「雪影-setsuei-」まとめ

2009/01/12:
好きだったなー、このノベル。
何かこう、実は自分は姉属性持ちだったんだと気付かされたノベルだったよなぁ。

山また山に山廻り、山また山に山廻りして、行方も知らずになりにけり

山また山に山廻り、山また山に山廻りして、行方も知らずになりにけり
そもそも山姥は、生所も知らず宿もなし
唯雲水を便りにて至らぬ山の奥もなし
春は梢に咲くかと待ちし、花を尋ねて山廻り
秋はさやけき影を尋ねて、月見る方にと山廻り
冬は冴え行く時雨の雲の、雪を誘いて山廻り

世阿弥山姥からの抜粋、だそうだ。

という訳で、「雪影-setsuei-」。

そろそろ蝉の鳴く季節に、雪。一面雪。銀色の世界。
で、以降、ほとばしるパトスが、かなりりイタい。キモい。無意味に長い。

発売前からロミオが関わってる事は知っていたので、どーしょーかなと。
評判芳しく無さそうだし。
けど、タイトルからして伝奇寄りなので、幾らロミオが監修レベルでのコミットとはいえ、「神樹の館」を想像した自分には、恐ろしく外す事は無いだろうと思っていたのだが、何かと忙しくてつい最近まで忘れていた。
で、思い出したようにデモをやってバットで殴られたみたいな衝撃を受けた。

ほれ、自分あんまし妹属性無いし、どちらか言うと姉系だし。
いやぁ、キャラの方向性が全然違うけど、すずねぇと、どっこいどっこいか超えましたよ、個人的には。
でなければ二台巨頭と言ったトコロ。すずねえが太陽ならば深雪は月、みたいな。

さて、個人的には雪女と言うとたがみよしひさ、と脊髄反射してしまうのだが*01、多分、こちらがメインではなく、山窩*02がメインなんだろうなと思う。雪女のエンド(にしか思えない)はあったが、本筋から言うと雪女にミスリードさせてるみたいな気が。
で、山窩がカニバリズムと関わってたのかどうかは知らない。と言うか、山窩自体良く分からない。自分の知ってるのは日本残酷物語のレベルでしかない。そう言えばつい最近、山窩の本を立ち読みした。多分、「幻の漂泊民・サンカ」だったと思う。この辺を力技で無理矢理合体させようとしたのが失敗に映ったのか、それとも実質の攻略キャラが2人だったのが影響したのか、割と辛辣なレビューが多い気はする。および、デレ無しのツンがピンポイントで受けるとしても、どうにも救い様が無かったというか。
と言うか、民俗学が絡むネタのゲームって、水月*03以外、あんまり受けてない気がする? …と疑問型。はちょっと違う気がするし。

分からいでも無い。けど、このテのハナシが好きな自分としては、まぁ何と言うか、面白かったですけど。神樹の館とは違った意味で。
多分、いきなり、「霜神(≒雪女? or 山姥?)」、「山窩」、「カニバリズム」って言われてもねぇ。ウンチクはテキストでフォローされてるとはいえ。
これならまだ、日本全国に散らばった12人のアニキだか弟を探して、みたいな方が感情移入しやすいのかな、という気がしなくもない。
かつて(まことしやかに)リアルだったものを現代という遡上に載せても、いや、載せてるからこそ逆にリアリティに欠けると言うか、色々な意味で共有しにくいんではないかとも思わなくもない。

そういう面では「CROSS†CHANNEL*04の時も同じ様な事を思った。
なので、カニバリズムという禁忌を破った姉さんが*05、波乱万丈の末ハッピーエンドというのも合点が行かない、と言いたいのだが、自分にとってカニバリズムというのも、60年程前にはあったらしいけど*06、余りにも遠い出来事なので、本文テキストで「今知る衝撃の事実」みたいなカンジとか、それを贖罪として後生大事に抱え込んでる姉さんには、今ひとつ実感が沸かない。
とは言うものの、すずねぇにしてもそうだけど、こういう主人公への物凄い贖罪みたいなものがあって初めて、こうも非現実的な「姉」の存在が描き出されるのかなぁと思う一人っ子の意見。

そう言えば。
姉が大丈夫だった代わりに、弟が片足を失う事になるのは*07、何に対する、とは説明できないが、オトシマエなのかもしれない。この辺、Fateの桜エンドの時の満身創痍の主人公を思い出したし、C†Cでも太一が現実世界から離れて生きていくのも、ある種、罪を犯した以上罰を背負って生きていく、みたいな作者の良心とでも言うか、そういうモノを感じた。
どうも自分、モラルのボーダーは分かってるつもりで、モラルそのものを破るシナリオ展開には、さほど違和感や抵抗は感じないが、破る以上は最終的には何らかの罰を受けなければならない、と思ってしまう訳で。

