6億円横領しキャバクラ嬢に貢いだ栗田守紀|列島事件簿2012
テレビ朝日の「追跡!あのとき何が?列島事件簿2012」で会社の金を横領し6億円をキャバクラ嬢に貢いだ男について放送されました。
キャバクラ嬢との結婚をかたく信じ、2012年4月に逮捕された栗田守紀受刑者(33歳)。キャバクラ嬢に貢いだ金額は約6億円。
栗田守紀とキャバ嬢が出会ったのは2001年の亀有。キャバクラ店で当時20代前半だった女性に一目惚れ。週3回も通いつめたと言います。やがて2人は月に2~3回、ドライブや店外デートを重ねるように。しかし、出会いから2年で2人の関係はキャバ嬢の「胃がんなの」という告白で一変していきます。栗田守紀は30万円の治療費を懇願されキャバクラ嬢が指定した口座に振り込んだと言います。その後、面会謝絶になったとの理由で、キャバクラ嬢とは5年間も会えずメールのやり取りのみに。それでも要求額はエスカレートしていきました。
毎月1000万円の治療費を要求するキャバ嬢のため、栗田守紀はインターネットバンキングを使い会社の金を横領し続けました。ところが、当初胃がんと病名を告白していたキャバ嬢ですが、その後は心臓病や脊椎損傷、白血病と次々に新たな病名が。疑いを持った栗田守紀は「病院からの請求書を見せてほしい」とメール。それに対しキャバクラ嬢は「お金を振り込んでくれないと命がもたない、疑われたら生きている意味がない、自殺する」と返信してきたのです。
5年間続いたキャバ嬢への送金は突如終わりを告げました。2010年、栗田守紀の勤務する会社に税務調査が入り横領が発覚したのです。巨額の金を横領し、キャバ嬢に貢ぎ続けた栗田守紀受刑者ですが、本人は築25年、家賃3万7000円のワンルームに暮らしていました。
逮捕前、栗田守紀受刑者はキャバ嬢に「ごめん。会社の金を横領して入院代に補填していました。迷惑かけたくないけど一目会いたい。そしたら自首するよ。」と打ち明けていました。これに対しキャバクラ嬢は「本当なの?大丈夫にならないの?くりたん将来だめになるよ自首するしか方法ないの?」と心配する一方で「今回最後だと思って1300万お願い出来ないかな?」とさらなる金を要求していたのです。
横領が発覚した後、栗田守紀被告は会社の上司と共にキャバ嬢が入院していると言っていた病院を訪れました。しかし、そこにはキャバ嬢の入院の記録はなく全て嘘だということが分かったのです。
結局、最後までキャバクラ嬢に会えないまま350回にわたり、約6億円を振り込んでしまったのです。今年9月、東京地裁は懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
このキャバクラ嬢を知る人物によると、目立たないタイプの女性でキャバクラでも1番人気などではなかったそうです。番組ではこのキャバクラ嬢と接触。もらった6億円は全てホストに費やし1円も残っていないと言います。
[なぜキャバ嬢が罪に問われないのか?]
弁護士の大澤孝征さんによると、横領したことを知っていれば盗品等収受罪に問うことができるそうです。この罪はあくまでも横領していることを知っていなければいけないのです。
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キャバクラ嬢との結婚をかたく信じ、2012年4月に逮捕された栗田守紀受刑者(33歳)。キャバクラ嬢に貢いだ金額は約6億円。
栗田守紀とキャバ嬢が出会ったのは2001年の亀有。キャバクラ店で当時20代前半だった女性に一目惚れ。週3回も通いつめたと言います。やがて2人は月に2~3回、ドライブや店外デートを重ねるように。しかし、出会いから2年で2人の関係はキャバ嬢の「胃がんなの」という告白で一変していきます。栗田守紀は30万円の治療費を懇願されキャバクラ嬢が指定した口座に振り込んだと言います。その後、面会謝絶になったとの理由で、キャバクラ嬢とは5年間も会えずメールのやり取りのみに。それでも要求額はエスカレートしていきました。
毎月1000万円の治療費を要求するキャバ嬢のため、栗田守紀はインターネットバンキングを使い会社の金を横領し続けました。ところが、当初胃がんと病名を告白していたキャバ嬢ですが、その後は心臓病や脊椎損傷、白血病と次々に新たな病名が。疑いを持った栗田守紀は「病院からの請求書を見せてほしい」とメール。それに対しキャバクラ嬢は「お金を振り込んでくれないと命がもたない、疑われたら生きている意味がない、自殺する」と返信してきたのです。
5年間続いたキャバ嬢への送金は突如終わりを告げました。2010年、栗田守紀の勤務する会社に税務調査が入り横領が発覚したのです。巨額の金を横領し、キャバ嬢に貢ぎ続けた栗田守紀受刑者ですが、本人は築25年、家賃3万7000円のワンルームに暮らしていました。
逮捕前、栗田守紀受刑者はキャバ嬢に「ごめん。会社の金を横領して入院代に補填していました。迷惑かけたくないけど一目会いたい。そしたら自首するよ。」と打ち明けていました。これに対しキャバクラ嬢は「本当なの?大丈夫にならないの?くりたん将来だめになるよ自首するしか方法ないの?」と心配する一方で「今回最後だと思って1300万お願い出来ないかな?」とさらなる金を要求していたのです。
横領が発覚した後、栗田守紀被告は会社の上司と共にキャバ嬢が入院していると言っていた病院を訪れました。しかし、そこにはキャバ嬢の入院の記録はなく全て嘘だということが分かったのです。
結局、最後までキャバクラ嬢に会えないまま350回にわたり、約6億円を振り込んでしまったのです。今年9月、東京地裁は懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
このキャバクラ嬢を知る人物によると、目立たないタイプの女性でキャバクラでも1番人気などではなかったそうです。番組ではこのキャバクラ嬢と接触。もらった6億円は全てホストに費やし1円も残っていないと言います。
[なぜキャバ嬢が罪に問われないのか?]
弁護士の大澤孝征さんによると、横領したことを知っていれば盗品等収受罪に問うことができるそうです。この罪はあくまでも横領していることを知っていなければいけないのです。
2012-12-29 23:09
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