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「地獄の孤島」 赤星直也:作 第21話 彩香の思惑 剛太と沙織は日曜日に東京に戻ったが、彩香は「どうしたら、姉弟のセックスをやめさせら れるかしら…」と悩んでいるが、島のほうは移設も大詰めになり忙しくなっていた。 それに、見慣れない女性がやたらと目立ち「そうだわ、この中にいい子がいれば剛太も…」セッ クス相手にさせ、沙織から遠ざけようと思いついた。 思いつくとすぐに、女性を見ていくが、なかなか目に叶う子はいない。 そんな彩香に「美里さん、どうかしたの?」昌子が不審に思ったのか、声を掛けてきた。 「実は、剛太さんの相手を捜しているの。私はこの通り、若くはないですし…」 「そんな事ないわ、まだ大丈夫よ。閉経だってしてないから、産めるわよ」 それには(そんな事できないわ、息子の子を産むなんてできない…)彩香は黙り込んでしまった。 「そんな怖い顔しないで。私も捜してあげるから」昌子も加わり、見回ると「あの人確か…」姪 の真弓に似た子がいた。 「あの子はどうかしら?」 「いいわね、当たって見ようよ」2人はその女性に声を掛けた。 「失礼ですが、どちら様でしょうか?」 彩香が言うと「島津真弓と言います、友愛学園の園長をしています」と応える。 「ああ、園長さんですか。失礼しました。私はこの島の女医をしている野田昌子です。こちらが 藤山剛太さんの世話係をしている鈴木美里です」 「鈴木美里です、よろしくお願いします」彩香が話すと真弓はジッと顔を見つめた。
それには(もしかして、整形が見破られたのでは?)緊張で汗が流れていく。 「似ている、行方不明になった叔母さんに似ている…」 「叔母さんとおっしゃいますと?」 「彩香さんよ、藤山彩香。財閥のトップだった人よ」 「そう言われても、私には縁が薄くて…」彩香は冷や汗を掻きながら、何とかしのいだ。 「それより、真弓さんはどうしてこちらに?」 「見学です、ここを夏だけ林間学校にできないかと思いまして」 「それは良い考えだわ。剛太もさんも来るし」 「剛太さんも来るんですか?」 「はい、ここをプライベートの島にするそうです」 「そう、プライベートにするんだ…」真弓の顔が曇った。 (間違いない、真弓さんも剛太とセックスしていたわ。だから、イヤな顔をしているんだ)彩香 は見逃さなかったが「仕事が残っていますから」真弓は逃げるように去っていく。 「残念だわ、あの子ならスタイルと言い、顔といい、文句の付けようがないのにね」 「園長さんじゃ無理よね、ここにいられる訳じゃないし」2人は諦めて歩き出すと「先生じゃな いですか」男の声がした。 声を掛けたのは南の島で看守をしていた男だ。
「久しぶりね、あなたもここに?」 「勿論さ、女の躾では俺が一番だし」 「そうだ、可愛い子はいないかしら。オ○ンコしたくなるような可愛い子よ」 「オ○ンコだなんて、相変わらずだね。女性が言う言葉じゃないよ」 「そんなの関係ないわ、オ○ンコはオ○ンコよ。それより、どう何よ?」 「顔がいいから、やりたいという訳じゃないぞ。その時の雰囲気が大事なんだ。それに、好みも あるしな」 「好みか…」 「そうだ。女医とか、看護とか見ると、ムラムラするのもいるぞ。それに、縛られ苦しそうな女 を見るとやりたくなるのもいるしな」 「あなたはどうなの?」 「女医さんとやりたいな。それに、縛った女を無理やるやるのもいいな」 「男は変態だわ。嫌々やられる身にもなって。気持ちいいどころか、痛いだけなのよ」 「だからいいんだ。泣く女を抱くと凄く興奮するし」 「あなたには今の仕事が最適ね。躾と言って、無理矢理オ○ンコしてるし」 呆れ顔の昌子だが(そうよ、剛太はサドの毛があったわ。イヤだけど、ロープで縛られてやるの もいいかも…)彩香は閃いた。 閃くと「今日はやらないの。どんな風にやるかの見たいわ」頼んだ。 「勿論やるさ、これからだ。見たいならついて来な」
