埼玉県川越市の製本業 -製本の事なら株式会社豊翔-

 

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豊翔のブログ



劣後順位

これからの時代、やる気では乗り切ることが出来ません。

何故ならば、やる気は単なる気分に過ぎないからです。

本気でやる。

これがこれからのキーワードになります。

本気にあって、やる気にないもの。

それは、具体的な計画です。

やる気に具体的な計画はありません。

人は、本気になってはじめて真剣にゴールを目指します。

ゴールとは目的です。

目的が設定できて目標が定まります。

もうお分かりだと思いますが、目標より目的の方が上です。

目標が目的の延長線上にきたとき、そこにはじめて具体的な計画が生まれます。

具体的な計画は、必ず具体的に行動を変えていきます。

この激動・激変・激震の時に行動を根底から変革していかなければ、生き残りは困難な時代になったということの認識が飛躍の前提となるのです。

こうした波乱の時代の軸となる考え方は「劣後順位」です。

言うまでもありませんが、過去の選択の連続が今日の現実を作りました。

これを変わらず続けていれば、未来もその延長線上にあります。

つまり、今の選択を変えなくては、自分自身の近未来も変わらないのです。

変わる。

とは、

捨てることです。

同じことを同じように続けていたら、滅びる時代になったのです。

去年と決定的に違う自分を意図的に創りあげていきましょう。

やらないことを決定して、その空いたスペースにゴールを決めるキラーパスを通すのです。

新手に着手しましょう。

それをチャレンジと言うのです。

やらないことを決めて、空いたスペースで新しい何かを試みる。

今まで当たり前と思って何の疑問もなくやっていた行動パターンを、思いきって変えてみる。

トライアル&エラー(試行錯誤)を恐れない。

勇気を出して、捨ててみましょう。

囚われていたら、何も進みません。

失うことを恐れていたら、何も得ることは出来ません。

マイナスだけを見ていたら、起死回生はあり得ないのです。

知恵と度胸で、緻密に計画して大胆に行動していく。

勇気を振り絞って、

前へ。

前へ。



サバイバビリティへの転換

今、各地の職場、家庭、地域で人の気持ちが縮み、閉塞感が強まっています。

派遣労働者の雇い止めなど雇用の現場に吹き荒れた嵐は更にその勢いを増し、ホンダを始め大企業の経営者までもが正社員削減の可能性を否定しません。

「安定」の形がボヤけていく中で、将来の選択肢が開かれているはずの若者にしわ寄せが及んでいます。

「職場で悲鳴を上げたいが『安定』を失いたくない。そんなジレンマが広がっている」と、東京労働センターには昨夏以降、若者を中心に正社員からの訴えが目立つそうです。

「働き過ぎ」で自律神経失調症を患い、会社を解雇される人。

就職氷河期で就職出来ずにアルバイト生活を続け、やっと正社員に採用されたが「朝6時に出勤して翌日午前1時に帰宅」で月給は20万円強。上司の無理な注文に「文句も言えず、ひたすら働き体調を壊した」「正社員=安定というのは幻想だった」と肩を落とす若者。

本田由紀・東大準教授は、若者の働き方を「展望もないのに頑張ってしまう」と表現しています。

不条理といえるほどの過重労働でも、うまくいかないのは自分のせいと抱え込み過ぎる傾向があるといいます。

雇用不安の激流に飲み込まれそうになりながら、職場で声を押し殺して「安定」という自分の居場所を探してもがく若者たち。

時代は今、「持続可能性」(サスティナビリティ)を追及する時代から、「生き残る力」(サバイバビリティ)を模索する時代に入りました。

大きく時代を捉えれば、イラク戦争の失敗やサブプライム問題などで米国の一極集中が崩れ、世界はパンドラの箱が開いた時のような混沌に満ちているといってもよいかもしれません。

しかし、混沌は新しい次世代の何かを生む母でもあることは間違いありません。

神話によれば、人間のあらゆる労苦が飛び出したパンドラの箱の最後に残ったものは、希望(エルピス)だったそうです。

生き残ろうとする限り、人は戦いという宿命的なフィールドに立たざるを得ません。

安定は決して用意されるものではないことも、理解しなくてはなりません。

過去の自分と決別して、危機がひらく未来へと力強く歩みはじめる時代なのです。




ゲーム

負するときの心構え。

それは、人生はゲームであると解釈するなかにあります。

ゲームですから、その勝負のなかにあるリスクを深刻にとらえてはなりません。

ゲームは失敗するかもしれないから面白いのであり、たとえばゴルフゲームをして、適当にリモコンを操作しながら何をしても全てホールインワンなどというゲームなら、そんなゲームは誰もやりません。

