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【プロ野球】

長野が復調弾

2013年3月25日 紙面から

◇楽天7−1巨人

 不完全燃焼に終わった巨人の侍コンビが日本代表の山本監督が見守る前で復活を遂げた。長野は6回に技ありの右中間アーチ。2番手でオープン戦初登板した内海も3イニングを2安打無失点と、WBCでの不振を払拭(ふっしょく)する輝きを放った。

 長野はかみしめるように漏らした。「久しぶりに良い当たりだった」。WBCでは18打数4安打の打率2割2分2厘。1番に固定されるはずが、準決勝ではスタメンからも外された。「山本監督からはしっかりがんばってくれと言われた。WBCでの申し訳ない気持ちと悔しさをシーズンに生かせるようにしたい」。屈辱の経験を飛躍の糧にするべく、開幕を前に復活の号砲を上げてみせた。

 山本監督が「良い場面での登板じゃなくて申し訳なかった。でも投手陣をよく引っ張ってくれた」と述懐した内海も同じだ。エース格として期待された2度目のWBCも登板わずか2試合、2イニング1/3。防御率は15・43に終わった。投げたりなかった思いを果たすように、2イニングの登板予定を3イニングに延長。「8割方自分の思うところに投げられた。やっと帰ってきたなという感じで、気持ち良かった」と満足そうに振り返った。当初は開幕2カード目に回る予定だったが、31日の広島戦(東京ドーム)に先発することが濃厚。世界一連覇を果たせなかった無念を、日本一連覇で果たすつもりだ。 (臼杵秀之)

 

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