2人は男の後を追って歩いて行くと、コンクリート剥き出しの建物に入っていく。 更に、地下に降りると鉄格子で区切られた檻があり、両手を縛られた全裸の女性がいる。 しかも、首輪もされ、鎖で繋がれている。 「前と同じね、懐かしいわ」 「先生もやるかい。ただし、俺たちの見ている前でだけど」 「人前はイヤよ。2人きりならいいけど」話をしながら歩いて行くと「ギャ〜!」悲鳴が聞こえ る。 「やっているわ、行きましょう」声のほうに向かうと、両手を縛られ吊り下げられた全裸の女性 がおり、乳首にはリングが取り付けられている。 「やめて、もう逃げたりしません!」 「信用できないな、ここに来ると、皆そう言うし」 言い終わると乳首のリングが引かれ「ギャ〜!」と悲鳴を上げ、体を震わせている。 乳首が引かれ、円錐状になり、リングの部分は血が滲んでいた。 「やめて、もうやめて…」泣きじゃくっている。 「そうは行くか。これが終わってないし」取り巻きがズボンを下げていく。 「許して、セックスは許して…」首を振っても、背中から肉竿を押し込まれ「う、う、う!」泣 き声が大きくなっていく。 「言うんだよ。教わった通りに」また、リングが引かれ「ギャ〜!」と悲鳴が上がり「お、お買 いあげ頂き、ありがとうございます…」涙を流しなら礼を言った。 「そんなに言われたら、こっちも頑張らないと」肉竿のピストンを速め、膣の中で噴射すると「 私とのオ○ンコはいかがでしたでしょうか?」途切れ途切れに言う。 「やり直しだ。もっと楽しい思いを感じさせろ」肉竿を抜くと、別な男が挑んでいく。 「お買いあげ頂き…」泣き声で礼をいいながら淫裂を突かれている。
「どうだい、参考になったかな」 「少しはね。もっといいのはないの?」 「あるよ、こっちだ」付いていくと、幼い顔の女達が足を広げ、淫裂を撫でている。 「オナニーだわ、オナニーしている…」 「そうだ、男はこんなのも喜ぶんだ。それにレズだとかも」 それを聞いて、昌子は顔を赤らめ「レズの相手になる子はいるの?」と聞いた。 「いるよ、特別料金でやるのが。でも、高いぞ。血統書付きの家柄だからな」 「もしかして、学園の園長では?」 「しっ、声が高いよ。これは極秘なんだから」 「でも、どうしてそんな事をするのかしら」 「金だよ、親父が金を使い込んだから、立て替えて貰ったお礼にやっているんだ」 彩香は信じられないと言った顔になっているが「面白い、試してみたいわ」昌子はその気になっ ている。 「美里さん、見るのはこれくらいにして…」 「そうね、充分参考になったし。どうもありがとう」2人は礼を言って外に出た。 「さてと、あの人を捜さないと」昌子は真弓を捜しに行き、彩香だけが残された。 「マゾもいいかも。それだったら衣装も揃えないと」部屋に戻り、クローゼットを調べていく。
その頃、東京では「風呂は一緒だぞ」剛太は沙織に命令した。 「ご主人様、そろそろお嫁さんを貰われてはいかがでしょうか、いつまでも姉弟でセックスなん て良くない思いますが…」 「だったら、姉さんがお嫁になればいいよ、何とか籍はごまかせるし」沙織の肩を抱いて浴室へ と向かった。 浴室では、剛太の見ている前で服を脱がなければならない。 「恥ずかしいです。見られながら脱ぐのは…」剛太の目を気にしながらパンティを引き下げた。 「気にしなくていいよ。それより、大部伸びたね」沙織の股間には5ミリ程度の絨毛が生い茂っ ている。 「お願いです、このままにさせて下さい。ヘアを伸ばしたいのです」 「それなら、縛ったままでオ○ンコさせてよ」 「それはお許し下さい。レイプされているみたいで、イヤですから…」 「だったら、剃るよ。いいんだね?」 「はい、ご主人様がお望みでしたら」縛られてのセックスはするのはイヤだからヘアを剃らせた。 絨毛を剃らせると、湯船に浸かり、寝室へと向かう。 「今日は抱っこでやるよ」沙織の太股を持ち上げ、淫裂に肉竿を押し込んだ。 「きついです、ご主人様…」肉竿が子宮の奥まで突き刺している。 「我慢するんだ。すぐに終わるから」太股を揺すって腰を動かし続けた。 (いつまでやればいいのかしら。もし、知られたりしたら大変だし。それに、妊娠でもしたらも っと大変だし…)何もできない沙織は嫌々ながらも、膣奥に弟の射精を受けた。
