伊勢志摩たらふくツアー・伊勢みやげ
伊勢参りのおみやげといえば、有名なのはもちろんあの赤福ですが・・・ 今回は、いといんせんべいを買ってみました。 いとは糸を2つ並べて書きます→ 絲 糸印とは、室町時代以来、中国から輸入される生糸につけていた銅印のことで、 それを模した焼印がされているお菓子です。 直径3センチくらいの薄くて小さなたまごせんべいが10枚ずつ包まれ、 それが5ヶずつ、パックされています。 明治天皇に献上されたのが最初という由緒正しいおみやげですよ。 由来が書かれた紙には、天皇参拝の7年後、今度は皇后が神宮参拝することになり、 天皇から「山田(神宮がある場所のことです)にいとめずらしき煎餅あり」と聞き、 到着するなり、せんべいのことを尋ねておみやげに買ったのだそうです。 7年もたっていたのに、明治天皇はこのせんべいのことを覚えていたんですね。 で、店主人は「ただ感涙にむせびつつあり」だったそうです。 紙の裏には、明治38年に始まって、皇室献上の履歴が列挙されています。 昭和53年には、「皇太子妃殿下(今の皇后です)並ニ紀宮清子内親王殿下 神宮御参拝ノ際献上ノ光栄ニ浴ス」 昭和55年「天皇皇后両陛下神宮御親拝ノ際献上ノ光栄ニ浴ス」といった具合。 でもよく見ると、「献上ノ光栄ニ浴ス」も多いけど、 「御買上ノ光栄ニ浴ス」も多い。 平成5年「皇太子殿下同妃殿下御成婚御報告ノ為神宮御参拝ノ際 献上及御買上ノ光栄ニ浴ス」 平成6年「秋篠宮殿下祝祭博開会式御臨席ノ際御買上ノ光栄ニ浴ス」など。 ずいぶん買ってます・・・ 軽くてかさばらないし、日もちもするのでおみやげ菓子によい。 小麦粉と卵のサクサクした食感、上品な味です。 職場で配るのも、個別包装してあるからいいんですよね〜。 伊勢銘菓としては、赤福に負けないと思うんですけど。 赤福ほどではありませんが、だいたいのおみやげ屋にはあります。 赤福、確かにおいしいんだけど、早く食べないと風味が落ちるし、切り分けるのがね・・・ でも、皆手に手に赤福もってました。それもひとりで3箱5箱! 創業万延元年、播田屋、なんと河崎にあります! 歩いていて発見しました。 昔ながらの小さい和菓子屋って感じです。 |
コメント(2)
中身も気になります☆
天皇さまも、よっぽど満足だったんだねぇ。さすが伊勢!
2008/12/11(木) 午前 3:29
もっとたくさん買っておけばよかった・・・
2008/12/11(木) 午後 3:41