第6回例会
日本は植民地朝鮮に何をしたか
〜住友別子銅山での朝鮮人戦時動員
松原満紀さんの講演
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東代表幹事の挨拶 第5回までの例会のテーマを紹介しつつ今回の例会の位置づけについて発言しました。 |
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講師の松原満紀さんは元高校教員。1991年から1995年まで続けられた日本コリア協会・愛媛による住友別子銅山における朝鮮人戦時動員の実態調査に参加、韓国忠清南道での現地調査にあたっては調査団団長を務めました。 | ||||
5年間にわたる調査の結果は1997(平成9)年『住友別子銅山で<朴順童>が死んだ』(晴耕雨読社)にまとめられ、愛媛新聞社の平成10年度出版文化賞を受賞しました。 | ||||
「朝鮮人戦時動員には自由契約を建前とする募集・朝鮮総督府の斡旋(官斡旋)・徴用と三つの形態があったが、いずれにしても、「日本へ来たらおしまい」と言われたように厳しい労働条件の下での強制労働であるには違いなかった。植民地支配の記憶の再生、記憶の伝達、再発の防止が我々の課題だ。そのためにも憲法擁護・9条擁護はもっとも重要な仕事だ」と力説されました。 | ||||
会場のようす 1 今回も会場から活発な発言がありました。 |
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会場のようす 2 労働団体の役員からは、強制労働は過去の話ではなく、現在もアジアの女性たちが強制労働をさせられている現実がある、との報告がありました。 |
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在日コリアンの参加もありました。 元・四国朝鮮初中級学校校長趙成虎さんは四国朝鮮初中級学校への補助金問題などについて発言されました。 |
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韓国民団陳信之事務局長も在日コリアンと立場で憲法9条についての思いを語りました。 | ||||
司会は尾上守幹事。 | ||||
中尾英二幹事が閉会の挨拶。 |