鳴門の魅力、ウオーキングで体感 日韓団体が交流行事 2013/3/24 14:31
四国運輸局など6団体でつくる「歩く四国」推進協議会(松田清宏会長)と韓国済州島のウオーキング団体・済州オルレ(徐明淑理事長)の友好協定締結を記念したウオーキングイベントが23日、鳴門市であった。
両団体は2012年10月、歩くことをテーマに相互交流を図ろうと友好協定を締結した。
この日は両団体の23人が参加。協議会が「渦潮から四国遍路へのみち」として設定した鳴門公園(鳴門町土佐泊浦)から、四国霊場1番札所・霊山寺(大麻町板東)まで約20キロのコースを、渡船や汽車を利用しながら進んだ。
道中、和菓子の接待を受ける場面もあり、徐理事長は「景色も人も素晴らしい。遍路を中心とした徳島の魅力を、韓国で発信したい」と話した。
協議会によると、今後愛媛、高知、香川の3県でも、遍路道をベースに景色と文化、地元住民との交流を楽しめるウオーキングコースを設定し、交流人口の拡大を目指すという。
【写真説明】鳴門公園から、霊山寺までのウオーキングコースを進む「済州オルレ」のメンバーら=鳴門市鳴門町土佐泊浦