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子宮けいがんワクチン 副作用被害救済を3月25日 18時5分
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来月から法律に基づく定期接種に追加される予定の子宮けいがんワクチンについて、重い副作用を訴える子どもの保護者などが、被害の救済を求める団体を25日、発足しました。
発足したのは、子宮けいがんのワクチンを接種した子どもに重い副作用があったと訴えている保護者11人と医師などで作る団体です。
団体によりますと、おととし10月に接種を受けた東京・杉並区の女子中学生は、直後に手がしびれ、その後全身に激しい痛みが広がって、一人で歩くことが難しくなり、ほかにも全身の痛みやけいれんなどを訴える子どもがいるということです。
このため団体は国に対し、副作用の情報を積極的に提供するとともに、重い副作用が出た場合の医療費の補助など、被害の救済を幅広く認めるよう求めています。
子宮けいがんのワクチンは、国が3年前から接種の費用の一部を助成し、来月からは法律に基づく定期接種に追加される予定です。
厚生労働省は「副作用については引き続き、専門家による検討を行って新たな情報を提供し、被害の救済についても調査結果に応じて適切に認めていきたい」と話しています。
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