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【大リーグ】

高橋は中継ぎで2イニング無失点 開幕メジャーにさらに前進

2013年3月25日 紙面から

◇オープン戦 カブス7−6エンゼルス

 尚成“生き残り”にまた一歩前進−。カブスの高橋尚成投手(37)は23日、アリゾナ州メサでの古巣エンゼルス戦に1−4の6回無死二塁の場面で登板、2イニングを2安打無失点、3奪三振に抑えた。得点圏に走者を置いての厳しい場面で出番が回ってきたが、先発右腕ジャクソンが負った“傷”を最小限にとどめ、共同電などによると、「うまく投げられたと思う。与えられたポジションでしっかり投げるだけ」と充実感をにじませた。

 6回は1死を取った後、ナバロから左翼線に適時二塁打を浴びたが、本人が「決していい当たりではない」と振り返ったように、打球が飛んだ場所が良かっただけの“コースヒット”。後続を断ち、7回は三者凡退。その後の逆転劇の“呼び水”となり、「やるべきことをしっかりやれば結果はついてくる。開幕に向けて気持ちも体調も上がってきている」。高橋本人も手応え十分のマウンドだったようだ。

 スウェイム監督は救援陣の残り1枠を「高橋ら4投手で争ってもらう」と明かしているが、16日のロイヤルズ戦では先発で4イニングを1失点と“引き出しの多さ”も見せた。マイナー契約からの開幕メジャーという“狭き門”が高橋にとっては広がりつつある。

 

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