…なんですがねぇ。

弟君(=主人公、プレイヤー)が姉を名乗る人物に徐々に手懐けられると言うか餌付けされていくプロセスは、なかなか面白かったですけど。
曲解すると、美貌を武器に、両親が死んだ弟君の心の隙間に忍び込む、実力行使でどちらが立場が上か思い知らせる、何を言われて|もされて許す、「姉ちゃん」と言わせる、ヤキモチを焼く(萌えた)・すねる(ヤヴァい)、妙にあけっぴろげ、「姉さんが一番好きだ」への誘導尋問、飴と鞭を使い分ける、等々。
その結果、弟君は「姉さんが居ない!!」とオロオロする、と徐々に凋落させて手懐けられるし、弟君の姉への疑惑・わだかまりは何ともグッドなタイミングでフォローを入れる訳ですね、添い寝して。
で、弟君も、そこはそれ、エロゲなんで、一線越えるか超えないかで悶々としてる訳だな。
しかも、弟君が姉を女性として妙に意識し過ぎるのとは対照的に、姉さんはナチュラルに誘い受けな割には、微妙なハプニングの後、何事も無かったかの様にケロっと忘れてるし。*08
シナリオの大半は一線越えてバッドエンドなのが精一杯のメーカの良心みたいな。ヘタレの化身みたいに叩かれてるけど、年に10日程度の姉の居る実家の田舎での、ぱらだいすな生活を送るために、東京の世俗にまみれた生活に耐え忍んでるのに、何かこう、ヘタレとも言えなくて。あ、シナリオによってはサルにはなるけど。
…と、ゲーム中は、ぱらだいすな10日間を過ごすために残りの1年を耐え忍ぶ主人公に同調してしまう訳だが、True Endを見ると、ねーちゃんが愛する弟との10日間を過ごすために、それ以外の日々をどれだけ苦労してるかが想像できるし、しかもそこまでしますかさせますかお父さんと、何ともまーこのおねーちゃんは業にまみれて健気で切ない訳ですよ。*09
…当方、人外+着物萌え故に、個人的には姉ちゃんが人外だった方が、何かこう、嬉しかったんですが…

紫子エンド。
これ、水月エンドと同じだよ全く。
違うのは水泳やってないのと*10髪が長くなる、という点だろうか。
姉失踪から、三角関係泥沼化、姉の夢見て雪山登山遭難寸前…というあたりまでは、「あ、しまった、これは姉ゲーだったんだ」と自分が何をやっていたか忘れていた…という位に良いシナリオでした。逆に言うと、そこまで思い入れが強い人物の引力から逃れるには、結局の所、その人物を上回る思い入れを持った人物で無いと引力圏脱出は無理なんだなぁ…要するに毒には毒を以って制す、みたいなものかと。
しかしながら、この紫子エンド、改めて読み返してみると、主人公が姉を失った消失感が良く出ていて、それでも妄信的に鬼気迫る思いで、主人公を慕う紫子の健気さと言うか一途さが出ていると思う。そりゃ、姉とのエンドはファンタジーとしては良いのだが、このエンドの方が、ある意味現実的というか主人公の成長物語として見た場合、こちらの方も捨て難い。
ただし、姉が何者であるか、両親はどうなったか、その後の姉は今も生きているのか*11、というのは一切主人公は気付く事が無い。また、姉との想いを完全に断ち切るために実家を建て替える、そのために結婚した紫子と東京で金を稼ぐ、というのも、な、何か現実的で無いようなあるような…気持ちは分からなくも無いんですが。神社の一人娘の紫子が言うように、とっとと神主になった方が…と思ってしまう(笑。と言うか、そちらの問題、片付いてないし…

ところでどうでも良いのだが、姉が「綺麗になる、しゅうくんのために」と無理に風呂に入って湯あたりして倒れ*12、主人公に布団まで担ぎ込まれ、姉の裸を見てしまった主人公はその夜、ついにハァハァしてしまって、さり気に襖が閉まるSEが入る訳で。
これ、主人公がハァハァの最中の「姉さん、姉さん」という独り言を姉が気付いてしまい、何事かと入ろうとして凝固…した訳でなく、主人公が東京に戻る前日の晩は、姉弟揃って寝る(性的な意味合いは無い)のが習慣で、多分今回もそのつもりで姉は寝ている主人公の布団に忍び込もうとそっと襖を開けたら…というのが、2ちゃんのスレにあり、「おー成る程」と思った。
これ以降、姉も主人公を一人の男、として見るようになったのかも。ちなみに翌年以降はこのイベントは無くなった筈。とは言え、まぁ名実共にできちゃったりしてるんですが…

