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防衛相 与那国島への部隊配備に理解を3月26日 15時4分
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小野寺防衛大臣は、閣議後の記者会見で、日本の最も西にある沖縄県の与那国島への陸上自衛隊の「沿岸監視部隊」の配備を巡って、地元との調整が難航しているものの、配備の必要性について理解を得られるよう努力する考えを示しました。
防衛省は、中国の海洋進出の活発化などを念頭に、南西諸島の防衛態勢を強化するため、平成27年度末までに、日本の最も西にある沖縄県の与那国島に、陸上自衛隊の「沿岸監視部隊」を新設して配置する方針です。
しかし、防衛省によりますと、地元の与那国町から、部隊の受け入れの見返りとして10億円の支払いを求められているということで、調整が難航しています。
これについて、小野寺防衛大臣は記者会見で、「もともと与那国島への自衛隊の配備は、与那国町の町長や町議会から要請があって検討を始めたものだ」と述べたうえで、「地元の理解を得る努力が必要だが、理解が得られないのであれば、計画全体についても検討していくことになってしまう」と述べ、配備の必要性について理解を得られるよう努力する考えを示しました。
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