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【グラニュース】


牟田、スタメン獲る!

2013年3月25日 紙面から

 名古屋グランパスは24日、控え組がFC刈谷と練習試合を行い、0−1で敗れた。フル出場して堅実な守りを披露したDF牟田雄祐(22)は、同じ大卒新人でレギュラーの座を手中にしつつあるDF本多勇喜(22)とのスタメンそろい踏みを目標に設定。「本多が活躍している。自分でもやれる」と意欲を語った。

 東海社会人リーグ所属のFC刈谷を相手に、牟田が随所に“違い”を見せた。空中戦は打点の高いヘディングで制圧。安定感のあるプレーを続けた。牟田は「ビルドアップの部分ではもっとトライしなければ」と前線へ効果的なパスを出せなかったことを反省した。自らに課すハードルが高いゆえ、プレーに納得はしなかった。

 「今は試練のとき」と牟田は言う。Jリーグ開幕の磐田戦で華々しくデビューを飾ったものの、後半途中でベンチへ。ストイコビッチ監督は「牟田は若い。プレッシャーに耐えられない面もある」と暗に経験不足を指摘。その後は出場機会に恵まれていない。

 牟田が挫折を味わっている間、同い年の本多が台頭。3節の甲府戦でロスタイムに決勝ゴールを挙げるなど一気にブレークした。牟田は「本多が活躍している。自分でもやれる。ライバルでもあるし、刺激し合っていきたい」と思いを語る。

 「試合に出られないことは悔しいですが、前向きに受け止めている。特にビルドアップの面はもっと磨いていきたい」。本多の活躍を励みにしつつ、プロとしての土台作りに焦点を定めている。

 福岡大で主将を務めた牟田が根っからのリーダーなら、本多は一匹おおかみタイプ。キャラクターは対照的な2人。牟田は「同時スタメン? そうなれば面白いですね」とほほ笑む。牟田、本多のフレッシュ・コンビが最終ラインで実現するか。 (木村尚公)

◆小川、あすから練習復帰

 右太もも裏を痛めて、ナビスコカップのC大阪戦と鳥栖戦を欠場したMF小川が戦列に復帰する。「状態はだいぶいい。(オフ明けの)火曜日の練習には戻るつもりです」と見通しを語った。30日のJ4節・湘南戦には出場できそうだ。

 

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