長州力(61)が、全日本プロレスを大混乱に陥れている新オーナーの白石伸生氏(40=スピードパートナーズ社長、円内写真)に怒りを爆発させた。過激な言動が続く白石氏に名前を出されたことで、長州は「ブチ切れるぞ!」と激高。白石氏を「ハゲタカ」と断罪し「もう絶対に許さない」と、リング上での“直接対決”を要求した。
終着点はおろか収束の気配すら見えない全日プロの騒動は、ついに長州までをも動かした。
21日、本紙記者を都内某所に呼び出した長州は「あくまで一個人としての話」とした上で、白石氏への怒りを爆発させた。「素性はいろいろ聞いてるけど、ハゲタカだよな、こいつは。いろんな意味で。何でハゲタカがこんなことをほざいているのか…。何のメリットもない」と最初から嫌悪感丸出しだ。
かねて騒動を苦々しい気持ちで見ていた。沈黙を貫ききれなくなったきっかけは、19日に白石氏がフェイスブックで「レジェンドレスラーの取り扱いについて」との題で「(長州らに)ガチンコプロレスは無理」と発言したことだ。
何の接点もない白石氏に、自身を議論されるいわれはない。これに長州は「俺は一線も二線も引いたなかでも、リングに上がってるわけですよ。プロレスラーとしてのプライドを持ってますよ。(白石氏の発言を)認めるも認めないも(ない)。ぶちギレるぞ! 俺はもう絶対に許さないよ!」と一気にまくし立てた。Uインターとの対抗戦でもキレなかった長州をキレさせたのだから、白石氏はある意味たいしたものだ…。
収まらない長州は「コイツに招待状出すから。レジェンドのリング、またがせてやる。お前の前に立ってやる。俺の頬を張ってくれ。それで『俺が間違ってた』ってなったら土下座してやる。ただ目が覚めなかったら、責任を取れよ」と大噴火。次回のレジェンド興行は未定だが、あの大仁田厚にすら与えなかった“またぐ許可”を出し、ついには直接対決を要求したのだ。
長州はかつて新日プロの陣頭指揮に立って、Uインターとの対抗戦を実現させた。だが「仁義なき抗争」を繰り広げる今回の騒動には「最初はにおいが似ているかなと思ったけど、ハゲタカが腐った肉食ってるにおいしかしないよ」と吐き捨てる。
さらに長州は「一つだけできることがあるとすれば、諏訪魔なり頑張っている選手に1億、2億出してやること。できることからやればいい」と、現場とのコミュニケーションが不十分なままリング内に口出しする手法を非難。その一方で「そういう話し合いはなかったのかな?(武藤)敬司と内田(雅之=社長)さんとハゲタカでさ」と、買収前の相互理解不足も問題視した。
「新日本も全日本も皆一生懸命トレーニングしてるのを知ってる」と語る長州だけに、最も心配しているのは、全日本戦士の今後。それだけに「このままだと全日本潰れるよ」と、警告せざるを得なかった。“新生王道騒動”は、プロレス界全体に飛び火し始めた。
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