先発の岩田(左)へウイニングボールを渡す阪神・久保=23日、京セラドーム大阪(撮影・山下香)【拡大】
ゴロキングが本領を発揮した。岩田が持ち味を存分に出した92球で6回を自責ゼロ。オリ打線を1安打に封じ込める快投をみせ、周囲の不安を拭い去った。
「低めに集めようと思いました。ただ、オープン戦のなかではよかった方ではありますが、失策で出た走者をかえしたり、投手が助けてあげないといけない。こういうのもシーズンで出るので」
本人は四回一死から遊撃・坂の失策で出塁した走者をホームにかえしたことを悔やんだが、内容は及第点だ。140キロ台の直球とツーシーム、カットボールといった手元で変化する速球系の球種を低めに集めた。四回二死一塁からはT-岡田のバットを粉砕し、三ゴロに。右打者の懐も幾度となく、えぐった。
強気の攻めが光り、奪った18個のアウトのうち、ゴロアウトは、実に12個。「いろいろ変えながらやっています」とテンポを変える投球術も織り交ぜる余裕もあった。キャンプ中から取り組んできた投球時に踏み出す右足のインステップの改善には「気持ち悪さはなくなっている」と手応え十分。オープン戦最終登板で万全をアピールした。