RECRUIT

内山 千穂

「ここなら受け入れてもらえる気がする」

― 内山さんは新卒でチームラボに入社したんですよね?

そうです。2009年入社ですね。

― 入社した頃から「えんじぇる」というあだ名で呼ばれているんですか?

大学生の頃からです(笑)。

― 入社までの経緯を教えてください。

大学三年生くらいの時、『スタジオボイス』という雑誌にチームラボが載っているのを見たんですよ。オフィス紹介をされていたんです。でも私はチームラボなんて全然頭をかすめることもなく大企業に入ろうとして普通に就職活動をしていて、友達に「こういう会社受けたら?」ってチームラボを薦めていたりしてたんですけど(笑)、なぜか4年生の4月くらいに、チームラボを思い出したんです。それで会社説明会に行って。

― 会社説明会はどんな印象でした?

じょーさん(吉村譲/開発・マーケ)が話していました。「テクノロジーとデザインの融合」みたいな話だったんですけど、それを聞いて「この会社、すごく面白そう」って見えたんです。「やたらとおもしろいおっさんがいるなー、これが役員か、ふーん」みたいな(笑)。

― それで応募しようと思ったわけですね。

そう。「あ、ここなら、受け入れてもらえそうな気がする」って(笑)。

― 「面白そう」とか「楽しそう」っていう印象は、実際に入社してみても変わらないですか?

思ったより、人々が普通に淡々と仕事している(笑)。わいわいがやがやみたいな空気もあんまりなくて、「あれ? 騙された!?」みたいな(笑)。

― でも、他に受けた会社とは違うでしょう?

はい、違います(笑)。

保守の仕事、実際のところ

― 内山さんは「マーケティングテクノロジーDiv. ディレクター」という肩書きですよね。

そうですね、名刺には「ウェブプランナー」って書いてますけど(笑)。

― 初めからディレクター/プランナー職が志望だったんですか?

私、初めはエンジニアで志望していたんです。でも、採用面接の時に2人目の面接官に「そんなんじゃエンジニアになれません!」って言われてディレクター職を薦められて。それで、その場で別の面接官が来て、ディレクター職で選考が進みました。ただ、会社も迷ったのか面接の回数が多かったです。

― そして現在に至ると(笑)。いまは具体的にどんな案件の仕事をしているんですか?

私は、新規開発案件より、保守運用の仕事が多いです。入社した時に初めてアサインされたのも保守の仕事でした。(会社から保守案件に)適していると思われているんじゃないですかね。

― 保守の場合はどうやって仕事を進めるんですか?

すでに出来上がったものがあるので、(立ち上げたスタッフから)引き継いで、お客様からのお問い合わせ対応です。私は改善や追加開発の仕事を主にやってきているので、新規案件の提案したりとかは、あまり多くないほうだと思います。

― 保守の仕事は、どういうところに面白さを感じますか?

保守は、お客様と一緒にサイトを育てている感じがいいですね。あらかじめこちらでお客様のご要望を知っているから、提案しやすいんです。サイトによってはPVも売上も見せてもらえるし、「もっとこうしたほうがいいんじゃないですか?」って(クライアントに)言いやすい。それはそれで楽しいですね。しかも、新規案件は、新しい試みが多い分だけ、いろいろな事情で流れてしまうことも多いという悩みがどうしてもつきまとうじゃないですか。でも、お客様と一緒にサービスを育てていくなかでの改善のご発注は、大人の事情で頓挫したりすることはほとんどないし、頑張った結果が目に見える形で帰ってくるから、お客様にとっても、自分の会社にとっても大事な仕事だと思ってます。保守っていう響きだけ聞くとつまらなそうって言われますが、めっちゃやりがいのある仕事ですよ。

― 開発だと、「ひたすらコードを打つのが楽しい」っていう人がチームラボにもいますけど(笑)、内山さんは「やっていて楽しい」って思えるから仕事している感じ?

うーん、日々追われています(笑)。

― そうなんだ(笑)。でも、自分の中で目標はある?

アウトプットの質をなるべく高めた上で、スピーディにできればいいなとつねに思っています。効率的に。夜遅くなったりするから、さっと100点満点出せる人になりたいですね(笑)。

― 帰宅時間が遅くなることもありますよね。いつも何時くらいに帰っているんですか?

11時~12時くらいですね。でも今日は7時に帰ります。内定者と野球を見に行くので(笑)。

― 内定者と?

内定者のメンターをやっているんですよ。

― 体育会系並みに面倒見がいいですね(笑)。

チームラボは体育会系ですよ、がんがん体育会系ですよ!(笑)

― そういう目的なら早く帰れもするし(笑)。

私、キャラ勝ちなのか、「今日、デートなんです」って言うと、みんなが「行ってらっしゃい!」って送ってくれますからね(笑)。

― チームラボは女性社員が2割くらいだから女性が重宝されているのかもしれないですね(笑)。女性だからといって、働きづらさを感じたことはありますか?

思ったことないです。金融系の友達はそういうことを言いますけど、IT業界はあんまりないかも。結婚したら異動しないといけないとか、そういうのはないですよね。

「この人たちに出会えたことが一番」

― 新卒応募者に向けて、内山さんはどういう人にチームラボに入って欲しいと思いますか?

なるべく変な人がいいです(笑)。(チームラボに)いまいないタイプの人がいいなってすごく思っていて。例えば、すごく『CanCam』っぽい女子とか超ギャル男がいたら、それはそれで楽しいと思うんですよ(笑)。すごく個性的な方が楽しい。責任感があって任された仕事をちゃんとやってくれれば、どんなインターフェイスでもいいと思ってる(笑)。

― 内山さんから見て、いまのチームラボのスタッフはどんな人が多いと思いますか?

みんな賢いし、超いい人だと思っていて。森賢太朗(開発/PM・プロジェクトマネージャー)さんは私が入社する前からお世話になっていて。私が入社したとき、森さんは3年目だったと思うんですけど、いま私が3年目なんですね。でも、「全然追いつけない」と思って。

― へぇ、それはどの部分で?

危機管理能力がすごく高いのと、それに対する道筋も立てられる。タフなプロジェクトにアサインされても、プロジェクトを成功まで持っていける。心の強さが尋常じゃないなと、いつも思っています。某社の案件は初期開発時にPMが色んな人に変わってしまって、最終的に森さんになったんですけど、その時点で課題も多く、ケアの必要なクライアントだったんですけど、課題をひとつひとつクリアしていくことで信頼してもえるようになって、いま保守が継続3年目になったんですよね。クライアントも、「チームラボがいい」とずっと思ってやってくれているのは、森さんのおかげだと思います。お客さんからの信頼され度合いがすごい。若いのに達者やな、という感じです(笑)。

― それは確かに達者ですね。

森さんに限らず、私が一緒に仕事したPMは、「(クライアントと)一緒に考えたい」という人が多いですね。

― チームラボはいろんなタイプの人がいますよね。

社内にいる人たちがすごく好きで。男女問わず、大好きな人がいっぱいいるんです。その人たちに出会えたことが、チームラボに入ってよかったことです。それが圧倒的に一番ですよ。だから、「この人たちとなら働ける」と思った。

Copyright © TEAM☆LAB Inc. All rights reserved.