人生を決めるものは何か。
それは、紛れもなく情報です。
情報は、目には見えません。
しかし、その目に見えないインフォメーションのなかに、次の局面を良くするか悪くするかの道標が確かにあります。
人間の究極のセンスとは、その局面局面において、どのような情報に響いていけるかにあるのではないかと思います。
命には、感度があります。
ですから、命の感度を上げましょう。
そのためには、時代を感じなければなりません。
時代が動いているときに、自らの不動の立ち位置をしっかりと再確認するのです。
人生は、時代が動いているときに動き、そこに新しい何かが現れて、次のステージへと自らを導く展開が始まるからです。
いつの時代にも、必ずチャンスがあります。
まずそこをしっかりと、我が腑に落としましょう。
その上で重要なことは、何としても生き延びると腹を決めることです。
生き残りをかけた戦いを、好むと好まざるとに関わらず、覚悟しなければならない時代に入りました。
問われるのは、知恵と度胸です。
いつの時代も、人生には必ず光と影があります。
それは光だけでは光たりえず、影だけでは影たりえないということです。
光と影はイーブンです。
その意味は、闇があればその闇の分量だけ光があるということです。
言い換えれば、ピンチの分だけ、同量のチャンスがあります。
「谷深ければ、山高し」という言葉があります。
闇が深ければ深いほど、そこを抜けたときの光は強く明るいのです。
今こそ、突き抜ける勇気と覇気を持ちましょう。
知恵と度胸を駆使して、信じて頑張るのです。
私たちは、生かされています。
どう喜ぼうが、落ち込もうが、死ぬときには死にます。
ということは、死ぬときまでは死なないということでもあります。
試されるのは、いつも知恵と度胸と自分を信じる力であることを忘れてはなりません。