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【大リーグ】中島、傘下3Aサクラメントで開幕 極度の打撃不振で球団が“断”2013年3月27日 紙面から
アスレチックスの中島裕之遊撃手(30)が開幕をアストロズ傘下の3Aサクラメントで迎えることが濃厚となった。25日、複数の球団関係者が明かした。オープン戦では守備でチーム最多の4失策を喫し、打撃も打率1割5分と不振だった。正遊撃手として迎えられたが、マイナーで調整しながら開幕後のメジャー昇格を目指す。 ついに断を下された。オープン戦で8試合&25打席連続無安打と苦しんでいる中島の開幕メジャーが消えた。本人は「何も聞いてない。言う立場にない」と首を振ったが、球団はマイナーで米国での生活やプレースタイルに慣れさせながら調整させる方針を固めた。 今オフにレッドソックスへ移籍した正遊撃手ドルーの穴埋めを期待された中島。当初は「活躍できる」と地元メディアも歓迎ムード一色だった。だが、オープン戦が始まると遊撃手争いのライバル、J・ローリー(前アストロズ)が3本塁打でチーム最多の13打点を稼ぐ一方で、中島は打撃フォームを変えるなど試行錯誤。結果を出せず、この日は初めてベンチ入りしながら出場なしに終わった。 オープン戦では二塁を守る試合もあったが、球団はマイナーで遊撃手に専念させる方針。「本人は打撃結果に少し失望しているだろう。でも、能力はある」とボブ・メルビン監督(51)。他の球団関係者も「マイナーで気楽にやって慣れれば、もっと良くなる」と期待する。 うつむく必要も、焦る必要もない。全ては時間が解決し、「あのマイナー降格があったから今がある」と笑える日がくるかもしれない。マイナーで力をたくわえ、いつかチームに不可欠な存在となる。 (フェニックス、ジョン・シェイ) PR情報
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