埼玉県川越市の製本業 -製本の事なら株式会社豊翔-

 

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埼玉県川越市の製本業 -製本の事なら株式会社豊翔-

豊翔のブログ



時代を生きる

失敗は、次のステージへのスタートラインです。

失敗を恐れず、まず人生という打席にしっかりと立ちましょう。

この打席に立たなければ、何も始まらないからです。

人生には三回チャンスが訪れると言われますが、そのチャンスも、バッターボックスに入らなければ訪れることはありません。

チャンスとは何か。

それは、宇宙があなた自身の運命の変更を賭けて、あなたに投げ込んでくる豪速球です。

あなたはそこで「勝負」しなければなりません。

チャンスとは勝負の異名でもあるからです。

腹を決めて臨まないと、そのチャンスは非情なものに映ります。

宇宙があなたに投げ込んでくる豪速球は、速いだけでなく微妙に変化しているからです。

あなたの腹が据わっていないと、その微妙な揺れに惑わされることになります。

宇宙はあなたが予期せぬ形で、その豪速球の内側にチャンスという「宝」を秘して、様々な表層を纏(まと)いながら、三回だけ真っ向からあなたに投げ込んできます。

それは突然の体調不良であったり、事故であったり、リストラや別れであったりします。

大切なことは、その時に「動じない!」ことです。

頭をごちゃごちゃとこねくり回すより、腹を据えてデンと構えるのです。

人生のほとんどのことは「態度」で決まります。

「タイヘンタイヘン」と慌てふためくのではなく、「今こそ、大きく変わるのだ!」と腹を決めてしまいましょう。

本当のチャンスは、チャンスの顔をしてはやって来ません。

チャンスは、ピンチの顔をしてやって来るのです。

ピンチが来たらそのように捉えて、絶対に逃げたらいけません。

空振りなら空振りで構いません。

空振りで構いませんから、思い切りバットを振り切りましょう。

この世に生まれて来た以上、人生の最後の結末は誰もが同じように決まっています。

そうであるが故に大切なことは、どのような態度で時代に生きたのかということであり、そのことだけが最後の最後の時に自分自身に問いかけられてくるのです。

今日からは、あまり先のことをくよくよと心配しないで、楽観的な態度で今日という一日に立ち向かっていきましょう。

大丈夫、全ては予定通り順調に進んでいます。




闇あるをもって

人間は、切り替えが大切です。

一秒で切り替えましょう。

今年の後半は、さらに気を引き締めていきましょう。

あなたはこの半年で、何をあなたの未来のためにやり遂げますか?

三つ決めてください。

そこが出来るか出来ないかが、あなたの勝負処です。

これから巻き起こる「風雲」を、覚悟しましょう。

一流の覚悟とは、身を捨てながらもその中に「面白い!」という興奮を覚えている感覚です。

感覚のなかに、もう一人のあなたを創って、今のあなたを他人事で眺めてみましょう。

そうすると、覚悟の意味が見えてきます。

暗い時代に、さらに暗い顔をしているのを凡物といいます。

暗い時代に暗い顔をしていても仕方がないということに、早く気が付きましょう。

暗い時代だからこそ、テンションを上げるのです。

人生は、精神戦です。

環境はまず、気持ちの有り様から形づくられていきます。

お金がないときでも、あなたのテンションとそれとは、本来関係ありません。

だから、困った!

この感じ方が駄目なのです。

行き詰まりは、困ったと感じたときから始まります。

事の始まりは、全て感じ方にあるからです。

人生に、困ることは起こりません。

あなたが勝手に、困ったと感じただけです。

精神力を鍛えていないから、事あるごとに困ったと感じてドタバタするのです。

そして年がら年中暗い顔か、難しい顔をして、テンションを低くキープして平気でいるのです。

少しキツイことを言います。

ナイスはよく笑います。

そうでない人は、笑いません。

あなたは、上手に笑えていますか?

