埼玉県川越市の製本業 -製本の事なら株式会社豊翔-

 

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埼玉県川越市の製本業 -製本の事なら株式会社豊翔-

豊翔のブログ



不動の魂

人は思いを形に変えて、自分が何者であるのかを認識します。

思いを形に変えるためには、やろうとするその事に真剣に心を傾けなくてはなりません。

潜在意識を動かすただ一つの方法は、お金を使うことでも、闇雲に動き回ることでもありません。

それは、真剣に心を傾けることです。

一点の曇りもなく、真剣に心を傾ける。

するとあなたの無意識が動き出します。

動き出した無意識という潜在意識は、あなたが真剣に心を傾けた「ただ一つのこと」を実現するために一心不乱に検索を開始します。

その瞬間、あなたの内側で何かが変わり始めて、それはやがてあなたの心構えとなって現れてきます。

「出来たらいいなぁ」という曖昧な願望から、「私はやる!」という決意に変わり始めるのです。

しかし、まだその決意は形になって現れてはきません。

決意の行動を突き詰めて、あなたは次のステージに至ります。

決意から自覚へと移行するのです。

自覚した行動は結果を引き寄せてきます。

その結果を積み重ねていくうちに、自覚が使命に変わっていきます。

使命感に溢れた行動は、あなたをさらに次のステージへと導いていきます。

使命から天命へ。

人は大宇宙から我れ一人に付与された仕事に没頭する時、何者をも恐れない自分を構築することが出来ます。

天から付与された命。

命とは、人が一番叩かれること、と書きます。

天命に生きるとは、宇宙があなたを一番叩くなかで、もう止めようもう止めようと思いながらも続けてきた行動の中に潜んでいます。

そこにあなたの本質である「不動の魂」があるからです。

あなたをあなた足らしめる唯一のゾーンは、宇宙があなたという人を一番叩くゾーンにあるのです。

そうであるが故に、試練を感じたことそれ自体が正解だったのです。

その試練から逃げてはいけません。

さらに言えば、その試練が天命であれば、あなたは逃げることなど出来ません。

我が人生、ここに極まれり。

この思いで、今日の試練に立ち向かっていきましょう。

私たちは生きているのではなく、生かされているのです。

ですから、心配しなくても死ぬ時までは死にません。

決意から自覚へ。

自覚から使命へ。

そして、使命から天命へ。

この境地に我が魂は不動の安定感を持って、私たちを守護しています。

魂の喜ぶ仕事をしましょう。

そこに、自他共に味わえる充実感があるからです。




キッカケ

今あなたがどのような状況に置かれていようとも、その状況がそのままずっと続くことはありません。

状況は必ず変わります。

今どれだけ最悪の状況であったとしても、その最悪は続きません。

それと同じように、今どれだけ絶好調でも、それにかまけて何もしなければ、その絶好調という状況は必ず内側から腐ってきます。

こう眺めてみると、今という状況が良かろうが悪かろうが、結局前に進むしかないのです。

人は心が折れたときに立ち上がれなくなり、心が止まったときに真底疲れを感じます。

昨日までの事は、昨日までの事。

スパッと切り替えて、自分自身に気合いを入れ直しましょう。

出来る人の思考回路を観察してみると、彼らの考え方に共通して多く見られるものは、意外なほどアナログであるということです。

どれだけ科学が進歩しITの技術が発達しても、最後の砦は人間であることに変わりはありません。

人間の基本的な悩みというものは、恐らく平安時代から変わっていないのではないかと思います。

真面目に頑張ろうとするから、悩んで、囚われて、もがくのです。

そうしてみると、全ては気持ちの問題でした。

気持ちが萎えたら、行動も萎えて、人生も萎(しな)びてきます。

出来る人たちは、いつも「頑張るキッカケ」に敏感です。

どんな事でも、始めるにはキッカケが必要だからです。

キッカケを設定出来ることは、凄い能力であるということを覚えておきましょう。

キッカケとは、心にスイッチを入れる舞台装置です。

それは、まず人です。

あなたは、自分の心にスイッチを入れてくれる人を何人お持ちですか?

