逆境のなかで、人生があなたの本気を試しています。
「本気でやりたいのかどうか」。
問われているのはその一点です。
目指す者にしか、逆境が訪れることはありません。
逆境が教えるものはただ一つ。
それは、自分自身の本気度合いを見つめ直すこと。
本気で立ち向かっていないから、活路が拓けてこない。
ここが原点です。
私たちが逆境から学ぶこと。
それは、本気の向こう側にある風景を見ようとすることの大切さです。
逆境は、それを気付かせるために、あなたの前に現れたのです。
やる気と本気は違います。
いくらやる気のスイッチを入れたところで、
それだけで逆境は突破できません。
何故ならば、やる気は所詮、気分だからです。
気まぐれな気分で、やったりやらなかったりの繰り返しが、
壁を突破する力になることはありません。
本気でなくては、壁は突破できないのです。
やる気は漠然と頑張ることであり、
本気は具体的に目指すことを意味します。
漠然と頑張っても、風が吹くことはありません。
しかし、具体的に目指せば風が吹き始めます。
本気の向こう側にある風景。
そこには、不可能を可能にする風が吹いています。
今、自分は本気で取り組もうとしているのか。
勝敗を分けるラインが、この一線にあります。
本気の行動は、本気の出会いを生みます。
そして、その出会いが道を拓くのです。
本気の向こう側には、風景があります。
その風景を見つけたときこそが、
自分が変わる瞬間なのです。