そんなゴルフゲームは面白くないからです。

ゲームは、ハラハラドキドキするから面白いし楽しいのです。

人生をゲームととらえることができれば、心に余裕ができます。

自分で自分をコントロールすることができるからです。

何かを意志を持って実行すれば、当然そこにはリスクがあります。

逆の言い方をすれば、リスクのない行動は意志のない行いであり、意志がなければ、その行動は他人にコントロールされた行動であるということです。

しかし、です。

リスクといっても、よくよく考えてみれば、この世に生を受けたこと自体がリスクであり、私たちは人生最大の恐怖である「死」へ向かって1日1日を過ごしています。

ですから人生の結論は、私たち全員が確定済みです。

リスクをこう解釈できれば、リスクリスクと騒ぎ立てても、死以外のリスクはゴミほどの重さしかないことが分かります。

そんなゴミほどの重さしかないリスクを恐れて何もしないことが、どれだけもったいないことか。

ならば、何が生きるということの本質なのでしょう。

それは、死という結論に向かうその過程にあるということです。

人生のプロセスを、どう楽しむか。

これだけが、生きるということの本質なのです。

楽しむとは、エキサイティングに生きるということです。

ハラハラドキドキを楽しむ!

自分で自分をコントロールして、人生もビジネスもゲーム感覚で楽しんでしまうのです。

人生は、どこかで本音をしゃべらないと、道が全く開けてこないときがあります。

しかし、本音をしゃべろうとすると、例のゴミほどの重さしかないリスクが頭をもたげてきます。

そのときは、「本音トークゲーム」の始まりです。

その結果うまくいこうがいくまいが、所詮ゲームですから、その結果に囚われてはいけません。

人生もビジネスもゲームです。

こう理解できれば、無用なプレッシャーから心が解放されて、新しい自分に生まれ変われるかもしれません。

どうぞ、お試しあれ。



希望の芽

やるべきことをやらない自由は、ただの先伸ばしです。

問題の先伸ばしは、未来の借金となって、あなたの心のバランスシートに少しずつ積み上がっていきます。

人生は、あなたの気持ちと時間とお金という資源を、具体的な行動にどのように注ぎ込むかで決定されていきます。

節約は美徳ですが、節約オンリーで、人生を達成することは出来ません。

何の為に節約するのかを考えてみれば、それは我が人生をよりよく変更する為です。

生きるとは、命を懸けることに他なりません。

あなたは、何に命を懸けていますか?

ほとんどの人は、こうした人生の根本命題について考えようともしません。

その結果、何に命を懸けているかが、その人物の本質になるということを忘れて、毎日を送ることになるのです。

希望は、可能性の中に潜んでいます。

我が命を可能性に懸けた時、希望の芽が息吹くことを知りましょう。

ここを、強く意識することが大切です。

何故ならば、命は可能性に懸けるという発想を忘れた時、人は知らず知らずのうちに、我が命を不安に懸けて生きるようになるからです。

その結果、ありもしない不安に振り回されて、本来の自分を切り売りし、そしてディスカウントして、自分で自分の価値を下げてしまっていることに気付きもしなくなります。

あなたが、あなた本来のやるべきことをやっていれば、あなたに疲れが襲ってくることはありません。

自分が何処に行こうとしているのかを、一度あなたの心の奥にある地図を引っ張り出してきて、じっくりとそのルートを検討してみて下さい。

もしルートから外れていたなら、修正を加えましょう。

疲労感は、よほどの病気でもない限り、心が発信源です。

体が疲れたから、疲れたのではありません。

心が止まったから、疲れたのです。

やるべきことをやらない自由は、心を止めます。

心が止まれば、雑用に追い掛け回されて、それを仕事と勘違いして毎日を送ることになり、その代償は後日「後悔」という形で、必ず自分自身に返ってくることを忘れてはなりません。

