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【大リーグ】

中島、ああ7試合連続無安打 大丈夫? 遊撃定位置確保

2013年3月24日 紙面から

◇オープン戦 アスレチックス4−4ホワイトソックス

 【フェニックス穐村賢】ヒットが出ない…。アスレチックスの中島裕之遊撃手(30)は22日、当地でのホワイトソックス戦に8番遊撃で先発出場したが、3打数無安打に終わり、10日のダイヤモンドバックス戦から続く連続無安打試合も7に伸びた。

 この日も以前から試している打撃コーチに勧められたオープン気味のスタンスで打席に臨んだ。

 しかし、タイミングを崩され、自身のイメージとはほど遠い打撃内容。遊ゴロ、空振り三振など外野にすら打球を飛ばすことができなかった。

 これで21打席(18打数)連続“音無し”となったが、中島は「ヒットは出たらいいとは思うけど、打ちたいってなったら空回りするだけから。自然に出るまで我慢してやっていきたい」。試合後には同僚セスペデスから自身の教えた日本語で「ナントカナルサ」と慰められる始末だったが、それでも「自分の感覚的なものは良くなってきている。打席の中の(ボールの)見え方もましになっています」と前を向いた。

 開幕まで残り1週間余。失策も多く、攻守に結果が出ない中、二塁へのコンバート案が浮上するなど、周囲は騒がしくなってきている。中島は「どんな構えでも、打ちにいく瞬間は自分の形になるんで、あとは体が反応するだけ」。まずは1本、悪い流れを断ち切ることから始め、“逆襲”につなげる。

 

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