埼玉県川越市の製本業 -製本の事なら株式会社豊翔-

 

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埼玉県川越市の製本業 -製本の事なら株式会社豊翔-

豊翔のブログ



関わる人

人を羨んではいけません。

人を羨むことは、自分の人生を諦めていることに通じるからです。

あなたがあなたの人生に挑めば、人はあなたの生き方や人生までも否定してかかるときがあります。

しかし、人から自分の人生をいくら否定されたとしても、そんなことはどうということもありません。

危ないのは、自分で自分の人生を否定することです。

人を羨んだり否定したり非難することは、厳に慎むべきことと心得ましょう。

何故ならば、そうした行為は、相手に自分の生命力を吹き込むことになるからです。

それらの行為は、あなたを疲れさせる以外に何の価値もありません。

そもそもが、肝心要の自分自身に関心を寄せないで、他人の動向に関心を寄せていることがよろしくないのです。

あなたを悪く言う人がいたら、その人に関心を寄せてはなりません。

あなたは別に、その人に面倒をみてもらっている訳ではないのです。

大切なことを言います。

あなたが人生で出会う大半の人たちは、実は付き合う必要のない人たちです。

しかし、この真理を知らないがために、善人と言われるほとんどの人たちが、価値のない出会いに悩み、翻弄されて、自分自身の人生が歩めなくなっているのです。

真に価値のある、幸せに裏打ちされた成功を望むのなら、「犬猫」と関わってはなりません。

あなたが、あなたの人生の目的としっかりつながった一日一日を送っていれば、自ずと関わる人が変化してくるはずです。

人生は、誰から影響を受けて、誰と関わるか。

これだけなのです。



progress

腹を決めると、見えてくるものがあります。

漠然と、出来たらいいなぁと軽く考えているから、その状況に困難が映るです。

本当に思ったことは、必ず実現します。

現に、あなたが難しいとか、出来ないかもと思ったことは、その通りに実現しているではありませんか。

何がなんでも、石にかじりついてでもやる!

この気持ちを持ったときに、物事は実現に向けて動き始めます。

限界を感じた時から、真の戦いが始まる。

これが真理です。

結局最後は、あなたが一体どうしたいのか、どうなりたいのかという、シンプルな一点に集約されるのです。

その思いが本物ならば、困難と映る状況に左右されることはありません。

難き道であろうが、易き道であろうが、目的がハッキリしている人にとって、そんなことは二義的なことでしかないからです。

人は、進まなくてはなりません。

後退は死であり、進まない限りは現状維持もあり得ないのです。

人生は、下りのエスカレーターを上に登るようなものと心得ましょう。

止まれば、即そのまま来た場所に戻されてしまいます。

後退が死ならば、前進は生です。

あなたの真に求めているものが、達成出来るような選択をしましょう。

それが、生きるということの意味だからです。

人間、最後は「無一物」です。

出し惜しみの人生は、最後に痛烈な後悔となって、あなたに返ってきます。

惜しまず、前進するのです。

「不可能は、臆病者の言い訳」

ナポレオンの座右の言葉です。



最大のインテリジェンス

人生を決定していく一番大切なこと。

それは、誰から影響を受けるか。

これだけです。

成功したければ、成功している人から影響を受ける。

幸せになりたければ、幸せになっている人から影響を受ける。

たったこれだけのことを意識して行動に移すだけで、あなたの人生が劇的に変化してきます。

成功したいと思っていても、人生を諦めた無気力な人から影響を受けていては、成功はどんどん遠退いていきます。

幸せになりたいと思っている人が、いつも暗く後ろ向きな愚痴ばかり言っている人に影響を受けていては、100パーセント幸せになることは出来ません。

あなたの望むことを目指している人と、仲間になりましょう。

そして、あなたが望むことを実現している人から、謙虚に学ぶのです。

素直に真似る。

素直さは、最大のインテリジェンスです。

学ぶとは、「真似る」が語源と聞きます。

ただし、真似るのは「発想」であって、個々の動作ではありません。

「こんな時、あの人だったらどう考えて、どのように行動するのだろう」

その時その時に、このように想像してみるのです。

答えは、この想像力のなかにあります。

脳を止めて、誰かの丸真似をしてはなりません。

誰かは誰かであって、あなたではないからです。

あなたがあなたでない行動を取ろうとすることが、滅びの始まりと知りましょう。

影響を受けるのは、あくまで考え方であって、個々の行動ではありません。

状況は常に動いています。

故に、その時の行動も流れのなかで決定されなければなりません。

原理原則をしっかり持って、オリジナリティーに溢れた行動をするために、誰から影響を受けるかが、その人間の出来上がり方に決定的な違いをもたらすことを忘れてはなりません。




