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できごと
御堂筋沿道にも100メートル以上のビル誕生か
2013.3.20 13:29
[westセレクト]
大阪市が60メートルの高さ規制の撤廃決める
大阪市のメーンストリート・御堂筋沿いのビルの高さ規制の見直しを検討している同市の都市計画審議会専門部会は、最高60メートルの規制の廃止を決めた。都市計画手続きを済ませ、市議会の同意を得れば、100メートル以上の高層ビルに立て替えることが可能になる。
景観保全などを理由に規制される沿道ビルの高さをめぐっては、橋下徹市長が就任後、街の活性化に向け見直しを指示。今回の規制緩和により老朽化したビルの再開発や耐震化を促す一方、景観への影響について議論を呼ぶ可能性もある。
ビルの高さ規制の廃止は19日の都市計画審議会専門部会で了承された。対象は淀屋橋-本町間の1・1キロ区間。市要綱では、ビルの高さを原則50メートルと規制。上層部分でさらに歩道から10メートル後退させた場合は高さ60メートルまで認めている。
専門部会では、規制緩和を求めるビル所有者らの意見を踏まえ、歩道に面した低層部分は高さ50メートルで統一すると決定。一方、上層部分については規制を廃止し、御堂筋の道幅約50メートルに、上層部分の後退幅を加えた長さの2倍までとした。歩道からの後退幅が20メートルなら上層部分は高さ140メートルまで可能となる。
ただ、御堂筋一帯の上空は航空法で規制を受けており、沿道ビルの高さは200メートルほどに制限される。
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