笑う門には福来る、なのです。

どうせやらなければならないことは、笑ってやりましょう。

暗い時代だからこそ、笑い飛ばすのです。

暗い時代に笑えれば、あなたは間違いなく輝くことが出来ます。

光は闇あるをもって、その価値を証明出来るからです。




パスワード

自分を信じることが出来れば、人生が変わります。

あなたが懸命に頑張ろうとすればするほど、状況は千変万化し、あなたを惑わしてきます。

ややこしく動く状況に振り回されていると、見えるものまで見えなくなってしまいます。

迷ったときは、自分を信じる。

自分を信じると決める。

そう、信じると「決める」のです。

決めたのだから、もう迷わない。

決めたのだから、もう悩まない。

この決意に、神は始動するのです。

神様は、あなたが超えられない試練は決して与えません。

乗り超えられる試練だけを、あなたの成長のために、神様自らが手作りでプレゼントしてくれたのです。

そのプレゼントは、信じるというパスワードで開きます。

信じる!

信じて頑張る!

今日、決意を新たに前進です。




有終の美

「有終の美を飾る」という言葉があります。

これは、物事を最後までやり通して、
立派に成し遂げるという意味の言葉です。

晴れ晴れとした気持ちをつくることが、
生きるということの意味につながります。

そのために避けて通れないことが、
今、目の前にある課題です。

今、目の前にある課題に対して有終の美を飾りましょう。

果敢に挑戦する姿勢が、生きることの全てだからです。

挑戦した先にあるものは、成功か学びのどちらかしかありません。

成功か学びか。

この二つのなかに本当の人生があることを、あなたは知らなくてはなりません。

だから挑戦して、有終の美を飾るのです。

挑戦とは、自分を信じることです。

さあ、晴れ晴れとした気持ちをつくるための、自分を信じる一日が今日も始まりました。

頑張って!



言い訳

逃れようとしても、逃れきれない課題があります。

あなたが、まともならば。

知らず知らずのうちに人を腐らせていくものは、やるべき事を先延ばしにする態度です。

その局面で、重要な事を先延ばしにすれば、それが原因となって、近い将来に非常事態が必ず起こります。

どのように抗(あらが)っても、抗いようのない課題が一人一人にあるのだということを真摯に受け入れた時、人は自らが進むべき道を明らかにするのです。

今あなたの状況が厳しいとしたら、その状況はあなたに何を語りかけているのでしょう。

状況は、人を育てません。

ましてや、その状況が逆境であった場合には、なおのことです。

状況は、人をつくらない。

状況は、人を明らかにするのです。

人は逆境に立って、その本性をむき出しにするからです。

順風満帆の時には、自らが何たるかなど分かりません。

人生を最後の最後に支えるものは、覚悟の二文字です。

退却含みの敗北は、何の意味もありません。

しかし、あくまでも攻めて、前進しようとした負けは、必ずや後日の勝因となります。

あなたの状況が厳しいとしたら、その状況があなたに語りかけていること。

それは・・

「逃げるな!」

いつもいつも、ここぞという時に逃げようとしたから、いつまで経っても状況が変わらなかったのです。

逃げずに、今の状況と向き合うのです。

「不可能は、臆病者の言い訳」

ナポレオンが愛した言葉です。




冒涜

そろそろ、本気を出したらどうですか。

いつまでどうでもいいことに引っ掛かって、ウジウジしているのですか。

あなたが、事ここに至って守りに入ったら、それは今までのあなたの頑張りの放棄を意味します。

ひとつ放棄すると、その放棄は次々に感染して、あなたの人としてのランクを下げていきます。

人間というものは、調子が悪いときに例え後退したとしても、ギリギリで踏み止まる最低ラインがどこにあるかで決まっていくのです。

こうした生き方の原則を持っているから、逆転のチャンスが巡ってくるのです。

あなたは、今のあるがままのあなたを、どの様に解釈していますか?

よく、

等身大のわたしが本当のわたし。

とか寝とぼけたことを言っている人がいますが、そんな人はハッキリ言ってアウトです。

何故ならば、そうした発想は、自分自身に対する冒涜(ぼうとく)だからです。

今の不甲斐ないわたしを、あなたの基準値にしてはいけません。

今のわたしは、仮の姿と捉えるのです。

仮の姿ですから、未熟でもよいのです。

仮の姿ですから、悩む必要もありません。

大切なことは、あなたが真に望むあなたを、真剣に追いかけようとする姿勢なのです。

時を、未来から流しましょう。

基準値を上げて、本気を出してください。

人間どんなことでも、必死に、即ち死ぬ気でやれば出来ないことなどないのです。



だから!