次元

生命力が弱ってくると、見るもの聞くもの全てに不安を呼び込むようになります。

ありもしない不安を自分から勝手に気にかけて、事あるごとに思い出しては心に急ブレーキをかけるのです。

人が前に進めないのは、障害物があるからではありません。

前に進めない理由のほとんどは、「自滅」です。

アクセルを踏まないから前進出来ないのではなく、勝手にブレーキを踏み込んでいるから進めないということに気付いていないのです。

人生は、精神戦です。

勝負処は、気持ちで戦うのです。

気持ちを曇らせるものは、実態のない不安です。

過ぎ去った過去の後悔や、まだ来てもいない未来への恐れ。

こうした不安は、想像のなかに住んでいます。

意味のない不安が襲って来たら、あなたを元気にしてくれる人とコミュニケーションを取りましょう。

自ら求めて、場を変えるのです。

場とは、次元です。

会う人を変える。

これが、あなたの次元を変えることになるのです。

全ては、生命力という「気」から始まります。

気を入れていきましょう。

不安にやられるのではなく、不安をやっつけるのです。

出来そうな事だから、不安を感じた!

不安の正体は可能性!

こう解釈した時、あなたの生命力はアップして、本来の力強いあなたに戻れるのです。



帰る場所

簡単な算数です。

目標-現実=課題

なりたい自分-今の自分=やるべき事

やるべき事が分からなくなったら、やりたい事に期限を付けてみましょう。

やりたい事+期限=目標

だからです。

今の自分+やるべき事が、なりたい自分に近づく道です。

この算数から気付くことがあります。

やりたい事や目標やなりたい自分は、それら全てが未来に存在しているということです。

そして、未来に存在するそれらの総称が「夢」なのです。

それでは、未来とは一体何なのでしょう。

未来とは「想像力」です。

想像力こそが、未来の本質なのです。

なりたい自分も、やりたい事も、その全ての始まりはまだ何も無い今という現実から、想像力によって形創られていくのです。

故に、あなたの想像力に制限を加えてはいけません。

夢見る力を侮ってはなりません。

夢に想像力を加えた時、あなたは変わります。

夢+想像力=時間軸の変更、だからです。

夢に想像力が加わった時、あなたは未来を「帰るべき場所」と捉えることが出来ます。

未来を遠くにある未知の場所と捉えるのではなく、帰るべき場所と解釈出来た時、あなたの中で、時が未来から流れ始めるのです。

その時、人は変われます。

時が過去から流れている限り、人は変われません。

夢見る力こそが、帰るべき未来への道筋を示す松明(たいまつ)なのです。

夢と希望を語るあなた以上に素敵なあなたは、地球上のどこにも存在しません。

そうであるからこそ、夢の実現こそがこの世に生まれてきた意味であることを決して忘れてはなりません。



前へ

主体的でないものを止める。

意思を止めるものを止める。

人生は投資です。

そうであるが故に、何に自分という資源を投資するのかで、人生が決定されていくことを理解しなくてはなりません。

思考を止めた「とりあえず仕事」は、その時は何かをやっているように感じたとしても、長い眼で見た時に、そのほとんどが泡沫(ほうまつ)の如くに消えてなくなっていくことに早く気付かなくてはいけません。

自分自身の近い将来の「あるべき姿」を、あなたは真剣に考えたことがありますか?

その将来の道筋に対しての逆算から、あなたが今日一日やるべきことが導き出されていますか?