皆が慌てふためく大変な時代だからこそ、しっかりと自分自身の生き方の軸を持って、忙しい忙しいと言って心を自ら亡ぼさないで、心にスイッチを入れて今日一日を達成していきましょう。



解放

人は、自分の中にないものには反応しません。

人は、自分の中にあるものに反応するのです。

例えば、あの人嫌だなと思ったとします。

それは、自分の中にある百八つの煩悩のどれか一つと反応して、それがそうした形、即ちあの人嫌だなという気持ちが、「あの人」を通して現れただけなのです。

今、自分の中にある気持ちを確認しましょう。

あなたの心の奥底にある意識が本当に受け取った情報は、寸分たがわず未来のあなたの本質となるからです。

その本質が、あなたを導いていきます。

あなたの本質が臆病ならば、あなたは臆病者となってチャンスを目の前にして立ちすくみます。

あなたの本質が勇気ならば、あなたは勇者となって困難に立ち向かい栄光を勝ち取ります。

あなたの本質が愛ならば、あなたが関わる全ての人に夢と希望を語るリーダーへと、あなたは必ず成長します。

あなたの中にある本質。

その本質は善くも悪くも変わります。

放っておけば、自然に低きへと変わっていってしまいます。

ですから、「変わる」という受け身ではなく、「変える」という能動的な態度を持とうとすることが大切です。

自分自身の本質を変える。

本質の変更は、反応するゾーンの変更です。

蚊に刺されたような些細なことに反応するのは、もう終わりにしましょう。

反応するのは、自分自身の人生を大きく変えていくゾーンに絞るのです。

反応するゾーンが変われば、受け取る情報が変わります。

受け取る情報が真に変わって、あなたの本質が静かに少しずつ変わり始めるのです。

あなたの中にある本質が変われば、悩みも変わってきます。

悩みが変われば、今まで振り回されていたことから解放されます。

振り返れば、つまずいていたことは、いつも同じようなことでした。

どうもがいても、人生を変えないゾーンで引っ掛かり、人生を変えない問題に振り回されていたのです。

進化は観察から始まります。

自分の中にあるものをあるがままに観察して、受け身から能動的な自分へと進化していきましょう。



逆境という時代

壁を乗り越えていく力は、自分を信じるところから始まります。

時代がうなり声を上げて蛇行を繰り返しています。

100年に一度と言われる波は、見方を変えれば、次の新しい100年への産みの苦しみととらえることも出来ます。

大切なことは、今がどうあれ新しい未来のビジョンに生きていくのだ、という決意をしっかりと持つことです。

そして、その為の具体的な行動を言い訳せずに続けていける、揺るがない不動の心を作り上げることが根本の命題なのです。

幸せも成功も、戦わなければ手に入りません。

真の仲間も、戦って初めて巡り合えるのです。

その本質は心にあります。

あなたの心の奥の奥に、どのような意識が座っているかが問題なのです。

意識が覚醒して、魂が目覚めます。

魂が目覚めれば、あなたのエネルギーが狙った一点に迷いなく注がれていきます。

その結果、全てがあなたを進める力となって動き出すのです。

未来の新しいビジョンに生きていきましょう。

そのために、今の自分の方向性をチェックしましょう。

富士山に登りたいなら、富士山に向かって歩いていなくてはなりません。

方向性がOKなら、あとは準備です。

ここで、準備についての再確認です。

準備は立ち止まってするものではないということです。

準備は歩きながら、動きながらするのです。

準備の究極とは何か?

それは、

投資です。

自分自身への投資です。

投資とは、新しい未来のビジョンを構築する力を獲得するための戦略です。

あなたが、1日に一つ新しい何かを身に付けていくことは、それこそが新しい未来のビジョンを構築するための投資なのです。

昨日の自分を超えていきましょう。

誰もが落胆するようなこんな時代だからこそ、独り気を吐きましょう。

真の飛躍は、逆境という時代に育まれてこそ可能となるのです。



時間管理

「80対20の法則」という考え方をご存知ですか?