人間という漢字は、人の間と書きます。

心は人と人との間にあり、その空間で磨かれていくことを忘れてはなりません。

ですから、結局人生は誰と繋がっているかなのです。

成功に欠かせない要素は「ノウハウ」です。

しかし、幸せになるために必須の要素は「ノウフー」なのです。

何処に行くのかより、誰と行くのか。

ここに生きる意味が潜んでいるに違いありません。



健全な危機意識

仕事において気になることは、シビアに状況を分析しなければなりません。

厳に戒めなければいけないことは、自分に都合のよい甘い読みをすることです。

仕事というのは、必ず人が絡みます。

昨日の自分と今日の自分が違うように、人間というのは不確定要素に満ちていることを知らなければなりません。

それは、時々刻々と動く状況にも同じことが言えます。

自分の仕事は、このままいけばどういうトレンドで推移していくのか。

「傾向と対策」を、大丈夫なうちにしっかりと策定しておくことが大切です。

優秀な経営者は、温和な表情の奥に、常に「有事」に備えた心構えと対策を持っています。

仕事において、気にかかっていることを放置してはいけません。

場合によっては最悪を想定したうえで、その最悪を回避出来る対策を計画的に実行していきましょう。

「虫の知らせ」という言葉があります。

「虫の知らせ」を馬鹿にしてはいけません。

こうしたことを考えるのは、決してネガティブ思考ではないということも覚えておきましょう。

真のポジティブ思考は、「健全な危機意識」に支えられて機能するからです。

このまま行けば、避けて通れない危機が想定されるのに「何とかなるさ。」とお気楽に思考を停止する人は、ただの陽気な人です。

危機に無策な人は、必ず滅び去ります。

危機に、事前に対処出来る能力を研きましょう。

気になる問題に、その息の根を止める急所の一手を事前に打つのです。

夢と希望に向かいながらも複眼の発想で、問題が肥大化する前に対処することも、立派な経営であることを忘れてはなりません。




願望

成功に対する考えは、意識と無意識では全くあべこべになっています。

いくら意識では成功を恐れていなくても、心の奥底では、自分は成功に値する人間ではないという感情が支配している場合が少なくないからです。

心理学の研究から、成功を拒否する姿勢は後天的なものであり、「あなた以外の人間が、あなたの持つ願望は社会的に受け入れられるものではない」というサインを出している状況で起きる反応であることが明らかになりました。

1989年、英国のマイケル・E・ハイランドという心理学者は、成功を回避するのは妥協のためであるという説を提起しました。

要するに、二つの矛盾する目的の間に起こる葛藤の結果だというのです。

例えば「出世する」という目標は、「人とうまくやっていく」という目標と矛盾してしまう可能性があり、人とうまくやっていくことに比重を置くと、成功を回避してしまうことになると主張しています。

複数の目標の間にこの手の矛盾が起きてくれば、人間はどちらか一方の目標を選択しなくてはなりません。

一つの目標を達成するためには、もう一つの目標が達成出来ないように行動する必要があるからです。

成功を回避する行動をとるのは、必ずしも成功を恐れたり、自分が成功に値しない人間だと思ったり、社会的に受け入れられないと思っているからとは限りません。

成功以上にもっと強く望んでいる目標、言い換えれば、失敗の原因となる行動を取ってしまう「何か」があるからであると言った方が正しいのです。

「失敗」の原因となる行動は、私たちの抱く願望とは相反しているように見えますが、ハイランドの理論が正しいのなら、実際には成功以外の目標をうまく達成するための方法とも解釈できます。

成功を避けるのは、成功しないように自分で決めたからで、成功を避けているように見えながら、実際には成功したくないという願望を達成しているということに他ならないのです。

そのことが理解出来れば、あなたはすでに成功しているとも言えます。

宇宙に内在する成功メカニズムのパワーは強力であり、いつも太陽光のように私たちに平等に注ぎ続けられていて、私たちが真に望んでいることを実現してしまうという法則を受け入れましょう。

そうであるがゆえに

あなたが真に望めば、それは実現します。

あなたが真に望まなければ、それは実現しません。

今、あなたの目の前で実現されようとしていることは、あなたが真に望んだことであるという真実を忘れてはなりません。



区別

あなたが本当にやりたいことは何ですか?

あなたは、自分が本当にやりたいことを考えたことがありますか?