いくら言い訳をしても、言い訳から幸せが生まれることはありません。

やれない理由を人は天才的な嗅覚で探し出してきますが、それは「やれない」のではなく、「やらない」のだということを知らなくてはなりません。

米沢の偉才、上杉鷹山(ようざん)は、後世の私たちにこのような至言を残してくれています。

「為せば成る。為さねば成らぬ、何事も。成らぬは人の、為さぬなりけり」

これが成功の秘訣である、と鷹山は述べています。

事に臨んでまず持っていなければならない思いは、「為せば成る!」という信念です。

この信念が最初に出来ているかどうかが、これからあなたが取ろうとする行動の生命線となるからです。

「為せば成る!」という強い信念が電流のようにあなたの五体に流れたとき、その発信源である信念は、あなたの胸中で目にも止まらぬ早さで新しい力となって、あなたを目標に近付けます。

信念はその時、集中力に変わって、あなたの行動に加速度を加えるからです。

集中力とは、その事以外は一切考えない力を言います。

楽観もなく、悲観も感傷も恐れもなく、ただひたすらあなたがやろうとする「その事」しか考えない精神状態を集中力と言います。

この域に入れば、全てが思うように進みます。

何故ならば、あなたが途中経過のひとコマひとコマに引っ掛からなくなるからです。

如何なる事態に陥ろうとも、集中力はあなたの心を平静のままに保ちます。

その際、私たちが忘れてはならないことは、集中力とは自分自身の手で創り出すものであるということです。

どれだけ凄い先生に就いても、自分以外の人から集中力を授けてもらうことは出来ません。

集中力は、信念という強い電流が創り上げます。

信念は、「為せば成る」という強い強い思いから生まれます。

しかし、あなたが口にする「やれない理由」という言い訳が、全てを可能にする信念を頭から封じ込める呪文となってしまうのです。

言い訳からは幸せは生まれません。

物事を突き詰めて考えてみれば、「やれない理由」も「やる理由」も表裏一体であることに気付きます。

「時間がないからサッサとやる」という人がいれば、「時間がないからやれない」という人がいます。

「だからやる!」人になるのか、「だからやれない」人になるのか。

勝負はここで決していることを、忘れてはなりません。




Think and Act!

あれこれ言わずにあれこれやる。

事に対して真剣に臨むということの意味は、
そこに少しでもチャンスという状況打開の突破口はないかと、
全神経を研ぎ澄ませてあれやこれやと真剣に考えることを言います。

伸びている組織や企業や人は、過去の成功体験や失敗体験に囚われません。

逡巡(しゅんじゅん)することなく、前へ前へと前進します。

逡巡とは、ぐずぐずすることであり、ためらうことであり、しり込みすることです。

成長している彼らのキーワードは、“Think and Act !"です。

考える、そして動く。

戦闘的な1日は、戦略的な1週間を考えることから始まります。

人生は、戦闘的な1日からしか積み上がっていきません。

戦闘のレベルで考えたていたらアウトです。

戦闘のレベルでは何も考えないで、ただひたすらやりきることが戦いの鉄則です。

“Think and Act !"という発想において、特に大切な考え方は“and"にあります。

“and"とは、「タイミングを外さず即!」と読みます。

この1週間をしっかり戦略的に考えて、タイミングを外さず即戦闘的に行動する。

これが、“Think and Act !"の意味なのです。

あなたが本当に思ったことは、必ず実現します。

さあ、この1週間をどう「本当に思って」攻略しますか?