自分自身を、未来への資源として見つめ直してみましょう。

その資源を浪費するのか、消費するのか、それとも再生産するのか。

再生産とは、とりもなおさず投資を意味します。

あなたの思いという資源が、つまらないことに浪費されてはなりません。

あなたの行動という資源が、ただの使い捨ての道具のように消費されてはなりません。

例え一時的な損失が想定されたとしても、輝く未来を感じられるものには投資的な発想で事に臨みましょう。

人生は博打(ばくち)です。

賭けない限り、絶対に勝つことは出来ません。

博打とは勝負を意味します。

人生の終着点は、全ての人に同じように用意されています。

なぜ人は、いつもいつもどうでもいいことに引っ掛かり、取るに足らざることで悩んで、自分が持っている力を過小評価した挙げ句、その力を出し惜しみするのでしょう。

その理由は、自分だけは永遠に生き続ける者と錯覚しているからです。

如何なる人にも必ず人生のエンドは訪れるのに、なぜ自分の殻を破って勝負しないのでしょう。

「命限りあり、惜しむべからず」

あるご僧侶から頂いた言葉が、なぜか今、胸に迫ってきます。

人生は「しない後悔より、した後悔」なのだと、腹をくくりましょう。

命ある限り、前へ前へ!

やるしかないのです。



定義

人間は二種類に分かれます。

それは、人を引っ張っていく人になるのか、それとも人に引っ張られて生きる人になるのかの二種類です。

前者をリーダーと呼び、後者を凡物と呼びます。

リーダーとは、稀少価値の人です。

簡単に代役が立てられない価値ある存在を、稀少価値と言います。

リーダーとは、「ここぞの時」を感じることが出来る人です。

可もなく不可もなく生きようとする者を、運命は相手にしません。

リーダーたるべき人は、そのことを直感的に理解しています。

ここぞの時とは、勝負の時です。

勝負をしなくてはならないここぞの時に逃げれば、その瞬間に今まで積み上げてきた内なる宝を放り出すことになります。

どうせ枯れるなら勝負を!

これが誠のリーダーの心構えです。

進もうとすれば、波風が立つのは当然と心得ましょう。

人生最後は、やったか、やらなかったかの二つだけです。

一つだけ言えることは、やらない限り何も起こらないし、何も変わらないということです。

人生はやった者勝ちであり、やらない者負けです。

生きるとは、何かに命を懸けることを言います。

あなたはあなたのかけがえのない命を、一体何に懸けようとしていますか?

そのことについて、一度でも真剣に考えてみたことはありますか?

そうしたことについて、凡物は一切考えません。

面倒くさいからです。

しかし、リーダーたらんとする人は、この人生の命題としっかり向き合わないといけません。

我が五体を貫く命を何に懸けるのか。

命は可能性に懸けるのです。

不安に懸けてはいけません。

人生はやるか、やらないかです。

可能性のなかに生きていくのだ、という覚悟を持ちましょう。

あなたの未来は、あなたがあなたをどのように定義するか、ただその一点にかかっていることを忘れてはなりません。




向こう3ヶ月

努力は必ず報われる!

偉大な業績を残した人たちは、みな一様にそう言います。

しかし、その一方で、努力が報われない人たちが大勢いることも厳然たる事実です。

そうした視点で努力を眺めてみると、努力は報われるのか、それとも報われないのか、一体どちらが真実なのでしょう。

それは、努力の質にあるのではないかと思われます。

ただ漠然と頑張る努力では、おそらく通じないのです。

何にどう頑張るのかという意識が、あたかも太陽の光を虫眼鏡で一点に集めて火を起こすように、結果を引き寄せていく努力に変わるのだと思います。

あなたは、今日以降の向こう3ヶ月、何にどう努力するのですか?

