人は思いを形に変えて、自分が何者であるのかを認識します。
思いを形に変えるためには、やろうとするその事に真剣に心を傾けなくてはなりません。
潜在意識を動かすただ一つの方法は、お金を使うことでも、闇雲に動き回ることでもありません。
それは、真剣に心を傾けることです。
一点の曇りもなく、真剣に心を傾ける。
するとあなたの無意識が動き出します。
動き出した無意識という潜在意識は、あなたが真剣に心を傾けた「ただ一つのこと」を実現するために一心不乱に検索を開始します。
その瞬間、あなたの内側で何かが変わり始めて、それはやがてあなたの心構えとなって現れてきます。
「出来たらいいなぁ」という曖昧な願望から、「私はやる!」という決意に変わり始めるのです。
しかし、まだその決意は形になって現れてはきません。
決意の行動を突き詰めて、あなたは次のステージに至ります。
決意から自覚へと移行するのです。
自覚した行動は結果を引き寄せてきます。
その結果を積み重ねていくうちに、自覚が使命に変わっていきます。
使命感に溢れた行動は、あなたをさらに次のステージへと導いていきます。
使命から天命へ。
人は大宇宙から我れ一人に付与された仕事に没頭する時、何者をも恐れない自分を構築することが出来ます。
天から付与された命。
命とは、人が一番叩かれること、と書きます。
天命に生きるとは、宇宙があなたを一番叩くなかで、もう止めようもう止めようと思いながらも続けてきた行動の中に潜んでいます。
そこにあなたの本質である「不動の魂」があるからです。
あなたをあなた足らしめる唯一のゾーンは、宇宙があなたという人を一番叩くゾーンにあるのです。
そうであるが故に、試練を感じたことそれ自体が正解だったのです。
その試練から逃げてはいけません。
さらに言えば、その試練が天命であれば、あなたは逃げることなど出来ません。
我が人生、ここに極まれり。
この思いで、今日の試練に立ち向かっていきましょう。
私たちは生きているのではなく、生かされているのです。
ですから、心配しなくても死ぬ時までは死にません。
決意から自覚へ。
自覚から使命へ。
そして、使命から天命へ。
この境地に我が魂は不動の安定感を持って、私たちを守護しています。
魂の喜ぶ仕事をしましょう。
そこに、自他共に味わえる充実感があるからです。