で、このノベルで異色を放つ、蝉丸(女性です)なんだが、確かに違和感は感じたけど、このメーカのこの手のノベルに主人公では絶対にありえなく、サブキャラでもなく、通りすがり的なキャラ位置で継続的に出演させるつもりだったのかと思った。
…絵師が亡くなられたので何とも、だが。

確実に評判を落としてるのがCGだと思うが、絵が今風じゃないという事か。個人的にはイベント画はフツーに見れるのだが。と言うよりも、風景画はかなり出来が良いと思う。田舎の四季も綺麗に描かれていたと思うし、一方で、油絵を基調としたような山のシーンとか。
どう考えても非現実的な姉との冬の逢瀬の、儚い、しかしながら主人公にとってはそれが生きる糧である冬のシーンに対する、他の季節の現実的なコントラストはそれ程絵心が無い自分にも分かる程度には描かれてましたよ。
であるが、立ち絵に微妙なのが多いのも事実で。正確には(デッサンを気にしなければ)、品質にバラ付きが多い。
なんだが、慣れてしまったというか、個人的には気にならないレベル。

ちなみに、メーカスレを見て気付いたが、このシステム周り、確かに神樹と同じだ。実行ファイル名まで同じだし(w、抽出方法も(ry

BGM。
ピアノメインのミステリーっぽい曲や姉さんとの会話で流れる曲*13とテキストのマッチングがナカナカ。
エンディングロール見て思い出したのだが、音楽担当の方って、今はとある3DCG画道君の音楽の師匠ではなかったか?

ゆのはなKanon等、雪が絡むゲームは良いのが多いですね。

以上、個人手にはツボなノベルではありました。
こういうコトをやりながら、BGV替わりにオートで流しているのですが、実に落ち着くというか和むひと時であります。
冬になったら引っ張り出してやり直してるかもしれないです。*14

2008/09/07 Tumblrへのアップ
2007/06/16 はてなへのアップの加筆
2007/05/13 ほぼ1周年…の加筆
2006/08/15 加筆修正
2006/05/28 初出

子守唄?

―――ヨーイヨイヨイねんころり、山の狐も寝た子は啼かぬ。
ヨーイヨイヨイねんころり、山の鳩ぽも寝た子は啼かぬ―――

雪影での、深雪が修二をおぶっていた時に歌った子守唄…だと思う。
この子守唄、googleさんにも分からない。実在するのだろうか?

一方で、分かった事。
蝉丸が誰に、修二に聞かせるとでもなく囁いた…

冬は冴え行く時雨の雲の、雪を誘いて山廻り―――

…は世阿弥の山姥。

春は梢に、咲くかと待ちし、花を尋ねて、山廻り、秋はさやけき、影を尋ねて、月見るかたにと、山廻り、冬は冴え行く時雨の雲の、雪を誘ひて、山廻り

from 猫髭微吟

2006/06/19

こころの新書

まず、通常だったら間違い無く一瞥だけしかしないタイトルの本なのだが、サンカの民と被差別の世界―日本人のこころ中国・関東と、時節柄このテの話題の本を読みたかったので。
一読しても説教めいたり大上段でもセンセーショナリズムでもジャーナリスティックにでも書いてる訳で無く、作者の見聞きした事柄を淡々と、悪い意味でアクが強くないので。で、今の所、このシリーズは時節柄とは別に、もう1・2冊は読むつもり。

それにしても五木寛之だよ。まさかこんな大御所の作品を自分が読むとは。
自分としては、二・二六のハナシかと思っていた「戒厳令の夜」、そのままエロゲのシリーズににもできそうな「四季」シリーズとか、結局ここに行き着いてしまうのか、アナタは土門拳ですかと百寺巡礼の印象しか無かったのだが。ああそう言えば実家に青春の門があったな。

