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キム第1書記 軍視察し韓国威嚇も
3月24日 11時50分

北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記は、有事の際に韓国側に浸透して作戦を行う北朝鮮軍の特殊部隊を視察し、アメリカと連携を強める韓国を改めて威嚇しました。

これは、北朝鮮の国営テレビが24日、写真とともに伝えたもので、キム・ジョンウン第1書記は23日、北朝鮮軍で最精鋭の特殊部隊を訪れて射撃訓練などを視察しました。
公開された写真には、キム第1書記が、韓国の首都ソウルを再現したとみられる精巧な模型の前で指揮官らとことばを交わしたり、みずから拳銃を持って射撃方法を指導したりしている姿が写っています。
この際、キム第1書記は、「敵の軍事対象物や統治機関の特性を知ってこそ、敵の牙城に素早く突入して心臓部を一撃で刺すことができる」と述べ、韓国の地理に基づいた訓練や射撃術の向上に努めるよう指示したということです。
韓国軍がアメリカ軍とともに行った「キー・リゾルブ」という軍事演習は、今月21日で終了しましたが、合同の野外機動訓練は来月末まで行われており、北朝鮮は、「朝鮮半島で核戦争が起きる危険は、かえって増大している」と反発しています。
キム第1書記は、先週、無人攻撃機で地上の標的を攻撃するなどの訓練を視察したばかりで、有事の際に韓国側に浸透して作戦を行う特殊部隊の視察を通じて、アメリカと連携を強める韓国を改めて威嚇するねらいがあるとみられます。            

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