発熱に伴う体調不良で離脱していたDF今野泰幸(30)が21日、ピッチでのトレーニングを再開した。スパイクを履き、トレーナーとともにランニングなどで汗を流した守備の要は「(現状は)病み上がりという感じ。(ヨルダン戦に向け)準備が遅れてしまった」と苦々しく振り返りながらも、大一番へ急ピッチで調整していく考えを強調した。
ピッチ脇で入念にストレッチしながら体をほぐし、芝生の感触を確かめるようにゆっくりと体を温めた。ヨルダン戦を直前に控え、今野は「(準備の遅れは)相当痛いけど、全力で取り戻したい。そこ(ヨルダン戦出場)を目指して最善を尽くしていく」と厳しい表情で意欲を語った。