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説明の姿勢示して/心ない返事悲しい

ホンネ外来

(2013年2月26日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

説明の姿勢示して

 19日付「精神科病院の金銭管理費」を読み6年前、遠い親戚が認知症で精神科病院に転院した際、たまたま付き添った経験を思い出した。病院に着くと、保護者になるよう言われ「小遣い1万円を払って」と。扶養義務もなく、本人は買い物をできる状態でもないのに、と思ったが、帰してくれなさそうなので署名し払った。家族会にも入らされて会費を取られた。その後、家族でもないので返金を求めたが、返してもらえなかった。精神科病院では当たり前でも一般の人には分からないことが多く、説明もない。もっと院外の人に理解してもらおうという姿勢が必要では。(岐阜県=男性46歳)

心ない返事悲しい

 息子は精神科病院に入院して20年以上になります。社会復帰はなかなか難しいと思いますが、夫は若いうちに亡くなり、私も年を取り、病院の医師に「私が死んだら息子はどうなるのでしょうか」と尋ねたら、「働けるわけないし、橋の下で暮らすしかないわなー」との返事。真剣に尋ねたのに、悔しくて悲しい気持ちです。(愛知県=女性72歳)

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