やらなければいけないことと、やりたいこと。

ここがどのような人生を送るかの「分かれ道」なのかもしれません。

ここをしっかりと押さえるために、理解しておかなければならない大切なことがあります。

それは、「心」と「魂」は違うということです。

私たちが心という言葉を使うとき、それは変化するものとして扱われます。

人の心とか経営者心と言った時には、毎日の仕事や人間関係の機微に揺れ動く「人の心情」というニュアンスがあります。

もし、自分の心を1日じっくり観察することが出来たなら、その心にはおびただしい数の考えが浮かんでは消え、とてもその思いや考えの量は数えられるものではありません。

心という言葉の語源にはいくつか説がありますが、そのなかの一つに「コロコロ」変わるという説があります。

心は、同じ人に対してもコロコロ変わります。

例えばある経営者が、何を指示しても飲み込みの悪い不器用な社員を、近いうちに辞めさせたいと思っていたとします。

その矢先に、その社員が大きな契約を取ってきました。

すると途端に「やる時はやるじゃないか!」と、そのダメ社員への評価がガラリと変わったりします。

また、部下は上司に誉められると良い上司だと思い、叱責されるとこんな会社なんて辞めてやると思ったりします。

人というものは投げかけられる言葉によって、心をコロコロ変えるのです。

また、配偶者や親にいちいち干渉されると腹が立ち、病気になって看病してもらうと急に感謝の気持ちが湧いてきたりします。

その時その時の状況や感情しだいで、心は常に揺れ動かされているのです。

一方、職人魂、役者魂、スポーツマン魂という時の「魂」は、強くて動かない確固たるものです。

また、「魂を入れて仕事をする!」とか「一球入魂!」という言葉は力強さと本物さが感じられ、その響きから「魂」という言葉は、揺れ動く「心」とは対照的に使われています。

このように私たちの日常の言葉のなかには、既に心と魂の区別が無意識のうちに行われているのです。

そしてこの区別にこそ、私たちの人生を大きく分ける重要な要素が秘められていることに気付かなければいけません。

これからの真の人生を探究するためには、心と魂の領域が「自分自身の中」に区別されていることが必要なのです。

「心」と「魂」は、共に目には見えない、人間の霊性の領域であることを理解しましょう。

この二つは似ているようで非なる領域です。

両者の機能は全く異なるからです。

心とは人間の感情を司るものであり、揺れ動く領域のことで、魂とは人間としての一貫性を司る「何か」が存在する領域を意味しているのです。

心は変わり、魂は変わらない!

仕事や人間関係をより良く向上させていくためには、この「心」と「魂」を明確に区別することが大切なのです。



リスタート

成功は能力が決めます。

しかし、幸せは性格が決めます。

ですから、自分がどんな性格になりたいのかを考えるということはとても大切なことなのです。

あなたは、どんな性格になりたいですか?

こういうことを言うと、まずそのためには自分自身を見つめることだと思うかもしれませんが、実はそうではありません。

大切なことは「自己イメージ」にあります。

これまでの自分の自己イメージを、一度思いきって吹っ切ってみることにあるのです。

現在の自分を見つめるのではなく、本当にこんな性格だったらどんなに楽しくハッピーだろう、と思える性格に焦点を当ててみるのです。

心の中に、具体的に絵を描いてみてください。

大切なことは、こうして描かれた内側のイメージは、どんなことでも心の奥の奥の奥で種となって蒔かれ、あなたの知らないところで手塩にかけて育てられているということです。

この種こそがイメージであり、このイメージは必ず具体的な行動となって外側に現れてきます。

あなたがこの世に生を受けてから今日に至るまで、現実にしてきたことの全てが、あなたの内側のイメージの投影であったことを理解しなくてはなりません。

あなたは気が付いていないかもしれませんが、あなたはこれまでずっと多かれ少なかれ自分自身をイメージして生きてきたのです。

例えば、自信があるとか無いとか、暗いとか明るいとか。

そして、そうしたイメージに基づいて行動し、あなたという性格を形創ってきたのです。

あなたがこの世に生まれてきた「意味」を、最後の最後に埋めるもの。

それは、性格です。

自分がこの世に存在している目的を満足させることの出来る性格は、自分の力で選択出来ることを知りましょう。

性格はイメージで変えることが出来るからです。

このことを疑うのではなく理解した時に、あなたの理想とする人生の再出発(リスタート)が始まります。

それこそが変化の始まりであり、その変化こそがミラクルを引き寄せるのだということを受け取りましょう。

必ずあなたの中で、何かが変わります。




切り拓く覚悟

幸せになっている人に100%あって、幸せになっていない人に100%ないもの。

成功している人に100%あって、成功していない人に100%ないもの。

それは、一体何でしょう?

