2013年 3月 26日 |
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岡山2区は無効の判決
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去年行われた衆院選の一票の格差を巡る裁判で広島高裁岡山支部は岡山2区の選挙を無効とする判決を言い渡しました。この裁判は去年12月に行われた衆院選で選挙区ごとの1票の価値に最大で2.43倍の格差があったのは憲法に違反するとして、弁護士グループが全国で選挙の無効を求めているものです。岡山2区を対象にした裁判の判決で広島高裁岡山支部の片野悟好裁判長は格差を是正しなかったことについて「国会の怠慢であり司法の判断に対するはなはだしい軽視という他ない」として違憲と判断し、岡山2区の選挙を無効としました。去年の衆院選の一票の格差を巡る裁判で選挙無効の判決が出されたのは広島高裁に続いて2例目です。
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太陽光パネル掃除ロボ
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水を使わず自動運転でソーラーパネルを清掃するロボットを高松市に事業所を持つベンチャー企業が開発しました。このロボットは高松市に事業所を持つベンチャー企業「未来機械」が香川大学工学部の協力を得て開発したものです。ロボットには特殊なブラシが取り付けられ、センサーの動きでパネルを認識し自動で走行します。蓄電池で最長2時間連続使用でき約320平方メートルのパネルを清掃できます。重さは約11キロで、大人が1人でも持ち運びが可能です。ソーラーパネルは砂やほこりによる汚れで発電出力が低下するため定期的な清掃が必要です。未来機械では乾燥地域である中東やアフリカなどでの需要を見込んで2009年からロボットの開発に着手し去年秋、中東での実証実験に成功しました。人の手による清掃に比べてコストも最大で半分に抑えることができるということでさ来年度以降の実用化に向け量産体制の確立を目指したいとしています。
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警部補が書類を放置
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岡山県警の男性警部補が交通事故などの捜査書類を約15年にわたって放置していたことが分かりました。県警は公用文書毀棄の疑いで捜査していて近く処分する方針です。捜査書類を放置していたのは県北の警察署に勤務する40代の男性警部補です。岡山県警によりますと警部補は、1998年頃勤務していた旧勝英署交通課で未処理の捜査書類を段ボール箱に入れて持ち出し、約15年にわたり車に隠していたということです。書類は、飲酒運転の切符や交通事故の調書など約10件でそのうち数件は、すでに時効になっているということです。先月、警部補が去年まで勤務していた玉島署の交通課で捜査書類が未処理のまま紛失していたことがわかり、調べたところ警部補の車から書類が入った段ボール箱が見つかりました。警部補は「書類を処理するのが面倒だった」などと話しているということです。県警では、玉島署でも同じように書類を放置していたと見て調べを進めるとともに警部補を近く処分する方針です。
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岡山市で死亡事故
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26日午後、岡山市北区の国道で路側帯を歩いていた警備員の男性が軽乗用車にはねられ死亡しました。警察は車を運転していた65歳の女を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕しました。午後1時20分ごろ岡山市北区菅野の国道53号線で路側帯を歩いていた赤磐市桜が丘西の警備員滝波昇さん(65)が、後ろから走ってきた軽乗用車にはねられ死亡しました。警察は車を運転していた近くの会社員金島ゆき子容疑者(65)が安全確認を怠ったとして自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替え調べています。現場は見通しの良い緩やかなカーブで、警察の調べに対し金島容疑者は「前をよく見ていなかった」と容疑を認めています。
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鏡野町長に現職3選
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任期満了に伴う岡山県鏡野町の町長選挙が告示され、現職の山崎親男さん(59)が無投票で3回目の当選を果たしました。立候補の受け付けは26日午後5時で締め切られ、山崎さん以外に立候補の届け出がなかったため無投票で3回目の当選が決まりました。山崎さんは、子育てや医療福祉の充実などを通じて町民1人1人が豊かさを実感できる町づくりを進めていきたいと3期目の抱負を話しています。
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