あれもこれもはいけません。

孫子の兵法に、「一点突破、全面展開」という考え方があります。

物事を大きく展開する時や、行き詰まった時は、あれもこれもではなく、重要な一点に全精力を傾注して事に臨めば、その突破した一点から局面が360度開かれてくることを教えています。

局面を根本的に転換するたった一つの要因を、あれこれとややこしい言い訳をしないで、素直に考えてみましょう。

なぜ大勢の人たちが、頑張っているわりに結果が出ないのか。

それは、要するに考えていないのです。

ないしは、考えてばかりで一向に行動しようとしないからです。

今日以降の向こう3ヶ月、何にどのように頑張るのか。

今日は、この大切な大切なテーマをじっくり考えてみてください。

やるべきことがはっきりしていれば、人は正しい努力をすることができ、その正しさがあなたを大きく育てていきます。

考えて、重要な一点に力をフォーカスして動く!

この繰り返しのなかにしか、成功はないのです。



時間の圧縮

余計な事を考えないことを「集中力」といいます。

心ここに在らずという状態が一番よくありません。

一つの事に取り掛かっていて、それ以外の何かが気になりだしたら、「ストップ!」の一言でその妄想を追い出してしまいましょう!

今、自分がしている事だけに集中する!

集中こそが力であり、その力こそが、ここ一番の時に抜きん出た存在としての自分を発揮させるからです。

集中力とは「時間の圧縮に対する耐性である」と、元外交官であり作家の佐藤優氏は言います。

佐藤氏は、ロシア対外諜報庁の特殊な語学教育法について語りながら、「時間を圧縮する」ということについて興味深い話をされています。

ロシア対外諜報庁では、語学の筋のいい将校を見つけて集中的に語学を教えます。

それは例えば10名くらいの、入門段階のアラビア語の知識しかない研修生を大きなマンションに集めます。

各人のベッドルールでも、居間でもいつもアラビア語のビデオかテープが回っていて、研修生はロシア語を話すことを一切禁止され、ひたすらアラビア語を話すことを求められます。

これで睡眠時間以外、完全にアラビア語漬けにするのだそうです。

その環境に2ヶ月置いておくと、アラビア語での意思疎通が自由に出来るようになります。

これは外国語大学に5年間通わせるのと同程度の効果があり、アラビア語以外の外国語でも同様の成果が表れました。

5年間の時間を、2ヶ月に圧縮してしまうのです。

現在佐藤氏は、週一回都内の語学学校に通い、チェコ語を勉強されているそうです。

「一回75分の授業であるが、時間がとても圧縮されている。一回の授業で、新単語が約30、フレーズが10くらい出るが、今のところ着実に記憶することができる。
自習でチェコ語の本に向かっても、75分間で30近い単語を覚えることはまずできない。
教室で教師と向かい合うことによって緊張し、時間が圧縮されるのだ。チェコ語の授業に出て時間が圧縮されると、特別の集中力がつき、記憶力のスイッチがオンになるのだ。
この時間を圧縮する感覚を、語学以外の勉強にも応用したいと考えている。」

師と相対して「緊張感」が生まれ、そうして出来た空間に、時間が圧縮される。

圧縮された時間が特別の集中力を生み出す!

背筋にビリッと電気が流れました。



蟻地獄

時間をコントロール出来る人は、人生をコントロール出来る人です。

逆に、時間にコントロールされる人は運命にコントロールされる人です。

自分自身の脳みそを止めた瞬間、人は他人に決められた予定によってリモートコントロールされます。

意志を発動させることを停止した瞬間、人はどうでもよい雑事に振り回されて、急に忙しいと感じだすのです。

時間にコントロールされると、心の眼(まなこ)が曇ってきます。

心の眼が曇ってくると、重要な事と緊急な事の見分けがつかなくなってきます。

その結果、気にかかった事のみが重要かつ緊急な事と解釈されて、雑事雑用に振り回されることになって、時間とエネルギーを浪費することになるのです。

雑事雑用に囚われると、その囚われが人を疲弊させます。

人生を達成させたければ、人生が達成できることをしなければなりません。

雑事雑用をいくらこなしても、人生は変わってこないことに早く気が付くことが大切です。

歩もうとする道を間違ってはいけません。

なぜその選択に間違うのかといえば、脳みそを止めたことによって、時間に支配されることになるからです。

時間に支配されていることに抵抗がなくなると、そこから「人生の蟻(あり)地獄」が始まります。

時間に支配されてはいけません。

時間は支配するものだからです。

時間の支配とはなにか?