これは、イタリアのパレートという経済学者が唱えたもので、「パレートの法則」とも呼ばれます。

「パレートの法則」とは、例えば時間を例にとると、私たちの使う時間の80%はわずか20%の成果しか上げていない。

逆に、残りの20%が全体の80%の成果を上げているという考え方です。

これは10時間働いたとして、成果の80%はたった2時間で達成されており、後の8時間は20%の成果しか出せていないということです。

この法則は、様々な分野で当てはまります。

例えば、100人の営業マンがいるとして、全体の売上の80%をトップ20人が稼ぎ出し、残りの80人は売上の20%しか稼いでいないということもいえる訳です。

ともすれば、私たちは1日24時間を漠然と捉えた結果、いつの間にか80%の時間を無駄にしているのではないかという問いかけにも思えてきます。

時間管理は、1日を輝かせるための必須の項目です。

その基本は、予定とスケジュールをごちゃ混ぜにしないということから始まります。

予定とは、これからのことを自分で計画して、自分の意思で進めていけることをいいます。

つまり、自分の意思だけでコントロール出来る領域を指します。

一方、これに対してスケジュールは、自分の意思で変更出来ない、動かせないものをいいます。

ここで大切なことは、外せないあなた自身の仕事そのものはスケジュール化してしまうということです。

動かせないスケジュールにしてしまえば、あれこれ迷わずに、仕事そのものを効率的に進めていけるようになります。

これを押さえることが出来れば、残る時間はあなたの意思でコントロール出来る時間ということになります。

この時間こそが、勝負の時間帯なのです。

実はタイムマネジメントの盲点ともいえるのは、本当に自由になる時間が1日の中でどれくらいあるのかをハッキリつかんでいないということです。

時間が出来てから「何をしようかな」では、後手後手に回って、ただ気がせわしなく動くだけになってしまいます。

時間という宇宙から与えられた平等な資源を、生かすも殺すもこのコントロール可能領域の時間にあります。

この時間に、明確な意思を持って予定を入れましょう。

やるべき事リストをハッキリと書き出して、あなたの自由になる時間に予定として落とし込むのです。

そして、いざ実行です。

実行する際に、ポイントがあります。

☆より速くすること。

☆より良くすること。

☆今やるべきことをすること。

この三つです。

これらは、ピーター・ドラッガーが、仕事を上手に進める三原則としてあげたものです。

いずれにしても最後は気合いの勝負ですが、仕事をうまく進めるシステムの一つとして、時間管理能力のアップを図っていきたいものです。



あと10年

決めた「その日」は、必ず来ます。

たとえば、テレビ放送の地デジ化がそうです。

地デジ化の告知CMを初めて見たときは、まだまだ先のことだと思っていたのが、もうすぐそこに迫っています。

一度その日を決めてしまえば、その日に対してのカウントダウンが始まるからです。

このカウントダウンの究極が、寿命です。

オギャーと産まれ落ちたその瞬間から、私たち一人一人に命のカウントダウンが始まります。

私たち全員が、意識してもしなくても、この世と別れるそのときがセットされるのです。

ここで一つ、自分への問いかけを試みてください。

あと10年しか生きられないとすれば、自分は今の仕事や生活パターンをそのまま続けるのだろうか、と。

いいですか、あと10年です。

あと10年。

こうして考えてみると、何か事があるたびに気持ちが揺れて不安定になるのは、自分の命が永遠に続くと勘違いしているからであることに気がつきます。

不安の根源にあるものは、期限という意識の欠如なのです。

ということは、その日を決めるという意識を持てば、不安は消えるということです。

期限こそが、人を迷いなく稼働させる重要なポイントだったのです。

ですから、やろうとすることに対して、さっさと実行するその日を決めてしまいましょう。

その日を、どんどん決めてしまうのです。

そうすれば、命のメカニズムが働いて、揺れる心を一点に向けて動かしていきます。

大切なことは、決めたその日が連続して続くことです。

それはつまり、今日という1日が漠然と迎えた1日ではなく、意志を持って決めたその日なのかどうかということです。

決めたその日は、必ず来ます。

そして、その1日1日が運命を変更していくことを忘れてはなりません。



本質

結果を出すことに真剣になっていない。

だから、自分を変えられない。

これが、伸びない人の最後の答えです。

仕事は結果を出さない限り、評価されることはありません。

結果を出さなければ、その場から去らなければならなくなることに大多数の人は気付きません。

いかなる組織も個人も、滅びゆく者の共通項は、自分を変えることが出来なかったという一点に尽きます。

自分を変えることが出来たら、それは進化です。

