテージフォロワのインピーダンス変換を入れます。
入力インタフェースはアナログ入力とUSB入力の2通りとしますがUSBDACで回路を作るのは省略して下記部品をばらしてヘッドフォンアンプに組み込みます。
購入は秋葉原の若松やネットでも1000円くらいで購入できます(検索)
5極管のサブミニチュア菅を3極管接続して5V電源での動作が可能なヘッドフォンアンプを作成しました。
回路図はこちらです。
ケースは秋月で販売しているものを使いました。
本来はオペアンプを使用した専用基板向けのケースですが無理矢理に真空管アンプを内蔵しました。
一見、秋月のキットを使ってるように見えますがれっきとした真空管アンプです。
スタンドは秋月で購入した9V電池006P用の電池フォルダーから作りました
ほかにも作成しました。こちらの音工房のページをどうぞ!!
一番左は E182CCを使ったYAHAアンプ 12V320mAで動作します。一番右は5678を使用し12V100mAで動作、真中は5V40mAで動作致します。
一番左のものは真空管を5687に換えると電流は450mA食いますがフィラメントがオレンジ色に明るく輝き真空管独特の趣を醸し出します。(ちょっと熱くなって手では触れなくなりますが!!!)
サブミニチュア管を3結接続したヘッドフォンアンプを作成し、電車の中で真空管サウンドを楽しんでいます。
ヘッドフォンアンプの上に乗っているのは12Vポータブル電源です。
回路図はこちらです。
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