時間の支配とは、時間の創造です。

創造した時間を戦略的に使いましょう。

それは、投資的に使うということです。

人生は究極、何にピンとくるかで決まります。

ピンときたことが、人生を変えるきっかけとなるからです。

唐突にピンときた瞬間に、時間の投資が出来るかどうか。

実は、ここに人生の岐路があります。

時間にコントロールされている人は、人生のたわいのない出来事に翻弄された挙げ句、最後は無気力の人生を歩むことになります。

時間がない!

忙しい!

今日からこうした「戸閉め言葉」は封印してしまいましょう。

時間をコントロールできる人は、人生をコントロールできる人です。

「時間には使われない。時間は私が使うのだ」

こうした「私」という主体性をしっかり持つことが、あなたの人生を変革する基盤となるのです。



未来事業

今、何をすることがこれからのあなたの生活を劇的に変えることになるか、真剣に考えたことがありますか?

単純な希望や願望だけでは、あなたの輝く未来を創りだすことは出来ません。

人間には、幾度(いくたび)か戦わなくてはならない時があります。

忙しい、忙しいと言って何も考えない生活を続けていると、一年などあっという間に過ぎ去ってしまいます。

この一年、あなたの未来を大きく変化させるような未来を築く仕事を、あなたは何か行いましたか?

生活を向上させながら、人生を劇的に変える「未来事業」を意識しましょう。

そのための問いかけが、「今のあなたを劇的に飛躍させることは何か」なのです。

そして、その問いかけの起爆剤となるものが、「こんな生活イヤ!」というストレートな感覚です。

この感覚は、あなたの全ての生活を否定しているのではありません。

さらに飛躍進化していくための発想です。

人生の変革は、単純な憧れや空想では達成できません。

何を嫌だと思っているか!

全ては、ここからしか始まらないのです。

こんな生活イヤ!

本当に心底そう思った人から、人生を劇的に変える行動が始まります。

今現在、あなたを悩ませていることは何ですか?

その原因は?

そして、その原因を根底から解決するものは何ですか?

それこそが、今あなたが少しずつ取り組むべき「未来事業」なのです。




必須科目

不遇な時代であっても、それでも頑張った人たちがいました。

いつの時代も、不遇な時に頑張った人たちが、歴史を動かしてきたのです。

不遇という名の逆境は、乗り越えてみれば、その後の揺るぎない人生を形成するための「必須科目」であったことに気が付きます。

負荷が心を目覚めさせ、負荷が闇の底から這い上がる力をつくり上げます。

本当の戦いは、一人になった時です。

人が見ていようがいまいが、やると決めたことがやれている自分になりましょう。

人生を決定していく大切な要素は、弱い我が心との戦いだからです。

その時どう体が動いたかではなく、どう心が動いたのかが本質なのです。

勝負はいつも、引こうとする弱い心との戦いのなかにあります。

不遇を次の勝利の原因に変えるのか、それとも嘆きの材料とするのか。

山と谷が続くのが人生であると達観出来れば、山という絶調の時には選択を誤らず、谷という不遇の時には、その不遇のなかにある利点にしっかり焦点を当ててビジョンを描く。

あとは、そのビジョンを信じて行動する。

信じるとは、疑わないということです。

疑わないとは、その時その時の結果に一喜一憂しないということ。

さあ、今日も人生で二度と来ない一日が始まりました。

切り替えて、前進です。




取捨選択

相手があるものが優先!

毎日のルーティンのなかで、その時その時の取捨選択をしていく際の原則です。

物事には、今やらなくてもよい事、今やらなくてはいけない事の二つがあります。

何かに迷った時は、シンプルにこの二つの視点から、今あなたが取るべき行動を眺めてみましょう。

成功者とそうではない人との決定的な違いは、二つです。

一つ目は、成功者は時に叶った行動をしています。

しかし、成功しない人はいつも、気分でやることを決めるのです。

ただ単純に楽しいからやるとか、楽しくないからやらないとか。

真の楽しさは、好き嫌いを超えて時に叶った行動をした先にあることを、成功者は知っています。

二つ目は、「何のため?」という問いかけを、成功者は行動する際の重要な要因にしているということです。

目的と行動がリンクしているのです。

目的意識の走っている行動は、必ず次の現実をつくり出してきます。

つまり、今やっている事が結果につながらなくても、その後に次の展望が開けてくるのです。

こうした二つの原則の入り口が、相手があるものが優先という考え方です。

決意と言っても、結局最後はどのように行動したか、行動し続けたかに集約されます。

的外れの行動が、いかにあなたを疲れさせてきたか。

行動の取捨選択を、今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。




何のために?