自分を変えることが出来なければ、それは退化であり、その道は滅びの道です。

追い込まれてからあたふたと右往左往しても、その時には何も出来ないことを理解しなければ生き残りは難しい時代となりました。

今、時代の波はそこまで来ています。

真剣に仕事をしましょう。

結果を出すという、本質を外さない仕事をするのです。

成功する側に回るのか。

それとも、成功しない側に付くのか。

選択の時が、いま目の前に来ていることを自覚してください。

海は寒風を受けて、凍(こご)えながら春を準備します。

時代の風に迎合することなく、

時代の荒波に翻弄されることなく、

王者・王女の風格をたたえながら、自分自身の旗色をハッキリさせて今日の一歩を進めるのです。

あなたを笑う者には笑わせておけばいいし、あなたを小馬鹿にする者にはそうさせておけばいいのです。

やるべきことをやりきりましょう。

やるべきことをためらってはいげません。

やるべきことにひるんではいけません。

やるべきことをやるから、チャンスが生まれるのです。

チャンスは貯金出来ません。

迷ってないで、さっさとやるのです。

迷ったら、

やる。

さあ、勇気を出してがんばって!



未来予想図

何年経っても変わらない自分自身とその状況に、いい加減に疑問を抱かなければいけません。

とっくに卒業していなければならないゾーンに、いつまで落第を繰り返して居続けているのかと。

要するに、気が入っていないのです。

本気で真剣に、その壁を乗り越えようと思っていないのです。

本気を出して、真剣に事に臨むことの大切さをナメている!

だから、いつまで経っても、やること為すことがいい加減なのです。

事を突き詰めて考えようとせず、ゆえに具体的に細部に渡って計画することもありません。

そうした態度が、イメージを生むことはありません。

イメージを持たないぶっつけ本番の行動が、望む結果を引き寄せることは不可能に近いと言えます。

なぜならば、イメージこそが、行動の未来予想図だからです。

行動の未来予想図。

ここを創るものこそが、イメージです。

イメージは、運命を変更します。

未来に対するときめきと、今のままではいけないという危機意識。

イメージはこの二つを具有して、魂を走らせていきます。

ときめきを持続する成長路線に乗せるものは、健全な危機意識です。

いつまでも変われないのは、「今のままでは駄目!」と真剣に思っていないからです。

今のままで仕方ないと思っていれば、いつまで経っても変われないのは当たり前です。

あなたは、今のままで本当にいいのですか?

今のままで、本当に大丈夫ですか?

3・11以降、私たちは時代変遷の歴史的転換点に立っていることを知らずして、これからの時代を生き抜くことは容易ではないということを忘れてはならないのです。



底力

いま私たちは、淘汰の時を迎えました。

淘汰の時は、やるべきことをきちんとやる。

何がやるべきことで、何をやってはいけないのかを明確にする。

守りを固めて、成長分野に投資する。

投資なきところに未来はないと知る。

といった、淘汰の時代に突入しているのです。

淘汰の時代には、攻守が目まぐるしく変わります。

きっちり守るときと果敢に攻めるときを、慧眼(けいがん)をもって見極めていく。

攻めるためには、守りが大切です。

アウトプットとインプットと言い換えてもよいと思います。

その比率は、1対2の割合です。

攻め即ちアウトプット1に対して、守り即ちインプット2の割合が大切です。

守りのときに、大切な発想があります。

それは、

「凡事徹底」

という発想です。

組織に於いても、個人に於いても、凡事を徹底してやっているところが底力を発揮するのです。

守りのときは、普段出来ないことを徹底してやる。

足りない知識を徹底して補充する。

整理出来ていないデータを徹底的に整理する。

体調を徹底的に整える。

といったことが、「凡事徹底」です。

次の新しい展望は、凡事を徹底してやる中に開けてきます。

いたずらに焦るのはやめて意図的に立ち止まることも、「凡事徹底」という戦略があれば、それは後日あなたの底力となって必ず返ってくることを忘れないでください。

どれだけ忙しくても、やるべきことをやって次の展望が開けてくるからです。



悪戦苦闘能力

頭はクールに。

心はホットに。

頭がホットで、心がクール。

これは発狂です。

クールな頭で緻密に計画して、ホットな心で大胆に動きましょう。

ボヤけた頭で大雑把に計画して、冷めた気持ちで神経質に動いても結果は出ません。

計画はとことん突き詰めましょう。

要は、計画したこと、決めたことが出来ているかどうかです。

結果をどうのこうの言っているのではありません。

決めたことが出来ているか。

言い訳を認めてしまえば、全ての現象が出来ない理由になります。

皆それぞれにいろいろな状況があります。

いろいろあるのが人生だからです。

いろいろとは一体何なのでしょう?

