1回、安打を放ち二塁へ激走する阪神・西岡=京セラドーム(撮影・中川春佳)【拡大】
(オープン戦、阪神3-1オリックス、23日、京セラドーム)虎の1、2番コンビは、ただ単に打撃が絶好調なだけではない。一回、西岡が粘った末の9球目を右中間に安打すれば、続く大和も8球目を左飛。得点にこそ結びついていないが、2人で東野に対して17球も投げさせたのは、チームにとって貢献度大だ。「塁に出ることで必死です。ボールなら振らない。ストライクなら振る」。西岡が振り返った。和田監督も「長いシーズンで、とても重要なこと。球数を投げさせて早めに降ろそうという作戦もできる」と満足そうだった。
(紙面から)