タイトルからも分かる通り、被差別部落の問題と密接に絡んでいるので、実はコメントしにくい…

それを意識して作ったのかどうかは不明だが、雪影においても中々興味深い描写が二点存在する。
一点目は、この物語世界のフレームワーク。
里の民が脊椎反射的に山の民を嫌うのは、里の民がかつて飢饉の時に山の民の人肉を食べていた、という自己嫌悪?に近い感情とでも言うか、そういう忘れたい過去を呼び起こされるみたいな。しかしながらそういう約束で、冬の間だけは里で住む事を認められてるのが山の民な訳で。なので、持ちつ持たれつの世界観を上手く作ってると思った。もっとも、物語世界における2006年にも山の民の死体を冷凍保存してるのと—捨てるに捨てられないけど—、壮年以上の年齢層だけが山の民に特殊な感情を、逆に言うと若者は「何それ?」という状況からして、戦後の食糧難の頃まで存在してたのかな、と思わなくもない。まさか江戸時代の飢饉を未だに引きずってるとも考えにくいのだが。
二点目は、山の民の深雪が今風に言えば「引き篭もり」してたのは、深雪がヒッキーでも人嫌いでも無く、ただただ、単純に里の律や法を守ってただけじゃないか? と。
と言うのも、成美に対しては普通に接してたので喋りが苦手でも無さそうで。けど、一体どういう構図なのか興味あるが、修二と深雪が買物に行った時のドタバタ劇(一方的に深雪が舞い上がっていただけだが)にみる深雪の嘘みたいな世間知らずさって一体…と思うが。

であるが、まだ「霜神さま」との兼ね合いまでは自分の中では上手くまとまっていない。
霜神のモチーフから連想したのは、「昔々、旅の者が一晩の宿を借りたいと言ったので主人は泊めました。翌日、旅の者は宝物になっていました。そしてその家は栄えました」だったか。これを何処で知ったのか?
高橋留美子の短編か、小松和彦の「異人論」か「悪霊論」のいずれかだったと思うので、書店でこれらの書物—何せ読んだのが10年以上前で本は実家にあるし—を読んでみた所、どうやら小松和彦の著作かららしい。いわゆる「異人殺しのフォークロア」。
これ、ネタをばらしてしまうと、家の者が殺したんだよな。今風に言えば強盗殺人死体遺棄とでも言うか。
なので、「しかし、その家の子孫からは代々カタワが生まれ、村人は旅の者の祟りだと噂しました」みたいに続くと思う。しかも、その当時旅をしていた|できたのは常民では無いし。あ、お伊勢講は別かも。
果たして、小松和彦の意見が学会にどう影響してるのか分からないけど、当時の自分には結構衝撃的だった気がする。
何かね、忘れたい過去を霜神という形であれ残しておくものかなぁと。例えば、ひぐらしの「綿流し」はある意味、忘れてはならない自分達のアイデンティティを継続するために祭りなので納得できるのだが。
一方で、「山に迷い込んだ里の男と子供を作り、春の訪れと共に男は子供を預かって育てる。その子をまた山に返すと宝物や力を授ける」という紫子の台詞と、ここまでで言ってる事と矛盾してる位にグチャグチャになってる。
なので、修二が紫子に対して深雪に霜神を舞う役(奉納舞の歳神?)を推薦したと修二が言った時に見せた深雪の涙の意味って、未だに良く分からない。

閑話休題。
サンカって、自分の中では山の多い地方、例えば、フォッサマグマ以東の世界の出来事と捉えてたけど、そうでもなさそうだ。確かに中国山地があるけど。なのでもしかしたら丹波出身のオヤジの子供の頃には居てオヤジも覚えてるかもしれない。ちょっと気楽に聞くに聞けないが。
一方で海の民とでも言うか、家船って全く知らない。瀬戸内海周辺にそんな世界があったとは。
今はどうか分からないが、自分が小学生の時、部落問題を考える授業は存在した。けど、根幹を山や海の民に求める、という所までは学習していないと思うし、全てがそこに行き着くとは思えないが。(別に五木寛之もここまで言い切っていない)
何と言うか、寝た子を起こすみたいでここに書くのは苦々しいのだが、浅草弾左衛門に関しては全く知らなかった。
また、フーテンの寅さんを初めとする下町の風景。浅草や(新)吉原あたり。「下町」というコトバに全く何の感慨を抱かないのでイメージが沸かない。けど、そういう視線でカルタグラをやり直すのも一考かと。

自分が覚えてる、こういう混沌とした世界、聖と俗が紙一重の世界って何だろ? と思い返してるのだが、あまり思い浮かばない。
強いて言えば、加古川の祭りに居た傷痍軍人だったかなぁ…みたいな。
なので、次にこちら方面で田中ロミオがシナリオ書く時は、隠し念仏でお願いします…ってハナシになるか?