あれこれ言わずにあれこれやる。

この発想を戦闘的な1日の軸として、1週間を戦略的に計画していきましょう。

事が成るか成らないかは、すべからくタイミングを外さない戦略的な発想と戦闘的な行動が出来ているかどうかにかかっています。

カイゼンにカイゼンを繰り返して、無から有を生み出していく仕事をすることの価値が分かる人だけが、リーダーとして光輝く人材へと成長していくことを忘れてはなりません。



不惑

淡々とやる。

楽観もなく、感傷もなく、行くと決めた道を淡々と歩む。

これが、結局は遠くへとたどり着くただ一つの秘訣です。

秘訣とは、一発逆転のミラクルを呼ぶ奇策ではありません。

一本一本のヒットを積み上げていく、毎日毎日の地味な作業の繰り返しこそが、秘訣のなかの秘訣なのです。

少しくらい良いことがあっても、悪いことがあっても、いちいち一喜一憂しない。

批判されようが、褒められようが、そうした他者の発言に惑わされない。

確固とした、生き方の軸を持ちましょう。

一本ビシッと、筋の通った振る舞いを心掛けるのです。

成功している人には、成功している理由があります。

同じように、うまくいっていない人にも、うまくいかない理由があるのです。

成功している人は、我が道を外さずに、目の前にある課題のひとつひとつに集中しています。

うまくいかない人は、人からどう思われるかばかりを考えて、我が道を歩いていません。

一本一本の地味なヒットよりも、一発逆転満塁ホームランばかり狙うのです。

その結果、やり方ばかりに囚われて、ちょっとうまくいっている人がいるとそのやり方を真似しようとして、その挙げ句に自分ではない自分を演じて、自分が本来歩むべき道を踏み外すのです。

他者が気になってきたら、その人は危ない水域にいます。

それが、他者への羨(うらや)みとなったら完全にアウトです。

他者を羨むということは、自分の人生の否定につながるからです。

さあ、淡々と今日も、我が道を歩きましょう。

心を静めて、今日という一日を生き抜くのです。


自分自身の心の奥を掘りましょう。

本当に思ったことは必ず実現するからです。

あなたは常日頃、あなたの心の奥底で、自分が一体何を本気で考えているのかを知ろうとしたことがありますか?

愚かな人間というのは、自分以外の誰かばかりを気にして、自分の心の奥底には迫ろうとしません。

千変万化する事象も、その大元は、自分以外の人たちの心の奥底にある思いから形づくられたものです。

人の心をコントロールすることは出来ません。

あなたがコントロール出来るのは、あなた自身の心なのです。

自分の心が制御出来ない人は、自分以外の誰かに振り回されることになります。

敵は他者ではありません。

真の敵は、他ならない自分自身の野放しにされた心に潜んでいるのです。

野放しにされた心に届いた情報は、必ず暗黒物質となって、あなたのイメージをネガティブに書き換えていきます。

出来ない!

無理!

面倒くさい!

そんなのやったって何になる!

こうしたイメージが、しばらくすると現実のものとして、あなたの環境を逆境へと導いていくことになります。

心のマスターとはなっても、心に使われてはなりません。

自分自身の、心の奥を耕しましょう。

それは、あなたを本来のあなた足らしめてくれる人物と会うことです。

人と会うことが億劫(おっくう)になってきたら、その時は要注意です。

心を耕す鍬(くわ)となるものは、あなたに力を与えてくれる「人」以外にはあり得ないのです。



真実のチカラ

目的に集中できれば、恐怖は消えます。

それ以外のどうでもいい事が気にかかっているから、気持ちがあちらこちらにふわふわと浮気して、低きへ低きへと流れていくのです。

気持ちが低きに流れれば、意識は望まないものに焦点を合わせはじめます。

望まないものにフォーカスした意識は、ろくなことを考えません。

人生で大切なことは、今、目の前にあることだけを考えて、ただただそれだけをやり遂げようとすることです。

恐怖は、今、目の前に存在しない、架空の絵空事に気持ちが向かった時に湧き起こります。

出来なかったらどうしよう。

しくじったらどうしよう。

こうした気持ちが、絵空事のくだらない恐怖を、仮想の空間にリアリティー満載で形づくることになるのです。

目的に集中出来れば、そうした想念はたちどころに消えてなくなります。

目的に集中するとは、目的とリンクした行動を意識するということです。

「何のため?」

という問いかけに貫かれた行動こそが、目的に集中するということです。

事に当たって、緊張してきたり、恐怖が湧き起こってきたら、今、目の前にある課題に目的意識を持って取り組みましょう。

心をしっかりと今に定めて、我が胸中に鎮座する不動の領域に語りかけるのです。

そして、心すべきことはいつも、今、今、今です。

人生の真実は、過去も未来もなく、いつ如何なる時も今という瞬間の連続だからです。

今、今、今!