それは「覚悟」です。

覚悟とは、自分自身の究極の在り方であり、生き方における終(つい)の栖(すみか)を意味します。

「波浪は障害に会う毎に、その頑固の度を増す。」

何事かを為さんとする自らの意志を波浪に例えて、どんな障害が目の前にあろうとも、何回も何回も寄せては引きながら永々と打ち寄せて、岩をも削るが如きの思いの強さを感じさせる言葉です。

本物は、障害に遭って強くなります。

本物は、困難を試練と捉えて、如何なる風圧にもたじろぐことはありません。

まず思う。

私は本物なのだ。

こう思うところからしか、真実の物語は始まりません。

何事にも動じない、強い決意を持ちましょう。

頑張っているレベルでは知る術(すべ)もありませんが、本気で目指し始めると、ただそれだけで薄々感じてくる大事なことがあります。

それは、「決められたゴールは変更することは出来ない」という人生の真実です。

あなたは、本当は知っています。

今、何をするべきで、何をしてはいけないのかを。

逃げてはいけません。

逃げても、それがあなたが行くべき道ならば、堂々巡りをした後、又あなたはこの道に戻ってくることになるからです。

人生は、どこでどのように腹を決めるかで決まります。

頭をこねくり回すより、腹を決めてしまいましょう。

逡巡(しゅんじゅん)をどれだけ繰り返しても、それは経験にはなりません。

何かに直面する度に、ぐずぐずして、ためらって、しり込みする。

これを逡巡といいます。

迷った時は、勇気のいる道を行きましょう。

これが、人生を切り拓いていく覚悟だからです。




あなたへ

何かを決断してやるということは、何かを決然として断つということです。

進むとは、捨てることだからです。

まず弱気を捨てましょう。

そして、漠然とした不安を払拭(ふっしょく)してしまいましょう。

人生を勝ち取るために、忘れてはならないことがあります。

それは、「人生は精神戦である。」ということです。

考えても仕方のないことは考えない。

今やれることを、本気で全部考えて、本気で全部やる。

やる気と本気は違います。

やる気の人は、最後は自己満足で終わります。

しかし、本気の人は結果に焦点を絞ってやりきります。

やる気のキーワードは「こなす」ことであり、本気のキーワードは「達成する」ことです。

気持ちが後ろを向いた瞬間、全てのエネルギーは消え去ります。

全てのエネルギーが消え去れば、運も離れていきます。

人生を戦いと見れば、戦いの要諦は、その時の戦いが糧になったのかどうかです。

次の戦いの展望が拓けるような戦い方をしたのかどうか、ということが大切なのです。

勝ち負けは時の運ということもありますが、勝つにせよ負けるにせよ、そうした勝ち負けよりも、真剣に勝負したその気持ちこそが、自分自身の人生を形創る財産になることを忘れてはなりません。

今、もしあなたが行き詰まりを感じているとしたら、その閉塞感を一気に吹き飛ばすものは、あなたの考え方にしかありません。

捨てるのです。

今まで漠然として続けてきたことの一つを、思いきって捨ててみるのです。

捨てるには勇気が要ります。

決断とは捨てることです。

今日は、あなたへのエールをもう一つ贈ります。

いいですか。

素直に、心して聴いてください。

「あなたは大丈夫です!」

「だから心配しないで!」


さあ、出発してください。



決断の力

人生を前に進める力の本質は、「決断力」です。

時は昨日から今日、そして今日から明日へと流れていきます。

一見、連続的につながっているように見えますが、実はそうではありません。

「何時何分を境に」という訳にはいきませんが、昨日は昨日であり、今日は今日であり、また明日は明日なのです。

そうであるが故に、昨日と今日の連結に失敗すると、人は不安定になります。

その揺らぎが揺らぎを呼んで、明日へと続く確かな自分を保てなくなってくるのです。

それは、過去に囚われて、一瞬のなかに永遠を内在する今という「時」を、過去という原因が産み出した「結果」としてしか解釈出来なくなってしまうからです。

過去はいくら力んでも、その事実そのものは変えようがありません。


一つ手立てがあるとすれば、それは「眺め方」を変えることくらいです。

これも理屈としては美しいのですが、過ぎ去った過去をいくらほじくり返しても、やはり後悔の念の方が大きいのが普通の人なのではないかと思います。

過去の眺め方を変えるのではなく、今の眺め方を変えましょう。

今を過去の結果と捉えるのではなく、未来への「原因」と捉えるのです。

結果はそれ自体をいくらいじくり回しても、簡単に変わるものではありません。

結果は、その結果を産み出した原因を変えない限り変わらないからです。

ですから、今を過去からの結果と捉えるのではなく、未来への原因と捉えるのです。

視点を180度変えましょう。

過去を自分のイメージから追い出してしまいましょう。

それが「決断」なのです。

決断とは、未来を決めて過去を断ち切ることと読みます。

過去を断ち切ることなんて、そう簡単には出来ない。

こう思うのは、あなただけではありません。

何故ならば、過去の良いことも、悪いことも、全て含めて今の自分があるからです。

では、決断とは一体何を意味するのでしょうか?

