大相撲春場所(大阪府立体育会館)は横綱白鵬(28=宮城野)が、北の湖に並び史上4位となる24回目の優勝を決めた。いつになく勝利への執念をのぞかせてつかんだ2場所ぶりの賜杯。最強横綱が目の色を変えるきっかけとなった「深夜の説教事件」とは――。
13日目に早々と優勝を決めた白鵬は「まさか13日目に優勝が決まるとは思っていなかった。自分が勝って決まって良かったです」と笑顔で喜びにひたった。春場所4連覇、歴代4位の北の湖に並ぶ24回目の優勝も白鵬にとっては一つの通過点にすぎない。一方で、今場所の白鵬には何が何でも優勝しなければならない理由があったという。
“事件”が起きたのは、初場所千秋楽の1月27日深夜のことだった。12勝3敗で優勝を逃した白鵬は東京・錦糸町で開かれた打ち上げの2次会に参加した。
V逸の傷心を癒やすためにグラスを傾けていたところ、同席していた姉のバドゲレルさんが白鵬に向かって説教を始めたという。関係者の話を総合すると、その際の様子は次のようなものだった。
姉「どうして優勝できなかったのよ!」
白鵬「……」
姉「日馬富士は全勝で優勝したのに、あなたは3回も負けるなんて!!」
白鵬「……」
姉のけんまくに周囲が一瞬、凍りついたことは言うまでもない。事情に詳しい角界関係者は「お姉さんに怒られて、横綱は今にも泣き出しそうな顔をしていた。相当にこたえていたようだ」と明かした。
天下の大横綱といえども、バドゲレルさんは頭の上がらない存在。しかも家族思いの白鵬にとって、身内に責められるのは何よりもつらいこと。今場所の白鵬は7日目の時天空(33=時津風)戦で時間前に立つなど、今までにないほど勝利への執念を見せた。その裏側には、姉からの強烈な叱咤激励があったのだ。
白鵬は「24回目の優勝? 一つ一つの積み重ねでいくだけ。32回に近づくことが大鵬さんへの恩返しになる」と昭和の大横綱が打ち立てた記録への挑戦を改めて口にした。その過程で長く優勝から遠ざかるようなことがあれば、再び姉から厳しい“愛のムチ”が入るに違いない。
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