そして、何のため?

この発想こそが、あなたを一直線に目的へと近付ける真実の力となるのです。



ギャップ

一時的な気分で盛り上がってシャカリキに何かを頑張り出しても、それは気分が下がったら止めてしまうことですから、そこには何の壁も現れません。

しかし、自分と向き合い、自分に誓って未来を歩き始めた人は違います。

「私は成功する!」と、固い決意に裏打ちされた目標を描いた時、人は変わり始めます。

「成功したい」という漠然とした願望から、「私は成功する!」という主体的な目標が描けた時、今の自分と成功した自分との間にある「ギャップ」が浮き彫りになって、人に緊張感を与えるからです。

ギャップは二つです。

一つは、「客観的に存在するギャップ」であり、二つ目は、「ギャップに対する自分の意識」です。

例えば、何か事業を始めたいという目標を持ったとします。

その目標に対して真剣に取り組めば取り組むほど、市場価値のある商品や技術はあるか、資金は調達できるのかなど、客観的なギャップが浮き彫りになってきます。

こうしたギャップは、起業しようとする人には誰にでも共通に存在します。

しかし、そのギャップに対する意識は人によって全く違います。

このギャップに対する自分の意識こそが、最後の最後に問われてくるあなたの「本質」となるのです。

もしあなたが、偉大な目標を前にして「私には出来そうもない」と思ったなら、その時点で勝負はついています。

頑張ると目指すは違います。

ただ頑張っている人には、ギャップは垂直な壁と映り、目指している人には、ギャップは階段と映ります。

「どうせやらなければいけないことは、笑ってやる」

これが階段を乗り越えていく時の心構えです。

そうして一歩一歩階段を登っていっても、それでも何度も何度もギャップは現れてきます。

「客観的に存在するギャップ」を乗り越えていきながら、あと一歩、あともう僅か一歩というところでギブアップする人がいます。

ここなのです。

この僅かな壁が、最大の逆風なのです。

この最大の逆風が渦巻くギリギリのところで、「ギャップに対する自分の意識」が試されるのです。

悩んでいる時にどういう考え方をするかによって、成功するかどうかが決まってきます。

あなたが諦めない限り、人生に行き詰まりなどありません。

あなたが困ることなど、本当はどこにもないのです。

ギャップが現れたら、「私は大丈夫。何があっても困らない」と、心を軽くして自分をスケールアップしていけるかどうか。

抵抗は、あなたが行動したから起こったのです。

あなたが行動して出てきた抵抗は、あなたが自分で自分の力に変えるのです。

抵抗を自分の力に変える方法とは何か。

それは、「失速」させないことです。

目標を達成させたいなら、失速は厳禁です。

失速とは、摩擦や抵抗に屈してしまったことを意味します。

壁にぶち当たっても、スピードは落とさない!