 それは・・

決断とは、思い出さないことです。

過去を断ち切るとは、ただ単純に思い出さなければいいのです。

今やろうとしている事だけに、真剣に心を傾ける。

 これだけのことです。

これだけ、たったこれだけのことで、今が未来への原因に変わります。

決断の力。

分かってしまえばとてもシンプルなことですが、この力だけが自分自身の人生を、輝く未来に進めることを忘れてはなりません。



誰とどのように・・

何処に行くのかが人生ではありません。

誰とどのように行くのかが人生です。

人生で最も大切なこと。

それは、自分にとっての「確かさ」です。

あなたにとって、「確かなもの」とは何ですか?

形あるものは、いつか朽ちます。

朽ちてゆくものに、確かさは宿りません。

前に進もうという思いの力が縁という不思議を呼び、その不思議が出会いを紡(つむ)ぎ、その出会いを絆に変えてはじめて心が通い合います。

心が通い合った人と人との間に、何事にも替えられない「確かなもの」があるのではないかと思います。

ですから、ただ出会っただけでは勿体ないのです。

縁を絆に変える力を持ちましょう。

思いの力を信じてみましょう。

思いの力は時空を超えて生き続けるからです。

自分にとっての「確かなもの」をしっかりと分かっている人は、少々の出来事に動じることはありません。

確かなもの、それは思いの力を信じた心にあるのです。


如何なることにおいても、最後の最後は気持ちの問題であり、思いの強さの問題であることを忘れてはなりません。



任務

技術が一流でも、意識が二流なら、その人は二流の人です。

意識が一流でも、行動が二流なら、その人は二流の人です。

頑張ろうとする気持ちが具体的に自分を動かしていきますが、その頑張りが次のステップに昇華しなくては結果は出ません。

弱気と強気、悲観と楽観が交錯する百年に一度と云われるこの不況の時代を乗り越えるためのファースト・ステップは何かと問われれば、それは心意気です。

しかし、そうした心意気から発せられる「頑張ります!」という合言葉だけで乗り切れるほど、今の時代は甘い時代ではないことも事実です。

成功へのセカンド・ステップは、心意気からビジョンへ移行しなくてはなりません。

ビジョンを旗印に進む合言葉は「目指す!」ことです。

具体的に目指して進むこと以外に、この時代を乗り切ることは出来ません。

頑張りは気分であり、目指すことは決意に裏打ちされた具体的な行動だからです。

あなたの人生を根本的に変えるものは、今、あなたの目の前にある課題であることを強く強く意識しましょう。

あなたがあなたである事を証明するための絶好の機会が、今、目の前にあることを自覚するのです。

「やる!」と決意した気持ちが自覚に変わった時、あなたは本来自分に備わっている自らの神々しい精神性に気付きます。

その精神性こそが、不可能を可能にする、何人たりとも侵すことの出来ない不滅・不変のエネルギーであることを理解しましょう。

さあ、そろそろ目を覚ましましょう。

そろそろ、任務に就くのです。

いつまでもメソメソと、取るに足りない雑事に振り回されていないで、人生を変革する行動を開始するのです。

その始まりの時が、今日という一日なのです。



気づき

如何なる分野であれ、本当に成功したいのなら、真剣に目指している人たちの輪に入ることが大切です。

真剣に目指している人たちの共通項は、見ているものと見えているものが違うというところにあります。

人は、自分にとって重要なものしか見えていません。

価値観の変更とは、見えている重要なものの変更をいいます。

重要なものの変更とは、イメージの変更です。

イメージとは想像力です。

想像力は、誰と関わるかでその出来上がり方が違ってくることを知りましょう。

人間の成長は、当たり前のレベルを上げようとすることから始まります。

それは、自分自身の基準値を上げるということに他なりません。

言うまでもないことですが、人というものは自分以外の誰かの影響を受けて、その影響があたかも自分自身で築き上げた常識であるかのように信じて行動しているのです。

よくよく観察してみれば、自分の思考形態も行動パターンも、それらほとんど全てが、今まで関わった人たちから直接的・間接的に受けた影響でした。

この事実を受け入れた時、如何に関わる人が重要であるかが分かります。

価値ある全てのことは、真剣に目指すなかでしか形作られることはありません。

全て、「人」に尽きるのです。

