認可保育所に入れず　さいたまでも異議申し立て

　４月から認可保育所に子どもを入れたいと希望したのに認められなかったさいたま市の母親らが２５日、行政不服審査法に基づき、同市に異議を申し立てる審査請求を提出した。

　東京都の杉並区や足立区などでも、母親らによる異議申し立てが相次いでいる。この日提出したのは同市浦和区の阪口尚美さん（３４）ら７人。

　阪口さんは、４月から１歳１カ月の息子を一時保育に預けるが、１カ月の保育料が８万円以上かかるといい「経済的に働かざるを得ないのに、これだけの保育料がかかるのは厳しい」と話した。

　母親らは併せて、保育園を早急に増設することなどを求めた要請書も提出した。