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足立区 ペットボトル2本からの被災地支援

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2011年6月20日


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 足立区ではきょうからペットボトルの回収機を使った被災地支援の取り組みを始めました。ペットボトル2本から義援金を送ることができます。
 足立区では区内46のスーパーマーケットにペットボトルの自動回収機を設置し、リサイクルを行うとカードにポイントがたまる取り組みを実施しています。ペットボトル1本につき5ポイントがたまり、1000ポイントで100円の買い物券などに交換することができますが、今回新たにペットボトル2本=10ポイントで1円の義援金と交換できるメニューを追加しました。日本赤十字社を通じて被災地に寄付するということです。区民からは「いい取り組みだと思いますよ。やってみます」という声も聞かれました。足立区環境部計画課の渡邉昌道課長は「現在、社会貢献ということで寄付制度の機運が非常に高まっている。ぜひ義援金もメニューに加えたいと考えた」と話し、区民の環境活動を被災地支援につなげていきたいとしています。
 足立区では5年前からペットボトルの回収事業を行っていますが、環境意識の高まりから年々回収数が増えていて、去年1年間で回収したペットボトルの数はおよそ1200万本だったということです。また、ペットボトルのほかに飲料の缶の回収もことしから始めていて、缶の場合は10本で1円の寄付ができるということです。