目標が達成出来ない自分が常態化しているとすれば、その大きな原因は、目標達成を真剣に目指していない人たちに囲まれているからです。

一つ覚えておかなければならないことがあります。

それは、あなたが真剣に目指し始めれば、目指していない人たちと一緒にいることが苦痛になってくるということです。

例えて言えば、年収200万円の人が、年収2,000万円の人と一緒に居ると辛くなってくるようなものです。

自分自身の心の奥底にある基準値、即ち当たり前のレベルを変えましょう。

真剣に目指す仲間と群れてみましょう。

その違和感こそが、あなたを根底から変革する「気づき」となるのです。



コミットメント

“一日一日が大事。

一日一日が決戦。

今、戦わずして、戦う時はなし。

今、戦うことが、後日の幾百倍の価値のあることを知れ。”

人生は、進まんがために敢えて一歩踏み止まる時もあれば、ままよと打って出る時もあります。

刻々と変化する状況の中で、その攻守は時と処を変えて、目まぐるしく入れ替わります。

激動激震の時代は、もはや私たちがあやふやな態度を取ることを許しません。

あなたには、時代の足音が聞こえますか?

短期的な目で出来事を眺めれば、勝ったり負けたり、思い通りにいったり、いかなかったり。

しかし、いつの時代も真の強者が見つめるものは、その戦いの終盤戦であることを忘れてはなりません。

よいことも、悪いことも、終盤戦の勝負処に向けて、それら全てを彼らは力に変えるのです。

その力の本質は、「コミットメント」以外にありません。

押し寄せる激流に、一人凛として立つ気迫を持ちましょう。

状況がどうのこうのと、その状況から出発するのではなく、決意から出発するのです。

宇宙はあなたに、あなたが今超えなければならない課題を用意したのです。

決意に勝る力は、この世に存在しません。

やらない理由を、どれだけ精緻な理論で組み立てても、所詮それは言い訳であり泣き言でしかないことを理解しましょう。

もう、進むしかないのです。

やるか、やらないか。

進むのか、引き下がるのか。

単純な二者択一です。

生きる意味が、感動を味わうことであるならば、感動は前にあるものであり、後ろにはないということを知らなくてはなりません。

怖じ気付いて引き下がっても、そこに感動はありません。

決意して、前に一歩を踏み出す先に感動はあるのです。

全てが一人の本気の決断から始まります。

思いの力は時空を超えるのです。

さあ、前進です。



こころ

状況はすぐには変わりませんが、心構えはすぐに変えることが出来ます。

目に見える変化は、目に見えないところを変えなければ始まりません。

同じ景色を見ていても、その景色から何を感じているのかが積もり積もっていって、抜き難い人間力の差になっていきます。

人は何らかの仕事に関わって「商売」をしていかなければ、家族を養っていくことは出来ません。

商売ですから、売らなければなりませんが、本当に売れ続けているものには必ず理由があります。

それは、「こころ」という物語が必ずあるということです。

スピリッツが大切なのです。

伝えるものは技術なり、商品なり、マーケティングかも知れませんが、真に伝わるものは「あなた」であることを忘れてはなりません。

物語はいつも、今から、ここから始まります。

最初の一歩に、全ての成功の種があることを自覚しましょう。

苦しい時ほど前を見る。

状況がどうのこうのと言っているようでは、もうそれだけで遅れをとっていることに気付きましょう。

今という状況を過去からの結果と見れば、諦めが先に立ちます。

今という状況を、未来への原因と見れば、決意が湧いてきます。

人は、状況をどう見るかで変わることが出来るからです。

心に発電機を持ちましょう。

たぎるような溶岩にも似た熱い思いで、一日に一つ、やるべき課題を完了していくのです。

やるべきことは、笑ってやる。

奇跡はいつも、不可能という出発点から始まります。

支え合う仲間と、共に戦う仲間。

全てが我が一念から始まることを深く胸に刻み込んで、「こころ」の物語を記していきましょう。



没頭没我

違和感こそが気付きです。

やり慣れたことばかりしていても、何かに気付くことはありません。

表面上は同じことの繰り返しが毎日の中で続いていきますが、そこに意識を走らせた時、必ず気持ちのどこかに微妙な電気が流れ始めます。

あなたは今日一日、何がメイン業務なのかを意識していますか?