と、思うのだが、この様なネタを題材にできるのも、五木寛之とかの戦中世代までだろうな、と。自分の親の少し上か。既に自分達の世代では、その様な出来事があった事さえ知らないし。けど、肌感覚だけで言うと自分達の世代までならば何とか感覚的にでも理解できるんじゃないかと思うし、阿呆みたいだが、知っておかなければならないんじゃぁないかと思う。教科書に書かない歴史はここにも存在するんじゃぁありませんかと。

さて、雪影を鬼畜公園氏に切々とパワープッシュしたトコロ、
「熱いね軍曹。じゃその辺をログに上げてよ」
「え? そりゃ幾ら何でもイタ過ぎですよ」
「だと思うけど読んでみたいなぁ、ぜ・ひ・と・も」
「そこまで言うなら考えますけど、本家には見られたくないですねぇ」
「じゃぁ、小説版が出たら読むよ」
「いやいや、VFB含めてオレが買ってあげますから。と言うより出ませんよ…多分」
と、見事に返り討ちにあったのでその一環としてちょっと書いてみた。
他にもこのノベルは色々と思う所がある。多分それを書けば、ネットで一番雪影を語ってるヒトになれるという自負はある。イタいけど。

例えば。

  1. 長男なのに何故に「修二」なのか?—語呂が良いだけ?—
  2. 幼少の修二が祭りに行った時に手を引いていたのは誰(修二の母or深雪の母?)なのか?
  3. そもそも修二と深雪は血が繋がっていないのか?—個人的には従姉弟かと—
  4. 深雪が人外で無い理由
  5. True EndとFateの桜エンドとの比較考察
  6. 深雪(なのか?)と赤子の写真って?
  7. 姉さんハァハァの時にさり気に織り込まれている襖が閉まるSEと翌日に深雪がぎこちなかった件
  8. 鳥羽老人って何者?
  9. 修二が山の民だったハァ?
  10. True End以外での深雪って? (涙
  11. シスコンの行き着く先はマザコンか?(ぉぃぉぃ)

とか…

2006/06/25

個人的には意外としか

日本姉大賞2006だそうで。
何故か雪影が姉大賞3位、作品賞4位。
1位・2位(・3位)は自分は全く興味無かったけど作品名は知ってる、という浸透度なので、この順位は分かるのだが、雪影は2ちゃんで組織票活動した訳でも無いのに3位・4位というのは、単純に嬉しい。あなどれんと言うか、見る漢(と言うか弟)は見てるなーと言うか。

何かこの勢いで、FD出して頂ければコレ幸いなんですがね…

ついでに、しなっと千砂が入ってるのを(姉大賞10位、作品賞7位)ワタシは見逃してませんよ。

2007/01/10

その後

自分自身が煩悩系から遠ざかってしまったので、業界の流れは全く良く分かってない。
本家での展開は、ダウンロード版を2008年に出していたり*15夏雪というカタチで手を変え品を変え、みたいなカンジか。
さすがに自分はそこまで付き合えないけど。

実は忘れかけていたのだが、深雪姉さんって「山の民」という設定があったけど、その様なバックグランドを髣髴させるSSが上がっていたのでメモ。
山姥「生きなさい」 : SS宝庫~みんなの暇つぶし~
物悲しい結末だが。
萌え系のライトなSSが多い中で割と異彩なSSかと。

2012/07/09

Footnote

  1. しかも、ご丁寧に冬山登山までやってるし…
  2. サンカ。作中では「山の民」。そう言えば、たがみも山窩ネタはあったな…
  3. 正確には雪さんか?
  4. 太一・曜子の生い立ちの、個人的には突拍子の無さ。
  5. しかも、遭難しかけの状態であったとはいえ、彼女が■ったのは主人公の両親。ただし彼女が生き抜くためと、父親の遺言通りの死後。
  6. ひかりごけとか。
  7. でも普通、耳とかからヤラれませんかね?
  8. その割には、弟君が寝静まった後いやぁんそんなコト、ボク書けなぁい…みたいな。
  9. この際、どうやってサバイバルしてるかは問わないのが約束ですよね?
  10. 水着はある。
  11. これはTrue End以外分からないが、大方の見方では、死んでしまったか、もしくは実は彼女は雪女かと。
  12. 姉は設定上、湯気に湯あたりする。雪女属性を持たせるための無理矢理っぽい設定とはいえ、実は自分の母も体質的にそうらしい。
  13. 特にピアノのうねり?がこれでもかこれでもかというカンジの「柔らかな時間」とか「深雪」とか。
  14. 嘘です、近頃しがらんでるのでしょっちゅう…
  15. 今まで知らなかった。

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