物が動けば摩擦も起きるし、空気抵抗も受けます。

しかし、その時失速していたら、飛行機は飛び上がらないのです。

空気抵抗があるからこそ、飛行機は大空に飛び立っていけることを忘れてはなりません。



根っこ

痩せたいでは痩せません。

痩せるための技をどれだけ寄せ集めても、それだけで痩せることは難しいのです。

本当に痩せたければ、何故太ったのかということを真剣に考えることです。

原因を突き止めて、対策を練る。

対処療法ではなく、その状況の根っこを変革する。

自分と向き合い、いさぎよく今の現状を受け入れましょう。

現実を受け入れて初めて、次の的確な一歩を踏み出すことが出来るからです。

受け入れるということと、認めるということは違います。

自分から見て、理想と違う自分が今の自分なら、そんな自分を認めてはいけません。

それを認めてしまったら、次がなくなってしまうからです。

断じて認めないからこそ、許せない今の自分の状況をあるがままに、ひとまず受け入れてみるのです。

ボクシングの世界チャンピオンがタイトルマッチで敗れた時、「相手が強かった」などと言ったら、もうそのチャンプは引退しかありません。

それでは、そのチャンプが一体どういう敗戦のコメントをしたら、引退ではなく現役を続行して、再びチャンピオンに返り咲くことが出来るのでしょうか。

それは、

「弱いから負けた。俺は口だけ」

これです。

自分が弱いから負けた。

本当に自分に腹が立っていなければ、吐けない言葉です。

負けた理由を、相手に求めていません。

不甲斐ない自分にぶつけているのです。

こうした態度こそが、本質的に、その状況をつくった原因に迫るという態度なのです。

状況を劇的に変えるためには、その状況の根っこに迫る以外にないことを知りましょう。



最前線

単純なことを、断固とした態度で守りきる。

只それだけのことで、あなたの人生が大きく変化してきます。

単純なことを守り抜く。

それは新しく何かを加えることではなく、今まで何の疑いもなく長年に渡ってやり続けてきたことを、一つ止めてみるのです。

何をするかではなく、「何を止めるか」で人生が劇的に変わるからです。

真のエネルギーは「動」の中にあるのではなく、「静」の中にあります。

意志の欠如は落ち着きのないやみくもな動きを呼び、人を疲労させます。

迷った時は、静止して心の地図を広げてみましょう。

後先を考えずに前進することだけがポジティブなのではありません。

デンと構えて自分と向き合い、今起こっている状況を受け入れましょう。

その状況を必ず打開してみせるという固い決意を持つ人だけが、あるがままに状況を受け入れることが出来ます。

それは、お金持ちだけが「お金がない」と明るく言えるのと同じです。

状況を打開し結果を産み出すものは、やみくもな思慮なき動きではなく「固い決意」であることを忘れてはなりません。

固い決意は、何かをしないことから形創られていきます。

継続は力と言いますが、その継続を根底から支えるものは「その場所から動かない!」という静のエネルギーなのです。

決めたことをやり抜くという行為は、繰り返すということに他なりません。

繰り返すとは、「それ以外はやらない」ということです。

すなわちそれは、「動かない!動じない!」という静のエネルギーに通じていくことになるのです。

大切なことは、今あなたがいるその場所こそが、あなたの人生という戦場の「最前線」であるという認識です。

その最前線における最重要な発想は、目的につながることを常に見極めるということです。

あなたのその行動を貫く意志が、我が人生の目的と連動しているのかを常に見極めて前進しなければなりません。

目的と連動しない考え方や行動を、あなたの意識から「削除」しましょう。

一呼吸おいて仕切り直すことが削除であり、その余裕が今までの経験を明日へのエネルギーに変えるのです。



主役

日本も世界も、まさに転換期に入りました。

時代のターニングポイントでは、今までの発想の延長線上で未来を描こうとすると、必ず大きな轍を踏みます。

変化とは、主役の交代を意味します。

変化の時に私たちが心しなくてはならないことは、私たち一人一人の、只今この瞬間から未来へと続く人生における主役は誰なのかということです。

そこを紐解く鍵は、「本業は人生」であるという考え方です。

仕事は本業ではありません。

本業は、あくまでも人生です。

仕事は、人生を達成する翼と捉えましょう。

ここを取り違えてはいけません。

一人の感動的な人生は、万人を触発します。

時代がどれだけ厳しくても、豊かな人はずっと豊かであり、時代がどれだけ好景気でも、貧乏な人はずっと貧乏です。

貧乏が悪いのではありません。

ずっと貧乏なことが悲しいのです。

何故ならば、貧乏はつまらないからです。

自分自身の人生の主役となりましょう。

脇役であってはなりません。

主役は常に、主体性を持って行動する人を言います。

脇役は飾りですから、飾りに主体性は要りません。

あなたの人生です。

主体的な意志を持って、一日一日を建設していきましょう。

やると決めたことは、何があってもやる!

やらないと決めたことは、何があってもやらない!

これが、あなたをあなたの人生において主役足らしめる主体性です。

人生を形創るものは、一時的な感情ではなく、主体的な意志です。

しっかりと自分自身の未来を見据えて、「自分で決めて自分でやる!」という生き方のスタイルを構築していきましょう。