潜在意識を起動させるには、まず顕在意識を働かせなくてはなりません。

意識を叩き起こしましょう。

まず思わなければ、何事も叶わない。

全ての出発点はここに尽きます。

本当に思ったことは、必ず実現します。

本当に強く思ったことは、一念に変わるからです。

一念岩をも通す。

今、自分の目の前にあることに心を込めて、真剣に全身全霊を傾けていく。

目指す一点だけを見つめて、他のことに意識を配分しない。

没頭没我の境地の中に閃きが起こり、道は自ずと拓けてくることを理解しましょう。

あなたが今日やろうとすることに、真剣に心を傾けましょう。

万物の中で、人間だけが思いの力を持ち、その思いの力が物事に意味を創って進化発展してきたことを見落としてはなりません。

そうであるが故に、人間だけが思いの力で運命をも変えることが出来るのです。

決意は目に見えませんが、人の心を揺り動かすものは決意以外にありません。

心にスイッチを入れて、この五体に強烈な電流を流しましょう。

結局最後は、「私はやる!」と決めた人だけが、何事かを成し遂げていることを忘れてはなりません。



統計学

失敗と書いて成長と読みます。

意気込みを知恵に変える特効薬は、失敗です。

物事は、初めからうまく運びません。

どれだけ完璧に準備をしても、最初から思い通りには通じないのです。

失敗という経験をして、そこで心底悔しいと思ったことが人間の軸を創ります。

一本筋の通っている人は、そうして出来上がってくるのです。

挑戦しない限り、人生の展望が拓けてくることはありません。

挑戦とは失敗を、自分自身のオリジナルな「統計学」に発展させることに他なりません。

こういう場合は、こうした方がいい。

こういう場合は、ああした方がいい。

こういう場合は、じっと動かない方がいい。

これが、失敗から得た統計学です。

あなたが真剣に目指している限り、失敗こそが限りない成長の源泉となるのです。

そうであるが故に、失敗するなら「ちゃんと失敗する」勇気を持ちましょう。

「毒を喰らわば皿までも。」

やると決めた時は、この心意気が大切です。

失敗とは成長です。

三振するなら、思い切りバットを振って三振しましょう。

見逃し三振が一番もったいないことを自分自身に言い聞かせて、一日一番、自分の相撲を迷いなく取り切っていきましょう。



迷わず

思いを力に変える。

人生はただ頑張っても、たどり着くことは出来ません。

自分がどこに向かおうとしているのかを、再確認することが大切です。

たどり着こうとする場所をハッキリとイメージして、じっくりと構えて、我が思いを力に変えるのです。

漠然と力むのではなく、落ち着いて、何にどう頑張るのかに意識を向けましょう。

「選択と集中」という言葉を自分に言い聞かせて、やると決めた一つのことに、迷いなく取り組んでいくのです。

一度決めたことはやる。

そこでやっぱりやるかどうか、もう一回考えているようでは、何をやっても到底覚束きません。

実は、人生を大きく変えるような重大な事は、そこで考えていたら逃してしまいます。

考えるのではなく、感じることが大切なのです。

心を解き放って、自分をこの世に存在させ、守り、育んでくれた大いなる力を信じてみましょう。

頑張ることが明らかになったら、心することは一つだけです。

信じて頑張る。

これだけです。

信じて頑張った努力は、必ず報われます。

この精神状態に入った時、はじめて思いが力に変わるのです。

結局人間は、合理的に物事を考えて、最後は不合理に生きています。

人生の大切な局面では、そうした不合理をつなぎ合わせていく力しか通用しないことを忘れてはなりません。

思いの力は時空を超えます。

迷わず行ってください。

大丈夫、全ては予定通りに進んでいます。



二種類

人間には二種類の人しか存在しません。

それは、「人に影響される人」と「人に影響を及ぼす人」の二種類です。

いつもいつも、人に引っ張られて毎日を生きるのか。

それとも、人を引っ張りながら毎日を生きるのか。

意識するしないに関わらず、私たちはこの狭間で生きていることを認識しなくてはなりません。

成功を目指すのなら、人を引っ張っていく側に立とうしない限り、その実現は困難なものとなります。

人生はパフォーマンスです。

言い換えれば、人生とは何を演じ切ったのかということなのです。

私たちは、人生を切り拓いていこうとする時に、一つ心しておかなければならないことがあります。

それは、何かをやろうとすれば、決まって陰口を叩く人がいるということです。

その心ない陰口に影響されるのか、それともその陰口をバネにして前に進むのか。

ここで、知っておいた方良い真実があります。

