いずれ何かを
人が変わるときは、ある日突然です。
意志とイメージの力が、ある日突然、人を変えるのです。
意志とイメージの力が、胸の奥に眠っていた情熱を呼び醒ますからです。
大切なことは、呼び醒まされた情熱を持続させることが出来るかどうか。
ここが、物事を成し遂げるポイントです。
胸の内側からほとばしるような情熱が、自分がこれから取ろうとする行動の中心に流れているか。
この感覚こそが、何事かを成し遂げるための行動を支える心臓部となります。
情熱なき行動が、人を動かすことはありません。
人は不思議なもので、その人が言ってる言葉や直接的な行動よりも、その背後にある気配を感じて、自分の取る行動を決定していきます。
この人が何を言っているのかはよく分からないけれど、何かこの人について行ったら大丈夫なんじゃないか。
何故か、この人のことが気になる。
こうしたことは、全てその人の中心に流れている情熱が気配となって伝わっているからです。
熱くたぎる情熱を抱ける人は、いずれ何かをやり遂げる人です。
そうした情熱は目には見えませんが、それを甘く見てはいけません。
何事かを成し遂げる人とそうでない人との差は、それを1日というスパンで眺めれば、その差はごくごく微少です。
しかし、その微細な差を、ほとばしる情熱で積み上げた人には奇跡が起こります。
その奇跡を起こしてくれるものこそが、情熱を気配として感じた人たちなのです。
熱い思いを内包した気配が情報を運ぶとき、それは人を揺り動かす力を持ちます。
心の奥底に、決して消えることのない熔鉱炉を持ちましょう。
その熔鉱炉こそがあらゆる難局を溶かして、それを前進のための気配に変え、人を揺り動かしていく力を創る源泉となるからです。
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- at 17:45
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