物事を真に理解するためには、秘訣があります。
その秘訣とは、素直になることです。
理解に苦しんだり、疑いを持って人を斜めから見ることは誰にでも出来ます。
誰にでも出来ることを何の考えもなしに続けていても、富が独りでに集まってくることはありません。
大切なことは、まず信じる心構えをつくることです。
これはやや、無神論者と神の関係に似ています。
これを世間一般の成功に置き換えれば、この場合それが神ではなく、富であるというだけの話です。
もし全知全能の神が存在すれば、それを信じる者はあらゆるものを手に入れることが出来ます。
もし神が存在しなかったとしても、それで何を失うというものでもありません。
富を手に入れる秘訣について、成功者の人たちはみな同じような考え方をしています。
例えばお金です。
お金持ちになる簡単な秘訣を、世界中の億万長者はこうサゼスチョンしています。
本当にお金持ちになりたいのなら、自分がいくら稼ぎたいのか、それをいつまでに稼ぐのかを一枚の真っ白な紙に書き入れなさい!
それが、富を得る不思議な秘訣である、と。
紙に数字を書いただけで、空からお金が降ってくるとでも言うのでしょうか?
答えは、
YES!
成功者の人々は、それ以外に答えはないと言うのです。
秘訣はごくごく簡単なことだ、と。
世界中の億万長者はみな例外なく、稼ごうとする金額と期限とを決めたときからお金が稼げるようになったと告白しています。
それでも、信じる心構えの出来ていないその他大勢の人たちは、こう言います。
金額と期限とを書き込むことが、一体何の助けになるのか、と。
しかし、まず自分が何処へ向かって歩けばいいのかが分からなければ、何処へもたどり着くことは出来ません。
このことを、「目標明示の秘義」と呼びます。
言葉はその場で消えてなくなりますが、書き記せば後々まで残ります。
それは人生全般に言えることです。
成功に縁のない類いの人間が、いつまでも気付かずにいることがあります。
それは、人は自分が求めたものしか人生から受け取ることは出来ない、ということです。
故にまず最初にすべきことは、自分が人生に何を求めているのかをはっきりさせる、ということなのです。
要求があいまいでは、結果もあいまいなものにならざるを得ません。
僅かしか望まなければ、僅かしか得られません。
実りが少なかったからといって、嘆くことはナンセンスです。
何故ならば、そのように望んだのは、他ならぬ自分自身だったからです。