そんなことにいつまでも引っ掛かっていて、どうするのですか?
やることをやれば、心配してもしなくても結果は同じと割り切りましょう。
そう割り切れれば、引っ掛かからなくてはいけないところは、やるべきことをやったのかどうかということだけになります。
余計なことを心配して、些細なことにいちいち引っ掛かっていると、そのときやるべきことが見えなくなります。
やるべきことが、見えているか!
まずここが、視点の置き処です。
いちいち引っ掛かってどうでもよいことに悩むのは、やるべきことが見えていないからです。
迷ったときは、自分という人間を成立させている根源に迫りましょう。
為さねばならぬことを見分ける本質が、そこにあるからです。
違う言い方をすれば、それ以外のことはどうでもよいことです。
それを「余事」と言います。
余事に振り回されてはいけません。
余事をどれだけ完璧にこなしても、そのことで人生は進展しないからです。
常に、自分自身に問いかけ続けなければならないことがあります。
それは、「今は何を為すべきときなのか!」という一点です。
その問いかけは、自らを成り立たせている本質をさらに強固に建設していくために、必須の意識をあぶり出していきます。
迷ったときは、今、為さねばならないことだけを考える!
それ以外は全て余事!
全て、余事です。
余事に心を囚われれば、それはそのまま心の乱れとなって、取るに足らざる人間に振り回され続けることになります。
そうした人間にぐるぐる振り回されて、人生を達成した人は一人もいません。
成功の入り口が、ここにあります。
どうでもよい人に、いちいち影響されてはいけません。
我が道を、しっかりと歩むのです。
その道程は、試行錯誤です。
そんなのは、当たり前の話です。
何故ならば、初めから完成形の人生などあり得ないからです。
完璧に進もうなどと、夢考えてはいけません。
トライアル&エラー。
これが人生だからです。