そして、1週間ほど過ぎ「久しぶりだし、行ってみるか」剛太は沙織を伴い、島に向かった。 島は南からの移転が終わり、静けさが戻っている。 2人が桟橋から建物に向かって歩いて行くと人影が向かってくる。 「あれは美里では?」よく見ると、ストッキングにガーターベルト、それに肘までの手袋と黒ず くめだが、乳房と淫裂が丸出しになっている。 「ヌードだわ、しかも性器までだしてる…」沙織は声を出せないが剛太は笑顔で見ている。 「ご主人様、お待ちしておりました。ご案内いたいします」彩香の後ろを歩く剛太だが、歩くた びに覗いている淫裂が気になるのか手を伸ばした。 (思った通りだわ。これなら沙織より、私のほうに射精するかも…)淫裂を触られても気にする 事なく建物に入った。 建物に入ると「そんな〜!」沙織は声を上げてしまった。 迎えにでていた昌子も彩香と同じく、黒ずくめで乳房と淫裂を剥き出しにしている。 「驚いたでしょう。こんな衣装も悪くはないわよ。白いのばかり着ているから、たまにはいいわ ね」昌子は得意そうに言うが、その側にいる真弓は項垂れ、今にも泣き出しそうな顔をしている 女性がいた。 剛太は「真弓さん、来ていたんだ!」駆け寄ると、懐かしそうに乳房を撫で、淫裂をも触ってい く。 「恥ずかしいです、こんな姿だなんて…」真弓の声が震えている。 「何も、恥ずかしがることないよ。ここは僕の島だから。それより、久しぶりだし」剛太の指が 割れ目の中に入った。 「ダメ、ここじゃイヤ。2人きりで…」太股が震えている。 「そうだよな、ここでは無理だよな。それなら部屋でやろうよ」強引に決めてしまった。
剛太は部屋にはいると「姉さんも脱ぐんだ。服がないから姉さんは素っ裸だよ」命令した。 「剛太、許して…」行った途端に平手が飛ぶ。 「言っておいたはずだよ、2人だけの時の呼び方を」 「許して下さい、ご主人様。お許し下さい」正座して、頭を下げるが「ダメだ。今日は仕置きし ないと。とにかく脱ぐんだ!」剛太は許さず、服を脱ぎだした。 そこに彩香が現れ「そんな、お嬢さんまで脱ぐなんて!」驚き声を上げた。 「何も驚くことはないよ。仕置きだよ、これから仕置きするから準備しいて」 「わかりました、準備します…」声を震わせ彩香は出ていくが、沙織は服を脱ぎ続けて下着姿に なった。 「戻っても、下着は着るな。直に着ろ!」 「かしこまりました」泣き顔をしながら、パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になると「お持 ちしました」彩香が何やら運んできた。 「手を後にして」言われるまま後に回すと、手錠が掛けられ、首輪も着けられ鎖で繋がれる。 それには、不安になり「許して、ご主人様許して下さい…」涙を流しながら詫びを入れる。 「ダメだ、仕置きをしないと治まらないし」鎖を引いて沙織を外に連れ出そうとするが「イヤ、 イヤです!」動こうとはしない。 「来るんだ!」業を煮やした剛太は強引に鎖を引いて歩いて行く。 「苦しい…息が詰まる…」首輪が喉を絞め、息ができないから歩くしかない。 こうして、コンクリート剥き出しの建物に連れ込まれた。
初めて中に入る沙織は鉄格子の檻に怯えて「許して下さい、どんなことでもしますから許して 下さい」泣きながら歩いていく。 しかし、剛太は許そうとはせず、地下にある折檻室に連れ込むと「イヤ、見ないで〜!」大勢い る男に声を上げた。 「何も、声を上げなくたっていいぞ、何もしないから。ただし、態度次第だが」剛太が話してい る間にも、沙織は両手をロープで繋がれ吊された。 「まずはこれで…」帯状のムチで尻を叩きだすと「ギャ〜!」悲鳴が鳴り響くが(剛太、やめて。 そんな事したら、亡くなった父さんが泣くわよ)彩香は下を向いたまま顔を上げようとはせず 「ピシャ!ピシャ!」「許して〜!」ムチと悲鳴だけが響き渡っている。 「痛いのはイヤだろう、許して欲しいか?」 「はい、痛いのはイヤです、ですからお許し下さい」 「それだったら、俺の頼みを聞いてくれるか?」 「はい、ご主人様の頼みでしたら、何でもします…」 「そうか、何でも聞くか。それだったら、俺の子を産むんだ!」 「産みます。ご主人様の子を産みます…」 泣きながら喋る沙織に彩香は(何て事言うのよ、あなた達は姉弟よ。そんな事やめなさい!)叫 ぶのをやっと停めた。 |