2012年4月7日土曜日
この世で 最も恐ろしい 「 放射能 」 の実態
ウラン とは、もともと 地中にあったもので、
自然界で、昔から、核分裂をしており、
そのときに、「 中性子 」 を 放出する性質があります。
その、放出された中性子が、「 次の ウラン の 核分裂 」 の呼び水 となって、
次々と 核分裂 が起きます。
これが、『 核分裂の「連鎖」 』 です。
ウラン は、核分裂する時に、莫大な 「 熱エネルギー 」 を放出 します。
その熱エネルギーを 「 電気エネルギー 」 に変えて、
発電していたのです。
ウランの燃料棒 は、
核分裂を起こす 「 ウラン235 」 の濃度 を、
「 自然界での 0.7% 」 から 【 2~3% に引き上げて 】 造られています。
これが、最も恐ろしい 【 濃縮 ウラン 】 です。
【 ウラン 】 は、 濃縮 した時点 で、
自然界には、返せません。
そして、
それは、自然界の 「 遺伝子破壊 」 や 「 細胞破壊 」 を、
この地球上で くり返します。
動植物も、人間もです 。
発電させない時には、「 ハフニウム 」 できた 「 制御棒 」 を入れて、
中性子 が 他の燃料棒に当たらないように しています。
核分裂を 抑えるため です。
「 ハフニウム 」 には、中性子を吸収する性質 があります。
ですから、
発電する時には、制御棒を 抜き取ります。
「 制御棒 」 を 抜き取ると、
中性子が ウランに ぶつかって、「 莫大な発電 」 をします。
しかし、
中性子が ウランに ぶつかる速度 が 速すぎて、
逆に、【 核分裂 】 が起こりにくいために、
通常は、冷却に使用される水が、
「 減速材 」 としての効果 を持っています。
しかし、水が無くなってしまうと、温度がどんどん上昇して、
【 核分裂 が 暴走 】 します。
更に、中性子も 減速されずに、周囲にまき散らされます。
中性子は、どのような物でも 貫通するので、
非常に 【 危険 】 です。
【 ウラン 235 】 の 半減期は、7億年です。
【 ウラン 238 】 の 半減期は、45億年です。
「 プルトニウム 」 は、人間が 造った物質 です。
もちろん、自然界にまき散らされた 場合は、
もう、人間の手に負えるものでは、ありません。
ちなみに、
「 プルトニウム 239 」 の半減期は、24,000 年です。
これでも、【 原発 】 を 再稼働 したいのですか ?