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大気汚染、アジアを覆う 132カ国調査、最悪はインド

写真:スモッグで視界が遮られたニューデリー市街=2月上旬、五十嵐誠撮影拡大スモッグで視界が遮られたニューデリー市街=2月上旬、五十嵐誠撮影

表:大気汚染「国別ランキング」拡大大気汚染「国別ランキング」

 中国で問題となっている微小粒子状物質「PM2・5」などによる大気汚染は、アジアや中東、アフリカといった地域の国々でも深刻な状況にある。経済優先で排ガス対策が後回しになりがちな国が多く、対策が急がれている。

■PM2・5は高濃度

 ニューデリー市の公立病院のぜんそく専門外来では、小さな子を連れた母親が列をつくっていた。

 ハーシュ・ダニ君(7)は4年ほど前に呼吸が苦しくなり、ぜんそくと診断された。通院と薬が欠かせない。母親のマムタさん(27)は「原因はわからないが、大気汚染のせいかも知れない」と話す。

 政府の2008年の調査では、肺の機能が不十分とされた子どもの割合は43・5%で、地方の25・7%を大きく上回る。同病院の呼吸器科医は「子どもの呼吸器疾患は増えており、汚染が要因の一つであることは間違いない」と説明する。

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