スタンド大歓声、土佐らしさ見せるが力負け センバツ
産経新聞 3月24日(日)19時48分配信
第85回選抜高校野球大会第3日(浦和学院4−0土佐、24日、甲子園)私学として初の21世紀枠に選ばれて20年ぶりの甲子園。全国から卒業生らが集まり、三塁側アルプススタンドは今大会初の売り切れ。土佐はその声援に応え、最後まで粘ったが、「力の差がありました」と西内監督は振り返った。
緊張していた。試合前、多くの選手が珍しく昼食を残した。伝統の全力疾走で緊張をときほぐし、中盤からようやく本来の動きをみせ始めたが、打てなかった。四回1死二、三塁の好機で、久保田がスクイズのサインを見逃す。エース宅間、救援の高橋が粘り強い投球をみせ援護を待ったが、本塁は遠かった。
それでも、関東王者の浦和学院と終盤まで渡り合った。三回には織田主将が左翼フェンスにぶつかりながら飛球を好捕するなど、精いっぱいのプレーも披露した。「甲子園は素晴らしいところでした。打てるようになって、夏に戻ってきます」と織田主将は前を向いた。(村田雅裕)
最終更新:3月24日(日)19時48分
Yahoo!ニュース関連記事
関連トピックス
主なニュースサイトで 土佐(高知) の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- <センバツ>伝統の「全力疾走」復活 20年ぶり出場の土佐写真(毎日新聞) 3月24日(日)20時30分
- <センバツ>ソツなく浦和学院4−0 土佐好機に一本出ず写真(毎日新聞) 3月24日(日)16時12分
- 巨人V、最下位は中日/オープン戦順位写真(日刊スポーツ) 3月24日(日)21時0分