[PR] 無料でHTML5ウェブサイトを作るなら「wix」

「無理ゲーとしてのブログ」に挑戦する理由—上位0.02%のプロブロガーより

2013/03/25


MarketHackの広瀬さんがブログ論を語っています。

無理ゲーとしてのブログ – Market Hack


それでも無理ゲーに挑戦する理由

スクリーンショット 2013 03 25 8 40 24

TopHatenarによれば、ぼくのブログは全体で140位、上位0.02%に収まるようです。上には上がまだまだいますが、トップクラスなのは事実のようです。

そんなぼくも、広瀬さんのこのことばは大変共感。

それでも……

これで利益を出すのは、並大抵の努力ではないと痛感するわけです。

(この位置に居て、こんなに辛いの?)

そういう実感を禁じえないわけです。

無理ゲーとしてのブログ – Market Hack

ぼくはブログの売上を公開しておりますが、最近は上がってきたとはいえ、単体で見るとせいぜい売上50万円程度が最大値です。

人ひとり食べていくなら十分ですが、事業として見たらウンコレベルです。これでは自分以外の社員も雇えません。謙遜とかではなく、「おいおい、本気でやってこれかよ」と絶望することは多いです。


広瀬さんが書かれているように、市場環境も刻一刻と変化しています。うちのブログもGoogleからの流入が下がりつづけておりまして、半年前の半分程度になってしまいました…(月間16万訪問→8万訪問)。コントロール不可能なので、これはもう淡々とやっていくしかありません。逆風に立ち向かっております。

さらに、ブログは誰でも書けるので、それこそ「中学生プロブロガー」みたいな恐ろしいプレーヤーも参加してきます。遠からず「老人プロブロガー」も出てくるでしょうね。時間に余裕がある人たちが参加してくるのはかなり恐ろしいです。


それでもブログをつづける理由

基本的に「無理ゲー」なんですが、それでもぼくはブログでメシを食いたいと思っておりますし、つづけられるかぎりつづけようとも思っています。

その理由はシンプルで、ブログは社会不適合者でコミュ障なぼくを救ってくれる、ほとんど唯一の手段だからです。

おなじみ、中島義道氏にご登場願いましょう。

おびただしい人々が芸術家に憧れるのは、私の考えでは、好きなことができるということのほかに、まさに社会を軽蔑しながらその社会から尊敬されるという生き方を選べるからなんだ。社会に対する特権的な復讐が許されているということだね。

ぼくは社会不適合者である自信があります。これまで入社した会社はどちらも1年で辞めてます。みんなが我慢できることを、ぼくは我慢できません。一緒に働くと分かりますが、かなり感じ悪いしめんどくさい人間です。いわゆる人間嫌いのたぐいです。反社会的といってもいいでしょう。

ブログという空間は、反社会的なぼくの存在を許容してくれる貴重な空間です。ここでなら、わがままが許されるのです。何からも縛られることなく、言いたいことは自由に言えます。


ぼくも自営業なので、「儲かるビジネス」を手がける自信はありますが、そういうビジネスは反社会的ではないことが多いです。どうしても、ある程度は自分を偽り、誰かに迎合する必要が出てくるでしょう。ぼくはそれに耐えられない気がするのです。


というわけで、ぼくがブログをつづけるのは、このビジネスが反社会的であることを許容してくれるからです。「社会を軽蔑しながらその社会から尊敬されるという生き方」はぼくにとって居心地がよいものです。ハードルは高いですが、背水の陣で挑戦する理由はあります。


これはあくまで偏った意見だと思います。ブログでメシを食おうとする理由は、プロブロガーの数だけ存在するでしょう。ぜひプロブロガーとそれを目指す方々に「なぜ無理ゲーに挑戦しているの?」という問いを投げかけてみたいです。



★この記事を読んだ人にはこんな本もおすすめ。

まさに「人間嫌い」を貫いて生きている中島義道氏は、ぼくが目指すロールモデルのひとりです。もっともぼくはここまで不器用ではないですが…。極端な生き方というものを教えてくれる一冊です。


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
このエントリーをはてなブックマークに追加




[PR] 無料でHTML5ウェブサイトを作るなら「wix」

解説記事書きました→無料で高品質な静的サイトが制作できる「Wix」の使い方





無料メルマガ始めました