作品名:或る少女の肖像
(英題:The Portrait of a Girl/仏題:Le portrait d'une fille)
著者名:Lis Sucre(リス・シュクル)
執筆期間:2004年10月~2007年10月
カテゴリー:近代ヨーロッパ恋愛

作品紹介:舞台は十九世紀末フランス。アルメルは幼い頃に父親に捨てられて海辺の孤児院で育った。陰湿な院長のもとから逃げるようにしてパリへと向かい、孤独なトラウマを抱えたまま青年画家フランシス・ルシエのアトリエでモデルを務めることになる。歯の浮く戯言ばかりを口にする一風変わったフランシスに翻弄されながらも、次第に彼に心を開いていくアルメル。一方、貴族でありながら社交界とは縁遠い生活を送る自由奔放なフランシスも、実は心に暗い過去を秘めていて――。或る少女の肖像によって導かれた希望と再生の物語。

作品について:現在改稿作業の終わったものから随時再掲載しております。
物語はフィクションですが、1881年~1883年頃のパリを舞台として描いています。この時代のフランスの文化や歴史などに詳しい方がいらっしゃいましたら、時代考証にご協力頂けますと助かります。おかしな点や誤字・脱字報告などはこちらよりご一報ください。また、作品を読んだ感想を頂けますと、大変執筆の励みになります。



目次:
第1章 画家と少女 Un peintre et une fille
第2章 肖像画に恋する男 L'homme qui aime un portrait
第3章 或る小説家の苦悩 Souffrir d'un romancier
第4章 シュゾンとマノン Suzon et Manon
第5章 氷上の貴公子 Le prince sur la glace
第6章 幼い風景 Memoire de l'enfance
第7章 子犬のワルツ Valse du petit chien
第8章 若草の頃 Adolescence
第9章 優しいキス La Baiser
第10章 あなたのそばに Avec toi
第11章 迷える子羊 Mouton égaré
第12章 或る少女の肖像 Le portrait d'une fille

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