現在、産休中の日本テレビの石田エレーヌアナウンサー（３０）が、予期せぬ事態に大慌てになっているという。２月１日に３１００グラムの男児を出産したが、出産前、知人らにこんな愚痴をこぼしていたという。

「ギャラが安すぎる。給料は手取りで８００万円にいかない。出産で貯金が全てなくなった。一日も早く日テレを辞めてフリーになりたい。どこかいい事務所はないかな…」

　以前から、退社してフリーになることを希望していたが、産休を機に、水面下で複数のキャスター系プロダクションや制作会社に売り込みをかけていたという。

　ところが、なぜか最近の石田アナは日テレアナウンス部や制作局関係者に復帰に向けた猛アピールを展開中だという。一体、どんな風の吹きまわしなのか。

「実は予想に反し、スカウトが一件も来なかったようなんです。正直、石田にしてみれば『日テレの看板アナ』という自負があっただけに、かなりショックだったようだ。来るものは拒まないといわれる吉本興業でさえ、日テレとの付き合いを理由にヤンワリと断ってしまったそうです」（日テレ関係者）

　予想外の展開で自分の本当の評価を知ることになった石田アナは、性根を入れ替えて日テレ復帰を覚悟し、社内ＰＲを始めたというわけだ。ところが、悲劇はまだ続く。

「本人がどんなに望んでも『スッキリ！！』に戻すわけにはいかない。後任の杉野真実アナもいろいろと難はあるが、頑張っている。フリーとなった夏目三久を『真相報道バンキシャ！』に起用したことで現在、石田の入れる番組はない。下手をしたら、アナウンス部から出されるかもしれない」（関係者）

　産休からの復帰は早くて４月ごろになるというが、すんなりアナウンサーとして復帰できるのか、注目だ。