それは、雑事です。

何かをやろうとすれば、必ず雑事が起きます。

実力とは、その雑事に感情を入れないで、どうパッパッパとさばくことが出来るのかということです。

時代が緊張している時に雑事にさばかれていたら、それは愚かの一語に尽きます。

雑事に囚われないで、早くやるべきことに着手出来るゾーンに自分自身を進めましょう。

今の時代は、

「悪戦苦闘能力」が問われる時代です。

キーワードは、

「ギリギリ」の四文字です。

ギリギリのところで、どれだけ踏ん張れるか。

悪戦苦闘しながらも、ギリギリのところで勝負する。

その精神力に、可能性という境地が拓けてくることを信じてみましょう。

ギリギリで頑張るから、道は劇的に開けるのです。



全ての原点

岐路に立ったとき、何を思いどこを見ているか。

ここに、状況を突破する全ての原点があります。

岐路とは、試されるときを意味します。

人は試されて、そのときの自分の正体を知ります。

何かを目指せば、必ず某(なにがし)かの試されるときを迎えます。

試されて練られて、それで今の自分を知り、そこからやるべきことが見えてきます。

それを試練といいます。

試練に直面したときに、何を思い何を見ているかで、到達する地点が変わってきます。

同じことをやっていても、何を感じながらやっているかで、たどり着く場所が違ってくるのです。

それは何故か?

その答えは、意識にあります。

どのような意識が、時々の行動に流れているのか。

環境や貧富の差や、幸不幸までも峻別していくもの。

それこそが、紛れもなく意識の持つ力なのです。

意識は目に見えず、形を持ちません。

ですから、朽ちることもありません。

形あるものは、いつか朽ちていきます。

目に見えず形を持たない意識が、人生の一切合切を決定し、ときとして生き死にのラインまでも引いていく。

意識を上げましょう。

全ては、意識を上げるために起きていると解釈しましょう。

意識が下がれば、全てが下がります。

ですから、意識を下げたら負けです。

意識を下げなければ、まだまだ戦えます。

勝負のそのときに、何を思い何を見ているか。

ここに、勝負の分岐点があることを忘れてはなりません。




しないことはしない

なぜ悩むのか。

それは、暇だからです。

いつも簡単に落ち込む人の共通項は、ただ単純に暇なのだということです。

あまりにも普通のことに囚われているのです。

普通のことに力を入れ過ぎると、大事なことに集中出来なくなります。

大事なこととは何か。

それは、あなたの人生を根底から変革することです。

この大事なゾーンに軸足を置いていない人は、いつの間にかやる気がなくなってきます。

やる気がなくなると、やることが分からなくなってきます。

こうして、怠け者が出来上がるのです。

怠け者はいつも、自信がないと言います。

怠けて何もやっていないのですから、自信などあるはずがありません。

暇だから自信がないのです。

決めて動けば、やるべきことが沢山見えてきます。

やるべきことが沢山見えたら、自信があるとか、自信がないとかなど感じる暇がありません。

自信があるとか、ないとか言っていること自体、やる気がないのです。

何をしたらいいのか、自分がやるべきことが分からないと言ってること自体、やる気がないのです。

人生は本気で生きると決めた瞬間に、突然その様相を変えてきます。

そろそろ本気を出しましょう。

悩みの本質は、依存です。

受け身から能動の人へと自分を変革していきましょう。

この世には、リードされる人とリードする人の二種類しかいません。

あなたの人生を根底から変えていく大事なこと。

それは、あなたがリーダーになることです。

成功はリーダーになることから始まります。

リーダーへと成長するために、とても大切なことがあります。

それは、

リーダーがしないことはしない。

と決めることです。

リーダーがしていることを真似る前に、リーダーが絶対にしないことは、絶対にしないと決めましょう。

まず意識を変えるのです。

自己変革は、意識革命から始まることを忘れてはなりません。