あなたは、あなたの行くべき道が見えていますか?

今日一日のテーマが何かを、ハッキリさせていますか?

例えば、もしあなたがお金持ちになりたいと真剣に望むなら、その列がどれだけ混んでいようとも、あなたはお金持ちになる列の最後尾に並ばなくてはなりません。

どれだけ空いていても、決して貧乏の列に並んではいけません。

例えあなたが貧乏の列の先頭に並んでも、行き着く先は貧乏というゴールだからです。

人生は選択です。

選ぶということが一番!

頑張りや努力は、その次なのです。

いくらお金持ちになろうと努力しても、その列が貧乏の列ならば、あなたは貧乏になるということを頑張っているわけですから、その頑張りがある日突然変異して、いきなりお金持ちになるということなどあり得ないのです。

選び間違えた努力が報われることなど、決してないことを知らなくてはなりません。

選択とは意識です。

何を意識して行動しているかの集積が私たちの環境を形創っていくことを肝に銘じることがとても大切です。

意識を伴わない漠然とした行動は、やがてあなたに疲労感を覚えさせます。

頑張っているわりに結果が出ないからです。

意識とは明確な目的意識です。

「私は今、何のためにこの行動を取るのか?」

明確な目的意識を持って行動する人は、常にこうした行動の原点を自分に投げ掛けながら、大胆不敵に振る舞います。

即ち、その振る舞いには「何のため?」という問い掛けがあり、その問い掛けは行動と共に進化して、その人の人生哲学へと昇華していくのです。

それを「振る舞いの哲学」と呼びたいと思います。

何のために、あなたは頑張るのですか?

あなたがあなたであることを証明するためには、この簡単なクエスチョンに明確な答えを出さなければなりません。

あなたが行くべき道は、そのクエスチョンに導かれて現れてくるからです。



夢の力

仕事や遊び問わず、海外に行くことが増えてきています。

私たちが海外を旅することの意味は、二つです。

一つ目の理由は、「驚き」です。

今まで見たこともない風景や食べ物や人々の暮らしぶり。

それらを目の当たりにする驚きは、脳を凄まじく活性化させます。

二つ目の理由は、「再発見」です。

異国に旅したことによって知る、日本という国の素晴らしさ。

何気なく食べている和食の素晴らしさや、侘び寂の奥深さや、生活環境のレベルの高さに気付くのです。

人生が驚きと再発見で構成されている人は、豊かで落ち着いています。

しかしその一方で、研ぎ澄まされた洞察力を持って自分の行くべき道を外しません。

こういうことを言うと軽いと思う人がいるかもしれませんが、幸せの具体的な形は、大好きな人と行く「海外の旅」です。

嘘だと思ったら、騙されたつもりでやってみて下さい。

海外を旅することが出来るということは、お金と時間、そして健康と人間関係が安定しているということに他なりません。

つまり、それまでしっかり頑張ってきたということの証なのです。

驚きと再発見は、そうした頑張りに更なる力を与えます。

さあ、海外を旅する計画を立てましょう。

眉間にシワを寄せて、暗くヘビーに物事を捉えるのではなく、ニコニコ笑顔で、明るく軽く爽やかに夢を見るのです。

今がどれだけ現実的でも、夢を描いて夢に生きるのです。

大人って楽しいよ!

これが、子供たちに伝える最高のメッセージだと思うからです。

夢見る力こそが、全てを転換する根源の能力となることを忘れてはなりません。



態度

合わせる顔がない!

このお礼は、結果でお返しします!

