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【芸能・社会】

奈良・興福寺が「精進ふりかけ」 広島のメーカーと開発

2013年3月25日 05時21分

 奈良市の興福寺で販売している「精進ふりかけ」

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 奈良市の興福寺は、三島食品(広島市)と共同で、植物性材料だけを使った「精進ふりかけ」を開発、境内で販売を始めた。

 ふりかけは、わさび葉の入った「あを」とトマトペーストが入った「丹」の2種類。寺院にかける五色幕をイメージし、いずれも4色の材料を使い、ご飯の白と合わせると5色になる。

 南円堂(重要文化財)の創建1200年を記念した商品。同寺僧侶の辻明俊さんが、食べるものが限られる修行中に「ご飯にかける精進のふりかけがあれば」と思ったのがきっかけという。

 1袋400円で、2種類を合わせた「あを丹セット」も販売している。

 

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