心の導火線
人生は暇に生きたか、エキサイティングに生きたかの、二者択一です。
どちらがナイスな生き方なのかは、言わなくても決まっています。
エキサイティングに生きようとするのなら、忘れてはならないことがあります。
それは、絶えず進化しようとの思いを捨てないことです。
進化と変化は違います。
似ているようで、全くの異なる領域です。
例えれば、飛行機の空を飛ぶ高度のようなものです。
高度を変えずに、空を飛び進むことが変化です。
進化とは、高度をさらに高く上げて飛び進むことを意味します。
それを私たちに置き換えれば、生きる目線を上げるということです。
それは今の自分の位置から、さらに高みを目指すという姿勢を持つことです。
生きる目線を上げるとは、生きる姿勢をより高く維持することを意味します。
プロとアマチュアの違いは、一にその姿勢にあります。
姿勢は、より高みにいる人と自分との差をはっきりと認識して初めて変わっていきます。
それでは、そうしたはっきりとした差の認識は、何によってもたらされるのでしょうか。
それは、「衝撃」です。
人は、衝撃的な何かを直に目撃したときに変わるからです。
そして、その衝撃的な何かを我が物としていこうと、自らに鍛練を課したときから進化し始めるのです。
真に前進したければ、自分よりも進化した人を素直に見て、心に圧倒的な衝撃を受けなければなりません。
進化とは、人から衝撃を受けて火が付く「心の導火線」のようなものだからです。
この導火線を、湿らせてはなりません。
そのために、関わる人を間違えてはなりません。
何を言っても聞いても冷めている人を、分からせようとする焦りは禁物です。
心の導火線が湿っている人に、何を言ってもやっても、そこに火が付くことはないからです。
まず、自分自身の心の導火線に火を付けましょう。
心に衝撃を受けた数こそが、進化の証であることを忘れてはなりません。
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- at 22:59
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