中国:今度はアヒルの死骸-四川省の川で1000羽余り見つかる
3月26日(ブルームバーグ):中国の四川省の河川でアヒルの死骸が1000羽余り見つかった。
国営新華社通信が地元政府の報道担当者、リャン・ウェイドン氏の話を引用して伝えたところによると、25日までに同省の彭山県を流れる南河に投棄されたアヒルの死骸は回収され、安全に処分された。地元当局はアヒルの死因や川に死骸を投棄した人物の割り出しの調査を進めているという。
中国では今月、上海市の黄浦江で豚の死骸が約1万1040匹発見され、隣接する浙江省でも数千の豚の死骸が見つかっており、河川への動物の死骸投棄をめぐって当局の環境対策や家畜業界の管理への批判が高まっている。
新華社によれば、南河に投棄されたアヒルの死骸は約50のビニール袋に詰められていた。南河は飲料水の水源ではないと伝えている。
彭山県の当局者に26日に電話取材を試みたが、応答はなかった。
原題:China Finds Dead Ducks in Sichuan in Latest EnvironmentScare(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:シンガポール Shiyin Chen schen37@bloomberg.net
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更新日時: 2013/03/26 15:47 JSTニュース一覧
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