それは、あなたの陰口を叩いている人は、自分ではあなたの上に立ってあなたを評論しているように思っているかも知れませんが、実はそうではないということです。

あなたの陰口を叩く人は、実はあなたに影響されているのです。

完全に一目置いているのです。

例えば、ある人がセミナーに参加費を払って出席したとします。

そこでこの人は、講師の話を批判的な態度で、とても大人げない聞き方をしていたとします。

この人は、自分の中に無意識的にある自己アピールの欲求を、その講師への敵対的ともいえる批判的な態度の中に表現しているのです。

この人は、明らかにその講師から影響を受けたのです。

影響を受けた人は、そのセミナーに参加費を払って、その講師の話を聞きました。

どれだけ批判的な聞き方をされたとしても、講師はその批判的な人からセミナーの参加費をもらってパフォーマンスしました。

方や、参加費を払って、人を批判した人。

方や、参加費をもらってパフォーマンスをした人。

人を痛烈に批判して陰口を叩けば叩くほど、自分の生命力を相手に吹き込んでいることを忘れてはなりません。

人に良い影響を与えたことだけが、成功の原因となることを覚えておきましょう。



かすり傷

折れない心を育てる。

敗れ去る時は、外側から受けるダメージで敗れるのではありません。

敗北の真の理由は、心が折れたことにあります。

モノにならない人は、何か起こると簡単に腰砕けして、簡単に心を後ろに向けてしまいます。

問題が起こると、その問題を冷静に観察することを忘れて、問題それ自体に自分自身の全権を預けてしまうのです。

その結果、本当は大した問題ではないかもしれない現象に振り回されて、まるで犬猫のようにそのことにだけ囚われて支離滅裂になって大騒ぎして、最後は一人で疲れている。

事がうまく運ばない真の理由は、自分の内側にある心をコントロール出来なかったことにあります。

心をコントロール出来なかったから、簡単な罠(わな)に落ちたのです。

人生の一大事は、生死の問題だけです。

死ぬこと以外はかすり傷なのです。

ここがちゃんと理解出来ていたら、その人の人生に困ることは起こりません。

心が折れるような事態はあり得ないのです。

心をもっと強くする訓練を積みましょう。

目に見える現象を変えたければ、目に見えない心を変えなくてはなりません。

心が出来てくれば、物事の本質が見えてきます。

心を創るためには、まず落ち着きを意識することが肝要です。

慌てないで、じっくり、ゆっくり。

心眼で物事を眺めれば、あなたが慌てなくてはならない理由など何もないことに気が付くはずです。

大丈夫、全ては予定通り順調に進んでいます。



生生流転

時は容赦なく生き方の変更を迫ります。

「生生流転(しょうじょうるてん)」という言葉があります。

万物が永遠に生死の間を巡り、絶えず変化し移り変わってゆく様を意味します。

これを英訳すると以下のようになります。

All things are constantly changing !

全てのものは、絶え間なく移り変わるという意味です。

変転極まりない事象と絶えず揺れる人の心。

そのなかで、如何に生き方の軸を持つことが重要なことかを感じます。

順風満帆で進める時があるかと思えば、思わぬトラブルに見舞われて立ち往生する時もあるのが人生です。

諸行は無常か、常住か。

変転極まりない世の中の変化、即ち一時(いっとき)として「常」に留まろうとしないエネルギーと、不易(ふえき)なものとしていつまでも変わらないで、今という「常」に留まろうとするエネルギーがいつも交錯しているのが人生です。

変わるものと変わらないもの。

変えなくてはいけないものと変えてはならないもの。

自分と向き合うとは、今の自分の何を変えて、何を変えてはならないのかをしっかりと見つめることです。

真に変化するためには、この二つの側面を理解しなくてはなりません。

ただ闇雲に突き進むことが、変わることではないのです。

時には歩みを止めて自分自身の位置を確認しながら、自分が何故この世に存在しているのか、何のために生まれてきたのか、生きるとは自分にとってどういうことなのかを、心静かに思索してみましょう。

あなたの人生は、いつもあなたの人生観に立脚して展開されていきます。

目に見えない考え方が、あなたの人生を形創っていくことを理解することが大切です。

目に見えない、しかし確実にあなたを貫く思いの力が、行動するその時の方向性を決定していきます。

その時、どう動いたか。

突き詰めれば、人生はこの集積です。

「生生流転」を前向きな諦観に変えて、変わらない自分であるために、変えなくてはならないことを変えていきましょう。