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【プロ野球】

星野督監がOP戦逆転Vへ闘志

2013年3月23日 紙面から

 オープン戦で3位につけている楽天が、残り2試合で逆転優勝を狙う。星野仙一監督(66)は22日、神宮で行われた全体練習を見守りながら、球団初となるタイトルの望みが残っていることを確認。「ヨッシャ、優勝するぞ! 胴上げしよう」と闘志を燃やした。

 決して楽な条件ではない。23日から東京ドームで行われる巨人2連戦で連勝することは必須。その上で、2位ソフトバンクの結果次第になる。それでも、頂点に立つ可能性があることは事実。たかがオープン戦−と侮ってはいけない。指揮官の頭には、鮮烈な思い出があった。

 02年。低迷が続いていた阪神を率いてオープン戦を制覇。その勢いを開幕7連勝につなげ、翌年には18年ぶりとなるリーグ優勝を果たした。「やっぱり、勝負事は勝たなイカン」。染み付いた負け犬根性を払拭(ふっしょく)し、勝ちグセを付ける。

 虎が歩んだ道のりをイヌワシ軍団で再現する。23日の先発は、侍ジャパンで不完全燃焼に終わった田中の予定。一方の巨人はルーキー菅野がマウンドに上がる。星野監督は「スガノだろうが、カンノだろうが、良い投手を打ち込んで初めて自信になる」とキッパリ。まずは目の前の敵を全力で倒し、ペナントレースに弾みを付ける。 (井上学)

 

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