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柔道 暴力告発の選手が声明文を公表
3月16日 20時39分

柔道女子の日本代表合宿で、監督などによる暴力行為をJOC=日本オリンピック委員会に告発した選手が、JOCなどからの聞き取り調査を終え、「今回の調査結果が生かされ、すべてのスポーツの現場から暴力やハラスメントがなくなることを願っています」とする声明文を16日に公表しました。

この問題は、柔道女子の日本代表の合宿で監督やコーチが、選手に対し暴力行為をしたなどとして、選手15人が、JOC=日本オリンピック委員会に告発する文書を提出し、指導体制の改善を求めたもので、これまでに当時の監督のほか、強化担当の理事やコーチが辞任しています。
16日、この問題を告発した15人の選手の代理人を務める辻口信良弁護士が選手たちの声明文を公表しました。
「お礼」と題した声明文では、選手に聞き取り調査を行ったJOCと全日本柔道連盟が設けた第三者委員会などに対して、感謝のことばを記したうえで、「今回の調査が生かされ、柔道界を含むすべてのスポーツの現場から暴力やハラスメントがなくなることを願っています」と、改めてスポーツ界から暴力行為などの追放を訴えました。
そのうえで、「丁寧に調査を行ってもらえたことで、一つの区切りを迎えた思いです。今後は、それぞれの立場で、これまで以上に一生懸命精進し、少しでも柔道界の発展のために努力していきたい」と決意を述べています。

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