いまいち調子の悪い人が、よく口にする「戸閉め言葉」です。

合わせる顔がない!

そんなことは分かっています。

合わせる顔がないような状態だから、わざわざこちらから連絡を取って力になろうとしているのです。

このお礼は、結果で返したい!

だいたい合わせる顔もない人が、結果など出せる訳がありません。

人という文字は、支え合うという意味があります。

あなたを支えようとする人は、かつて自分も調子が悪かったときに、誰かにしっかりと支えてもらった人なのです。

だから、今度は自分が支える。

ただピュアに、そう思っているだけです。

別に結果を出すとか出さないとか、そんな近視眼的なところで考えて動いているのではありません。

結果を出す人となら付き合って、結果を出せない人は切り捨てる。

そんなのは人生ではありません。

人生は、誰と一緒にいるかで決まってしまいます。

だから人は、好きな人、ずっと一緒にいたい人を支えようとするのです。

あなたは、人生を決定的に左右するもう一つの大切なものは、一体何なのかを考えたことがありますか?

人生を決定していく、もう一つの大切なもの。

それは、「態度」です。

合わせる顔がないという言葉の奥に潜む「卑屈」な態度。

結果で返すという、一見前向きな響きのなかにある「逃げ」の姿勢。

要するに、現実と向き合う態度がなっていないのです。

十年後、二十年後の遠い未来のコミットメントを語るのは簡単です。

しかし、遠い未来を語る心理の奥には「逃げ」が鎮座していることも事実です。

十年先、二十年先を語るより、今日どのように決意して動くのかが大切なのです。

そうした真摯な態度だけが、あなたを内側から変化させて、ぶれることのない人格を形成していくことを忘れてはなりません。



真実

外部の出来事や状況は、思い通りにならないことがほとんどです。

しかし、心のなかの出来事は、考え方と行動しだいで思い通りに出来ます。

状況はすぐには変わりませんが、自分の在り方はすぐに変えることができるからです。

逆境を順境に変えるには出来事を変えるか、出来事に対する受け取り方を変えなくてはなりません。

しかし、状況はそう簡単に変わるものではありません。

状況を変えることはできなくても、受け取り方を変えて自分にプラスにすることはできます。

困難な状況から抜け出す道が現れるのは、物事に対する見方を変えたときだけです。

どんな困難な状況にも必ず利点があります。

逆境に潜む利点を見つけてそれを生かし、ビジョンを立てて段階的に一つ一つ具体的に行動すれば、逆境を順境に変えることができるのですす。

困難な状況と真に向き合うことができれば、それまで無視してきた真実に気がつくことができます。

困難な状況という逆境が気づかせてくれる真実。

それは恐怖心です。

恐怖心とはエゴをいいます。

エゴはともすれば、順調なときに形作られていきます。

順調なときには、物事を実際よりもよく思ってはなりません。

困難なときには、物事を実際よりも悪く思ってはなりません。

現実を味方につけるのです。

困難な状況を乗り越えていく鍵は、恐怖心に打ち勝つことです。

そのためには、真に自分のビジョンに従うということの意味を理解しなくてはなりません。

自分が真に望むことをあくまで貫き、実際にそれが実現するような行動をとる!

それが、真実を見極めることにつながります。

恐怖心は人を引き留めようとしますが、真実のビジョンはうまくいくように手助けしてくれます。

あなたを順境へと導く真のビジョンを打ち立てて、そのビジョンに従いましょう。

そこにこそ、一層のエネルギーと自信にみなぎるあなたがいるからです。



魂のホームポジション

携帯電話は、電池が切れてしまえばただの石です。

当然のこととして毎日充電しなくてはなりません。

充電された電池から電気が流れて初めて、携帯電話は石から「文明の利器」へと変身するのです。

人間もまたそれと同じです。

あなたは、あなた自身を毎日充電していますか?

やりなれたことを漫然として、慣れ親しんだ環境のなかで、それが当たり前だからと漠然と同じことを繰り返していれば、そこにもたらされるものは「魂の劣化」以外にはありません。

魂を劣化させてはいけません。

魂も、充電しないと石になってしまいます。

魂の充電を意識しましょう。

本来のあなたに立ち返る、魂のホームポジションをあなたは持っていますか?

