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【芸能・社会】歌舞伎座 客席ゆったり 最新の音響、舞台装置導入2013年3月25日 紙面から 4月2日からこけら落とし公演が始まる歌舞伎座(東京)で24日、報道関係者向けの内覧会が開かれ、真新しいひのきの舞台やロビーが公開された。 舞台の幅や花道の長さなどは旧歌舞伎座と同じだが、最新の音響、舞台装置を導入。せり(昇降装置)はこれまでより大きな1基を加えて計4基になり、多様な演出に対応できるようになった。 客席は、椅子の横幅と前列との間隔を広げたため、1〜4階まで計約1900席と微減。各フロアに勾配をつけ、4階の幕見席からも花道が一部見えるようにした。エレベーターやスロープを設置するなどバリアフリー化されている。 歌舞伎座は1889年の開場以来、火災や戦災に遭うたびに改修・再建され、新しい劇場が“五代目”。戦後の歌舞伎興行の中心だった旧劇場は老朽化のため、2010年に閉場した。 PR情報
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