あなたの魂が充電されたとき、あなたの五体には何者をも畏(おそ)れぬ力がみなぎってきます。

その力こそが、あなたを動かしていく源なのです。

大切なことは、他人を動かす力ではなく、自分を動かしていく力です。

毎日、我が魂を充電していきましょう。

あなたが本来のあなたを発揮出来ていれば、何が襲ってきても無敵です。

その無敵艦隊たるあなたの本丸は、充電されたあなたの魂にあることを忘れはなりません。



だから・・

あなたは今までの人生の中で、何回「決断の時」を迎えたことがありますか?

何回ギリギリのゾーンに我が身を置いて、弱気の自分と戦ったことがありますか?

今あなたの目の前に困難と思える状況があるならば、そこから逃げてはいけません。

逃げたら全てがご破算になるからです。

人生の要締は、簡単に諦めないという人格の中にあります。

突き抜ける道は必ずあります。

あなたが迷っても仕方がないことに迷って心を乱しているから、足元にある答えに気付けないのです。

本当の戦いは、あなたが限界を自覚した時から始まることを、しっかりと理解しましょう。

違う言い方をすれば、限界を感じるところまでたどり着いたあなたが凄いのです。

凡人と指導者を分けるものは、限界を自覚した回数と、そこでどう戦ったのかという経験の数です。

今だけを見ていてはいけません。

昨日に囚われていては論外です。

明日だけを見るのです。

人生は達成感です。

修羅場をくぐり抜けて心が育ち、その心で人に夢と希望を語るリーダーへと成長していきましょう。

だから、逃げたら終わりなのです。



信じると決めた

石にかじりついてでも、結果を出さなければいけない時があります。

勝負の時を感じる。

そして、勝負する!

この感覚をなくした者に、明日はありません。

こだわるべきは、戦おうとする感覚です。

この五体を大地に叩きつけるような気迫で、結果をもぎ取りにいく感覚です。

勝負の時は、野生の眼を持たなくてはいけません。

あれこれ余計なバランスを計っていては、前に進めないからです。

ギリギリの段階で、知性は役に立ちません。

ギリギリの段階にあるものは度胸だけです。

度胸とは、選択です。

あなたがなりたい自分へと突き進む選択です。

その感覚は、理屈では説明出来ない感覚です。

敢えてそれを表現すれば、「信じると決めた!」という感覚です。

エビデンスはないけれど、この感覚を信じてみようと決めた。

この境地が、人を高見へと導いていくのだと思います。

その後は、さっさと決めた通りに行動する。

ただ、これだけです。



スケジューリング

本気の証は、本気のスケジューリングに集約されます。

価値ある仕事は、いきなり今日一日では出来ません。

真剣に1ヶ月先のことを考えて、1ヶ月先の仕入れとしてのスケジューリングを立てましょう。

商売は仕入れが全てです。

それと同じように、仕事も段取りというスケジューリングが全てであることを知りましょう。

適当にいい加減に先のことを考えている人が、素晴らしい仕事を成し遂げたということはあり得ません。

例えばある人が結婚披露宴をしようとする時、日にちは適当で会場は当日出たとこ勝負というのでは、ろくな披露宴は出来ません。

漠然と思いにふけっても、物事が前進することなどないのです。

困難が予測される時ほど、断固とした態度で決意のスケジューリングを実行しましょう。

一念岩をも通す、だからです。

困難が襲ってきた時は、困ったと思ってはいけません。

面白いことが起こったと解釈しましょう。

体の必要でない力を抜いて、着地点を決めて、そこにつながる地図をを描いて、そこに到達するためのスケジューリングを決めてしまいましょう。

決めたその日は必ずやってきます。

その日が来ないのは、決めなかったからです。

深刻に悩むより、軽く、しかし決意を込めたスケジューリングを実施しましょう。

そのスケジュールに沿った行動を持続することが、本気のあなたを体現することになるのです。

本気のあなたが、本気の人を引き寄せます。

本気の出会いは、本気の人にしか起こらないのです。